そういちろうさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

そういちろう

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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.0

ラスト死体発見シーンがなければもっと良かった

不器用な堤真一が人の温かさを知り、最後には遂に一方通行でない愛を感じる事が出来、歓喜余るシーンには思わず泣きそうになった。

惑星ソラリス(1972年製作の映画)

3.8

足りない知恵を絞りだしながら観た

「私は人間よ」と語る彼女に対して冷たい言葉を浴びせるサルトリウス博士。
自分の理解の範疇を超えた存在に対しての恐怖と拒絶は、地球での人種差別を思い浮かばせる。

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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

3.3

ガリ勉 ガイ・ピアースが色々と経験して成長したかに見えたけど終わってみれば
「まるで成長していない…(良い意味でも悪い意味でも)」感丸出しな一作。
最後のガリ勉まわりがちょっと整いすぎてて。もっとハジ
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暗殺の森(1970年製作の映画)

5.0

思い返すと色々と思う事が多い映画でした。アイデンティティの構築、崩壊、そして再構築。

やさしい女(1969年製作の映画)

4.5

男と女は永遠に分かり合えないんじゃないかと思えてくる
やる事なす事全て理にかなっているように思えるけど何も彼女へは届いていないようにみえる

ドミニク・サンダ、写真で見ると分からない魅力が映像に溢れて
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麦秋(1951年製作の映画)

4.3

28歳の娘をお嫁に行かせる、小津作品では共通しているテーマ。
のりこの縁談を機に微妙に変化する日常の描写が温かく、悲しく心に響く。

映像もひたすら美しく白黒画面なのに紅葉に染まり始める山や、
稲穂の
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ガルシアの首(1974年製作の映画)

3.9

フェティッシュな作品で好き嫌い分かれると思いますが私は好きでした。

首とのドライブは必見です。

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

1.0

地球のみんなを助けるよ!
って話ではなく「クリプトン星人の話」という方がしっくりきますね

力技で話を持っていって終わりよければ全て良し!って感じでした
CG演出がダサかったなぁ。

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.7

がんじがらめになったら山へ行こう
山の前では何にも縛られることは無い

正しい愛情と正しくないと言われる愛情。
人は正しいから愛する訳じゃないですよね。忘れそうになるけど。

ヒース・レジャー男臭くて
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幕末太陽傳(1957年製作の映画)

3.9

遊郭で繰り広げられる喜劇。
いやあ、楽しませてもらいました。

主演のフランキー堺さん、本作で初めて知りましたがこの役は彼にしか務まりませんね…
コミカルでずる賢くて生命力溢れて。

最終的に主人公は
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チャイニーズ・ブッキーを殺した男(1976年製作の映画)

4.2

ときに気楽にならないと人生は辛いですね
ダメ男の中で最上級にカッコ良い男でした

しかしこんなにも哀愁に満ちたムードの中でおっぱいを観たのは初めてです…

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.0

サブプライムローン問題について
バブルが弾ける前に動いていた人たちに焦点を当てた作品。

大暴落=ビジネスチャンス=でも多くの人が不幸せになる

大暴落を事前に察知しても、走り出した歯車は止められず
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オーシャンと十一人の仲間(1960年製作の映画)

3.9

凝った作りで良かった。
映画好きが作った映画だなぁ〜って感じが満載で愛おしくなる。

肩の力抜いて楽しめますが、
作戦決行の前後は観ていて本当にハラハラしたりして盛り上げ上手な作品でもありました。

ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

3.2

話に推進力を出す為レティがリターン
(レティファンだが、これは無い方が良かった)

こうなったらどこかでみんな大好きハン兄さん復活を期待するしかないね…

5に引き続き車が壊れる壊れる!
挙句戦車ま
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ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年製作の映画)

3.3

パトカー壊しまくる様はブルース・ブラザーズを思い出しました 爽快で良いですね

オコナー度は少な目、ドミニク度強目。
ドムの兄貴肌…たまらん。

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.7

こんなに笑えて、胸が締め付けられる作品にはなかなか出会えません。

強がったり、ときに弱さを見せたり、周りの人に支えられたり…
大いなる人間賛歌であり、当時の背景を映している日本人賛歌でもあります。
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オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

4.3

ありそうで無い面白いSF設定、それを上手く活かしている脚本、面白かったです。

普通の作品ならオヤジに手を差し伸べるところで終わっているところを
もうワンクッション作って盛上がりを作っているのが良いで
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.8

最低すぎて最高!
バイオレンス=コメディ=感動

ミステリー展開は…すぐにオチが読めると思うので謎解きは重要ではないと思います

意味なさそうな会話から生まれる全体のバランス感と、くだらなくて笑えるギ
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

3.5

個性的で新しいホラーコメディでした。
悪魔のいけにえとどっちも面白い…(両作とも異なる面白さがあって良いですね)

部屋では通常消すはずの電気を点け、
通常大きくするはずのボリュームを下げ、
やる気満
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ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

3.4

ごり押しで破茶滅茶なファンタジー展開の連続ですがカッコよければ全て良し。
楽しかった…

2、3作目と溜めた分ドミニクとオコナーが再会するシーンでめちゃくちゃニヤニヤしてしまった。

ミシェル・ロドリ
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カポーティ(2005年製作の映画)

1.0

ブリキの太鼓のオスカルほどでは無かったけどカポーティは嫌いな主人公でした。

利用する為犯人に近づいて、思わず友情らしきものが生まれたけど、
作品を完成させる事が大事だし死刑になってほしくないけどなっ
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第三の男(1949年製作の映画)

3.7

中盤以降グイグイきます。作りはチープさを感じるしポップな音楽に終始包まれているけど扱っているテーマは重量級…
愛と正義について考えさせられる作品でした。

火曜サスペンス好きな主婦の方々も好みなストー
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野火(2014年製作の映画)

4.1

観た人に必ずどデカイ爪痕を残す一作になっています。

主人公が人間らしさを失っていく映画的表現には舌を巻きます。
めちゃくちゃ怖い。

やるかやられるか。
食べずに死ぬか食べて生きるのか。

白鯨との
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白鯨との闘い(2015年製作の映画)

3.4

VFXが良く出来ているのと魅力的な展開(少し誇張しすぎに感じたけど)が相まって手に汗握り目が離せない作品でした。

人間が生きていく上で必要以上の生き物の殺傷は自然界の怒りを買いますね。

本作で特徴
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.5

細いところですがドアに何か挟んで不在中の安全を確認するところ(慎重な性格ね)や
拷問中横でコーヒー飲みながら新聞読んでる女(怖さを引き立ててる)とか
気の利いた演出が多く、そこが好きでした。
解説のセ
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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

3.0

「これが男のDNA」
「この瞬間(が全て)」
など、作中名言多数…ダサカッコ良い。

主人公がドリフトの練習を経て成長する過程がしっかり描かれてるのが良いですね。

おやじのボディにハンの魂を乗せて、
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イースタン・プロミス(2007年製作の映画)

4.1

ヴィゴ・モーテンセンがクソ格好良い…
それだけで観る価値があると思います。

題材はイースタンプロミス(人身売買契約)
本筋はインファナルアフェア的な。
話はある程度先が読めましたが全く飽きずに楽しめ
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チャイナタウン(1974年製作の映画)

3.8

見終えた後チャイナタウンというタイトルがズシンと響きます。
この終わり方は、好きです。

案外火曜サスペンスにハマっている主婦の方などへオススメ出来る一作かと。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.4

アイアンマンの監督作品だったんですね。
料理人も映画監督も作りたいものをがむしゃらに作って、
それがお客に満足してもらえれば一番良いですよね。
心温まるハッピームービーでした。

クリッシュ(2013年製作の映画)

3.3

マサラ上映にて鑑賞

入場の際には「踊り方指南書」、クリッシュマント(手製)などが配られ
劇場はスクリーン前でカレーを食う人が居たり(公式)、抜かり無い素晴らしい環境

1人自宅で鑑賞するとあまりの
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ロッキー(1976年製作の映画)

3.7

不器用でダサ過ぎるシーンの連発には思わず手で顔を覆いたくなるけど
たまに見せる格好良さがたまらなく良い…

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.7

ロケット飛ばしていた可愛いギレンホールはどこへ…

不気味でクールな悪役ギレンホールが一途に仕事を頑張って女も仲間も手に入れる
サクセスストーリーですね。

単純にこんなテーマの映画を見た事がなかった
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.8

実話じゃないのね…(騙された)
これでスッキリ楽しかったと思える

悪役が魅力的で格好良い。
特にノーカントリーにも通じるサイコさんが格好良過ぎ。

ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)

3.1

トゥース(ドラゴン)の可愛さよ…
ストーリー、展開はベタ中のベタ
それでも最後にはホロリとなる。
良作でした。

永遠に美しく…(1992年製作の映画)

2.7

金曜ロードショーで観たのが懐かしい…
旦那役がブルース・ウィリスだったと今回観て初めて気付いた

終わりのある生の尊さを伝えるには少しパンチが弱い印象ですが、
軽い気持ちで観れるエンターテイメント作品
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