そまたまさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

そまたま

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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.7

個人的な今年No1
トレーラー観た時から、圧倒的名作の予感。
そして、自分が好きな評論家周りからも絶賛の嵐。
ものすごいハードル高い状態で観たけど楽々超えてきた。

とにかく凄いという一言に尽きるし、
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.7

原作読まないで観た方が楽しめたなー。
もちろん俳優陣の圧倒的熱量だけでも観る価値はあるんだけど、原作読み終わった直後過ぎて、どうしても比較しながら観てしまい、素直に鑑賞できなかったのが残念。

あと、
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アス(2019年製作の映画)

4.2

どちらが悪でどちらが善か、物語が進むにつれてどんどん境界が曖昧になっていく。そして、ラストシーンでそれが決定的なものに。
やはり、ジョーダンピエールは凄い

2019-53

ロケットマン(2019年製作の映画)

4.0

筋はボヘミと似ているが、こちらはTHEミュージカル。
そしてラストの展開がまさかエヴァになるとは笑

他人に何かを求めては、結局他人に依存する人生にしかなり得ない。
自分自身の中のある可能性を自ら信じ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.2

オチは分かっていたものの、あそこまで振り切るタランティーノはさすが。

どんなにつらい現実があろうとも映画という物語の中であればそれを変えることが出来る。
映画のパワーを感じられた。

町山智浩曰く、
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.5

うーん、期待値高かった分肩透かし…。
各登場人物の行動原理がよく理解できず、最後まで物語にのめり込めなかった。
金髪の彼の演技も、臭すぎて馴染めなかったなー。

ただ、設定だけで一点突破する勢いは凄い
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卒業(1967年製作の映画)

3.8

アメリカンニューシネマの先鋒。あまり退屈せず楽しめた。

2019-49

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

4.5

南北の対立、融和を友情を通して描く。ラストは涙が止まらない。この題材を扱って、ここまでのエンタメ作品に仕上げる、相変わらず韓国映画のレベルの高さには舌を巻く。

2019-48

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.3

フィクションであるがほぼドキュメンタリー。世界に対する見方が変わる。

2019-47

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.8

あんなにも完璧な形で終えたはずの3の結末を、4で更にアップデートする。
こんなに素晴らしいシリーズ物映画があったとは、ここまでほとんどトイストーリーシリーズを観て来なかったことが恥ずかしい…。

1の
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トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

4.5

ここまで素晴らしい完結はないだろうという素晴らしい終わり方。自分は4公開のタイミングで一気見した身だから、これで終わらないことは見終わった時点で分かっているわけだけど、ここまで完璧な終わり方に対して、>>続きを読む

トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

4.0

ウッディの仕事観を強固なモノに変える物語。より一層、子供と遊ぶこと、それが唯一絶対の価値なんだと信じるウッディ。たしかに単作として観ると、ややその価値観に強引さは否めないが、続編、特に4でその考えが反>>続きを読む

トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

4.2

スペースレンジャーというアイデンティティを失ったバズが、それでも生きる意味を見出す、仕事に対する物語なんだなー。

子供の頃観たのと全く違う印象を受けたのが新鮮。
全世代が楽しめるエンタメなのに、
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天気の子(2019年製作の映画)

3.9

相変わらず新海誠の日常風景、何気ない自然描写を極限までアート化する映像技術には舌を巻く。
これだけだ見る価値は十分。
前作にも増して新宿、代々木、池袋、自分が慣れ親しんだ街の描写が多く、映像観てるだけ
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

3.8

完全にイっちゃってる!!
とにかくぶっ壊しまくる!!
ストリートとか関係なし!
だが、それがイイ!!

2019-41

凪待ち(2019年製作の映画)

4.0

エンドロールがハイライト。
良い映画でした。

2019-40

新聞記者(2019年製作の映画)

4.0

映画は自由だ。
にも関わらず、日本の映画は、「3回泣けます」的なクソみたいなコンセプトの金稼ぎのためだけの映画が多過ぎる。

母国語で作家性の色濃い超良作を観れた時の幸福感といったら、これ以上の幸せは
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.5

マーベル単体ヒーロー作品としてはベスト級。エンドゲールの後にこれを持って来れれマーベル、やはり半端ない。
師としてのトニーを乗り越えるため葛藤するピーターの姿を描き、ヒーロー映画の王道はブラさず、フェ
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葛城事件(2016年製作の映画)

4.6

パンチの効いた邦画がやはり一番面白い。日本語で映画観れるって素晴らしいなー。
全編胸糞悪いシーン、だけども1秒たりとも目が離せなくなる不思議。圧倒的な緊張感を支える役者陣の見事な演技合戦。全員がベスト
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.3

松岡茉優がとにかく魅力的。
アイドル的な可愛さではなく、人間的な面白さ、キャラクターの幅の広さ、松岡茉優観てるだけでお腹いっぱい。

2019-35

ヘアスプレー(2007年製作の映画)

3.7

扱っているテーマが人種問題なため、特にこの物語が出てから10年経った今の時点から考えると色々違和感を感じるが、まぁそこは置いておいて、単純にミュージカル映画として凄い楽しめた。

2019-34

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.2

愛がなんだ!!!
好きに理由なんてない!!!
真似したくはないけれど、めちゃくちゃ憧れる(?)生き方。

2019-35

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.2

久しぶりの午前10時の映画祭。
うーん、お坊っちゃまのアルパチーノが段々とゴッドファーザーになっていく様、身震いするね。
暴力と静の対比が見事。
どのカットも1枚の絵にできる美しさ。
スクリーンで観れ
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仁義なき戦い 完結篇(1974年製作の映画)

3.8

物語としては蛇足感は否めないが、日本を代表する俳優たちの演技合戦だけでも一見の価値あり。
小林旭に至っては、まじめに演じているのに、もうクセが凄すぎて場内が爆笑に包まれていた笑
しかし、大友勝利はやっ
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仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)

4.2

金子信雄がもうネタになってる笑
笠原和夫脚本ではこれにて完結。
広能と武田が裁判所で、雪が舞う中、哀しそうに語り合うシーンはシリーズのラストとして非常に素晴らしい。

2019-31

仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)

4.2

鉄砲玉になった若者、過去作までであれば大金を手にしたり、そこから出世の道を掴んだりしていたのが、警察に捕まりその先も一切描かれないのが印象的だった。
極道の時代の終焉を感じさせる。

2019-30

欲望(1966年製作の映画)

3.7

よく分からんけど、カッコいい!
写真の引き伸ばしシーンのハラハラ感!

2019-29

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

4.3

超絶カッコいいオープニングで一気に心掴まれた。
中盤少しダレるけど、実際の強盗シーンからの緊迫感はお見事。
何者かにならならいといけない願望、うーん凄い共感できる。

2019-28

シン・レッド・ライン(1998年製作の映画)

3.8

悲惨な戦場の状況と、美しい自然の描写が対比的に描かれてるのが印象的だった

2019-27

ポエトリー アグネスの詩(うた)(2010年製作の映画)

3.8

うーん、相変わらずイチャンドン作品はテーマが重くて疲れる。。。

2019-26

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.8

ありがとうございました!!!!!
マーベルからの究極のギフト。

劇場内の雰囲気も最高だったし、素晴らしい映画体験。
爆笑、鼻をすする音、鳴り止まない拍手、やっぱり皆んなで観るっていうのが映画の醍醐味
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ランボー(1982年製作の映画)

3.7

1作目はそこまで乱暴ではないんだな…。
かなり重厚なテーマを扱っていた、というのがラストに明かされる。
中盤で警察側に視点が切り替わるのも面白い。
体制側とそれに翻弄された者の対比が見事

2019-
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シークレット・サンシャイン(2007年製作の映画)

4.5

こりゃまた凄い映画だ…。
イチャンドン作品にはキリスト教のモチーフが多く出てくるけど、この作品はそのど真ん中を行き、宗教が孕む根本的な矛盾を突いてくる。
そして、神に喧嘩を売りまくる!
結局救いがどこ
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.0

たしかにパンチの効いた映画だけど、なぜかそこまで絶望的な印象を受けなかった。むしろ、希望を感じる。
兄妹が唯一世界と繋がる方法が、たまたま売春であっただけ。

2019-21