しどけ梨太郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

4.0

原作未読。

ヒモでいることの難しさを教えてくれた。ヒモになりたいと思っていたけど少し考え直すことにした。

ツチダって結局自分のためにお金を稼いでいたんだよなあと。それを安原の見当違いなセリフで観客
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インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

最高。映像もストーリーも。終盤の怒涛の伏線回収はウワァウワァという感じでただただ呆然とした。

溜まっていたビデオメッセージを見るシーンは涙なしには観られなかった。なんでマシュー・マコノヒーはこの作品
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天才スピヴェット(2013年製作の映画)

4.0

かつてませた子供だった人には刺さる映画。周りのことがよく見えていて思考を深めることができることによって生じる悲しさ、寂しさ、辛さが上手く表現されている。

ユーモアに溢れていて笑えるし、映像表現も面白
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.0

童貞なので全然怖くなかった。

設定が良かったということに尽きる。あと、何かが起こりそうな雰囲気の持続させ方が上手かった。

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

5.0

原作未読。

童貞がはっぱでハイになったおかげで友達ができる話。

エマ・ワトソンの可愛さが反則。エズラ・ミラーも愛おしさがある。

幻覚体質であることを利用した映像表現とか情報の提示の仕方とかが良か
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アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

4.0

やっぱりエル・ファニングは最高。

この邦題は良くないですね。『3 Generations』がピッタリ。確かにレイのジェンダー問題は物語の一つのアクセントにはなっているけど、実際は親子三世代(そして三
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希望のかなた(2017年製作の映画)

4.0

難民の男、山田孝之に顔似てません?

『ル・アーヴルの靴みがき』に比べるとギャグが分かりやすかった。

色調や音楽が良かった。特に劇中歌は全て良かった。キャストのセリフが少ない代わりに歌で感情を伝えて
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.0

多分今後一生ウィルポールターが出演する映画は平穏な気持ちで観られない。彼、呂布カルマに顔似てません?

怖い映画だった。けどかなり音楽映画だった。誰もいない客席に向かって歌うシーンは泣いてしまった。他
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

5.0

この世に存在する全てのアクション映画を観る前にこの映画を観てしまったことを今後アクション映画を観るたびに後悔するだろう。
引きの画面でアクションを撮るとダサくなるというぼくの持論が目の前で崩れていった
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死と父と息子(2017年製作の映画)

4.0

原作未読。

子供向けかと思ったら子供が観たらトラウマになる感じの作品だった。けど子供に観てほしい作品。
命は有限だからこそ良い、という使い古されたネタを父と息子の家族愛に絡めて上手く描いている。バタ
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

5.0

まさか男が女を口説く映像を見て感動して泣く日が来るとは思わなかった。シヴドゥの口説きテク、凄い。口説かれたい。あのシーンだけで星5は確定した。

新海誠の背景並みにキラキラした自然にウットリしていたら
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.0

原作未読。

気まずい映画だった。画面の中の空気が澄み過ぎていた。

池松壮亮の演技が凄かった。演技が下手な演技が上手かった。

青色(夜)を強調することで、その補色であるオレンジ(日の光)が強調され
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夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

5.0

たしかに傘を開くだけで泣く日が来るとは思わなかったですね。

もはやドラッグ。動きがキモチイ、音がキモチイ、色彩がキモチイ。感覚を刺激する全てが快楽に繋がっていた。

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

とりあえず主人公の演技が凄い。ぼくも暗い過去を背負った翳のあるイケメンになりてえ。

パトリックが良い息子で可愛らしい。顔が好み。

過去を回想方式で小出しにすることで物語に波が出来ている。辛い記憶が
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

5.0

最高の恋愛映画だった。小四の気持ちが痛いほど分かってしまって後半がかなり辛かった。

小明ちゃん、ぼくはとても可愛いと思う。声も好み。良いファムファタルだった。ぼくも破滅させられたい。

画面の構図や
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

5.0

注意:この作品を観る前にハンバーガーを食べるのはやめましょう。可能であればひき肉料理全般も。

最高。確かに長くて途中ふと現実に戻ってしまうこともあったが、それでも個々のシーンの切れ味は最高だった。前
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ソウ2(2005年製作の映画)

4.0

2は面白くないと聞いてずっと敬遠していたけど、面白かった。あの映像がシュババババっとなる演出が好きなので楽しめた。ただその演出が多すぎたり、最後のネタバレパートでのフラッシュバックの必要性がなかった(>>続きを読む

ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

4.0

カルヴァドスが飲みたくなった。

慈愛が染み出している感じ。

青と黄の対比が良かった。全体的な色味の調和も。
桜があると風景が一気に日本みたいになって面白かった。

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.0

イブリンによる「メアリーのため、公共の利益のための愛」とフランクによる「自分のためというエゴ丸出しの愛」の対立の構図は良かった。フランクがメアリーのため、姉のためとゴチャゴチャ考えていたのを取っ払って>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

4.0

原作未読。旧版未鑑賞。

子供の時に抱く様々な恐怖をたいていの人は見て見ぬ振りして忘れることで大人になるけど、仲間とともに恐怖に立ち向かってそれを乗り越えることで大人にならず子供のままでいられる(純粋
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

4.0

映像は荘厳だし音楽は軽快で最高だった。けどCGがわざとかと思うくらいわざとらしかった。ので笑いが止まらなかった。全体的にコメディーの空気が漂っているのはこの監督の特徴なのか?

『アンダーグラウンド』
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アンダーグラウンド 完全版(1995年製作の映画)

5.0

無印版未鑑賞。

吉本新喜劇+アンジャッシュのコント。ずっと笑ってた。

5時間はあっという間だったけど、疲れることには疲れた。

全登場人物のキャラが立っていて凄かった。それぞれの登場人物に愛着が湧
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

4.0

これはコメディー映画。というかギャグ映画。おしゃれギャグ映画。

エル・ファニングが嘔吐するシーンが最高。エル・ファニングとイチャイチャするシーンも最高。とりあえずエル・ファニングが最高。

主張が激
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.0

エル・ファニングが可愛い。ぼくもエル・ファニングと添い寝したい。
ぼくも年上女性にクラブに連れていってもらって踊り明かしたい。

母親はそんなに子供のことを心配しなくてもいいってことですかね。

エン
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

5.0

エル・ファニングが可愛い!!!満点!!!

以上。

ジャーマン+雨(2006年製作の映画)

4.0

このワケが分からない感じ好きだよ。

最初はよし子(ゴリラ顔のやつ)のワガママ具合についていけないけど途中から愛着が湧いてくる。
友人のまきちゃんが可愛い。どんなによし子がワガママを言っても離れていか
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

5.0

怖すぎて泣いたの初めて。エンドロールに入った瞬間、安堵の涙を流した。なんだろう、生命の危機を感じた。

前情報無し(予告編も見ていない)状態で観たので後半の予想の斜め上を行く展開に驚いた。心理的なサイ
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ソレダケ that’s it(2015年製作の映画)

5.0

Bloodthirsty butchersの楽曲が持つ焦燥感と若者の「どこを目指すべきなのか分からないけど、とりあえず今ここにいるべきではないことは分かっている」という焦燥感が見事に調和していた。>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

IMAX次世代レーザーのほぼ正方形スクリーンで鑑賞。スクリーンのデカさに圧倒されてしまった。

映像よりも音の方にグッときた。船の底を貫通する弾丸の音に感動した。

ストーリーはあまり気にしなかった。
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

5.0

大沢たかおと坂口健太郎を足して二で割ったような人が頑張る映画。本当に最高だから大画面で観られる機会を逃さずに観にいってほしい。

ゾンビ映画の定番を踏まえつつ、その上を目指してくる姿勢にまず拍手。そし
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

4.0

舞台未見、小説版既読。

上映中ずっとキュンキュンしてた。松田龍平と長澤まさみの絡みがキャーってなる。それであのラストに持っていかれるとウォーってなる。最後の方のラブホテルでの長澤まさみの演技は本当に
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.0

ホット・ファズの二人がダメ男役で出てる!と思ったらこちらの方が先なのね。エドガー・ライトの作品をこれを含めて三作観たけど、ムカつくキャラが登場するのはお決まりなんですね。ムカつく〜。

何気ない動作を
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

5.0

ソニー・ピクチャーズ配給作品だが主役はiPod。
音楽と映像の見事なマッチというよりは音楽と映像の殴り合い。

ずっと自己主張せず音楽に閉じこもり周りに流されてきたベイビーが自己主張するアダルトになる
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

5.0

前作に引き続き面白い。最後に向けて二転三転するのが良い。上手くいくのは分かってるけどドキドキする。
タイムマシンってのを上手く使ってると思う。ただ過去や未来に行くだけでなく、タイムマシンだからこそ生じ
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