さくらもちさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

さくらもち

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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

前作がすっきり終わったので、続編は蛇足ではないかと思っていたけど、間違っていた。

前作のシーンも多様していて、舞台も同じだからか、前作と同じ構図乱用してて度々ニンマリしました。
前作よりはるかに見や
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レナードの朝(1990年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ロビン・ウィリアムズのあの優しい眼差しはいつ見ても私の心をぎゅっと締め付ける。そういう優しさと切なさと悲しみを秘めた眼差しと微笑みにじっくり浸れた映画。

精神病棟のお話というとどうしても『カッコーの
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.5

ドラッグ中毒の男が主人公なのに、冒頭は疾走感があって一気に引き込まれる。

ドラッグ漬けの廃退的日常のシーンには震えて直視出来ないと思いながら、レントンの語りと周りの人たちの危なっかしさにどうしても目
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.9

過去の傷を乗り越える映画ではない。過去の傷を抱えながらもそれでも生きていく。過去を受け止め、許す、映画だった。
映画を象徴する曇天。寒々しい空気がこっちにも伝わってきた。

主人公のリーの過去を知った
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.0

まさに17モンスター。
17歳だからこその行動と思考と周りの見えなさと自己チューなんだと頭では理解しているんだけど、だけど、だけど、
お兄ちゃんも親友も先生もアーウィンもみんないい人だったから、同情も
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ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた(2017年製作の映画)

3.7

主人公が彼女に駐車場に置き去りにされるシーンが心に焼き付いて離れない。

自分はただ不運なタイミング不慮の事故にあっただけ。
それなのにまわりは”奇跡の生還者”として祭り上げる。
そんな気がして体も心
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劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

SHIROBAKOのアニメシリーズ大好きです。
映画はアニメシリーズ全部見てから挑みました。

だからなのか、あのがらんどうになったムサニを観るのは辛かったし、変わり果てたサンジョのアニメにはショック
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チャーリーズ・エンジェル フルスロットル(2003年製作の映画)

3.0

事件解決のシーンは安定の楽しさがあって良かった!

けど、お父さんの登場とかディランの元カレの登場などエンジェルの過去話はいらなかった。チャーリーとつながる話にはならないし、完全に蛇足。
ヤセ男の再登
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チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

2.3

昔のラブコメアクションチャーリーズエンジェルが大好きだったから、現代版オシャレかっこいいチャーリーズエンジェルには正直げんなりした。

前作のエンジェルたちは当時の流行もありカンフーアクションが主だっ
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チャーリーズ・エンジェル(2000年製作の映画)

4.3

とにかくスカッと楽しい映画が観たいときはいつもこれを観る。
主演の三人がとにかくキュートだし、仲良しで微笑ましいし、そして強くて頭がいい。ハニートラップも満載だけど、三人ともそれぞれに純粋な恋愛してい
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

予告から厳しい母親との確執メインかと思いきや…間違ってました。


親とか恋人とか周りの人の環境の悪さももちろんあるけど、むしろ、アメリカのメディアの圧力とメディアによる人間の圧力が結果的に人を追い込
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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

3.5

今回も楽しかった!
ファミリーの絆を信じてるから、ドミニクが裏切っても何も心配してなかった。ので、手放しで楽しめた。
けど、今回の敵サイファーはまじで胸糞でした。イライラした。

今までの確執は何処へ
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.7

こんなキュートな反戦映画って存在するんだ!って衝撃を受けた。

キュートでポップで、ブラックコメディで、ファンタジーでもあるけどでもしっかりと反戦映画。そして、感動する。



戦争に行くことがカッコ
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.6

スパイ映画としては1級品なんだと思うけど、話の分かりにくさで評価を下げられてしまう作品。
理解が足りなくて、十分に作品を楽しめなかったけど、映画的に映像的にはすごくに楽しめた。

アクションはかっこい
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虹色デイズ(2018年製作の映画)

2.5

原作ファンだから観たけど、原作の設定知らないと訳分からないところたくさんあっただろうなと思う脚本になってた。
途中、「え?シーン見逃した?」って話があった(笑)

漫画の内容を全部やるには明らかに尺
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食べる女(2018年製作の映画)

3.2

こういうオムニバス映画って好きなんだけど、私のイメージする配役と合ってないなと感じる人が多すぎて、嫌な気分になってしまいました。

そして、「男の人」の描き方が極端な気がして、全体的なストーリーもどう
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ケン・ローチ監督の映画はひたすら社会に訴えかける。こんな現状、許させるのかと。

安く、早くを求めた先にあるのは、休みなく、ミスなく、働き、ボロボロになっていく人たち。経営者に怒鳴っても仕方ないことだ
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.8

今回の映画はノスタルジックとロマンチックが溢れてるなあと思った。

決してロマンスが先行しているわけでなく、ノスタルジーも同じぐらいの比率で入り込んでくる。

けれども、その中に切なさとか現状の辛さ
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ヒックとドラゴン 聖地への冒険(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしく夢のある終わり方で締め括りってくれました。お別れで終わりだと思ってたから、すごく嬉しいし、素敵だと思いました。

父が亡くなり、村の長として村の人を引っ張っていく立場となったヒックは以前より
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ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

3.8

前回の終わり方で、今回は夫婦になった2人が見れるの素直に嬉しい!

夫婦になると子供とか前妻の問題とか住む場所とか職場とかいろいろいろいろ共有することが増えて、それによって諍いもあると思う。

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ランウェイ☆ビート(2010年製作の映画)

-

原作がケータイ小説……。

ファッションってどうしてもその時代の色が出てしまうから、その時代はかわいいかっこいいでも今見るとダサいになってしまう。

だから、あーこんなファッション流行ったときあったな
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.5

森見登美彦の原作であるなと納得してしまう主人公のキャラクターが今回は小学4年生という年齢設定により、興味や好奇心がとても意欲的ですこぶる好感を持てるように描かれていて、素晴らしいな思った。

アオヤマ
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.0

ネイサンのキョーコへの扱いにどうしてもムカムカして、本筋のAIとか人工知能とかの話が上手く頭に入って来なかった。

ケイレブとエヴァの感情の動きや、シンプルな色彩描写はとてもよかったと思う。

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.8

前作があっての今作。
前作を見てないとついていけない続編でした。

今作も2人の会話だけで映画が成り立っているのだから、ほんとすごいです。
前作は2人の恋の始まり、恋人になりそうでなれない心の距離の長
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ザ・サークル(2017年製作の映画)

3.0

SNS発達し過ぎたら怖いよ映画でした。

ジョンボイエガが出てきた時から彼が関わってくることを期待したけど、中盤からスルーでした…。あの下りは一体なんだったの?

自分の日常を全配信って普通に怖いよね
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クリスマス・イン・コンウェイ(2013年製作の映画)

2.8

奥さん大好き旦那様からの最高のクリスマスプレゼント。
奥さんへの愛情があってのハートウォーミングな映画だとは思うけど、近所の人の嫌がらせとか、態度とか何となくアメリカドラマ感ある。

奥さまの全てを包
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クーパー家の晩餐会(2015年製作の映画)

3.8

こういう点と点が繋がって、大きなハートになる物語大好き。クリスマスムービーということだけあって、ファミリー愛あってとてもよかった。

出てる人がみんな豪華だから、それだけで十分見応えある。
アマンダち
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.0

大好き俳優ティム・ロスが出てるからか哀愁たっぷり切なさ満点な映画でよかったです。タランティーノはバイオレンス的なシーンが苦手だけど、これはどちらかと言うと会話劇が多くて見やすかった。

泥棒たちの砕け
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セルフレス/覚醒した記憶(2015年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

こういうSF映画ってよくあるよね。

結局、元の肉体の人格に戻つてしまうEND。大富豪の人がいい人過ぎた。逆に元の肉体の人はちゃっかりしすぎじゃない?って思ってしまった。その点であまり応援出来なかった
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転々(2007年製作の映画)

3.7

あったかい映画だなあ。

お話はあったかくて、だけどしんみりしてて、途中にちょっと『時効警察』味あるギャグがあって、とてもよかった。

キャスト陣も『時効警察』キャストで嬉しさもあり。

血の繋がりが
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ONE PIECE ワンピース THE MOVIE デッドエンドの冒険(2003年製作の映画)

3.9

ワンピースの映画の中で1番おすすめ!と言われたので鑑賞。

こういう海賊団なのに、子供助けて、結果的に家族まで救ってしまう展開、すごく好き。
悪と善がはっきりしてて、最後はほろりとしてしまうようなそん
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レモネード・マウス(2011年製作の映画)

3.7

何も考えず、ただ楽しいディズニームービー!

アラジンのジャスミンが出ていることの衝撃。しっかりディズニームービー出身なんだね。

楽しいムービーだったし、キャラクターがそれぞれすごくよかった。

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

相変わらず、メンタル面ではアナに支えられて、物理的にはめちゃくちゃ強いエルサ姉さん。
ひとりで生きてく女性を後押しする、シンボル的な。

対して、アナはいつの間にかクリストフと一緒になってました。驚き
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ガラスの城の約束(2017年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

「 傷ついても愛し方を探す全ての家族に送る」

映画館で予告を見た時に、思わず泣いてしまって、絶対映画館で見に行こうと思った作品。

結果は当然ながら、最高でした。

家族を笑顔にしてくれる父も、家族
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ディセンダント2(2017年製作の映画)

4.0

三部作の中でも特に2作目が良かった!!と改めて思ったので。

特に歌とダンス!!

ですが、ベンとの付き合いに葛藤するマルとかオラドンの生活を妬むウーマとの対決とかストーリー展開も楽しかったです。
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ディセンダント3(2019年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

物語を結末に向かわせる為のストーリーだったような気がしてならない。

2で登場しなかったオードリーを安易に悪役にもってくるところで萎えた。
今回のマルはさすがに勝手すぎ。

けど、ハデスはめちゃくちゃ
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