ねこさんの映画レビュー・感想・評価

ねこ

ねこ

映画(29)
ドラマ(2)
アニメ(0)

猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

3.8

ボーイミーツガールでもあって、ガールミーツボーイなはなし。

とりあえず小山田がいい。金子大地くんめっちゃいい。目とか表情とか、会話の間とか、ほんとに些細な動き、挙動、いちいちいろんなところに感情がみ
>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

4.0

本当凄かった。実際2時間半しかないけど4〜5時間観たような充実感。実際の事件のことはテレビで見て断片的に知ってる程度だったけど、未来(当時からみて今)のことってたしかにわからなくて、考え始めるとこわい>>続きを読む

空に住む(2020年製作の映画)

3.0

青山真治監督の映画はいくつかみたことがあって、ああこんなだったなぁと。ゆっくりじんわり物語が進んだり、ちょっと戻ってまた進んだりする感じはきらいじゃない。哲学的な台詞が続くのも個人的には好きだった!こ>>続きを読む

きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

5.0

ここ最近みた中で一番好きな映画でした、韓国映画のリメイクなだけあってそれっぽい設定・演出がたくさんで、最後までまったく飽きなかった。
三木監督が塁を年下設定に変えたとおっしゃっていて、わたしもそこがす
>>続きを読む

人数の町(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

こっそり楽しみにしていた映画。最近みた映画の中でも群を抜いてめちゃくちゃおもしろかった。いまにもあの音が聞こえてきそうでこわい・・・
こっち側とあっち側の境界線こそ曖昧だってことに気づいたとき、「自分
>>続きを読む

思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

3.5

原作少しだけ読んだことがあるのと、ストーリーは最後まで知っていたのでどんな風になるのか気になっていましたが、良い意味でキミスイコンビの印象だけが強くなくて良かった。
「4人が主人公」のテーマ通り、実写
>>続きを読む

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.8

彼女になりたかった彼と、彼になりたかった彼女の話。

花宵道中(2014年製作の映画)

3.0

安達祐実さんの吉原遊女がみられるだけで儲けもん、、客にみせる笑顔と半次郎にみせる笑顔の差。うつくしくて可愛らしい。霧里と朝霧、ふたりの花魁道中が素敵。原作の最初の一文がだいすきだけど、映画もよかったで>>続きを読む

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

不用意に他人に近付かない 傷つきたくない 自己防衛のために予感したきけんは回避する。

楓の場合は結果としてそれが大それたことになっただけで、意識的・無意識的 問わずみんなそういうことあるよな、と思っ
>>続きを読む

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.3

高校生くらいの年齢の子にとっての「死」は現実味のないものだってことがよくわかった。だからこそなんでもできるし平気でやりすぎるんだと思う。

「死」のにおいをまとってる子には近づきやすくて、「生」のにお
>>続きを読む

劇場(2020年製作の映画)

3.5

過程、沙希ちゃんがまったく別人になっていくようでやっぱり松岡茉優ちゃんすごい、、と思った。山﨑賢人くんも、数年前まで少女漫画のヒーローやってた人にはみえない。このビジュアルもこれで似合っててすごい永田>>続きを読む

昼顔(2017年製作の映画)

3.0

ドラマから一気に。ふたりで会う口実がホタル探しなのが昼顔っぽくてすきだった。うまい具合に伏線もありつつ、ラストのあの感じは不倫ものとしては満足だったな〜と。
きれいに終わっちゃダメだってわかってるけど
>>続きを読む

モテキ(2011年製作の映画)

3.0

長澤まさみちゃんがかわいい、こんな女になりたい

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

4.8

いつもと少しちがった、やっぱり大好き! 笑って泣いて泣いて、そしてコックリちゃんがいとおしくなりました。本当の高貴はそれぞれの中にある。

(2020年製作の映画)

3.8

先行上映で鑑賞しました
みんなの人生に後悔がなければいいな。特別偉く、幸せになんかならなくていいから、そばにいたいと思う人と一緒に生きていてほしい。
お芝居が上手な俳優さん、女優さんしかいらっしゃらな
>>続きを読む

THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

大好きな人がいなくなった絶望がキラキラで表されてる 残された人はいつまでもキラキラしたまま、生きるべきかしぬべきかわからずにただよってしまう。最後の銃撃戦がすごくすきだった。全部こわしてやり直す。

ホットギミック ガールミーツボーイ(2019年製作の映画)

3.0

ずっとみたかった映画。途中からいい意味で予想外。結ばれる相手がはじめからわかってるならまわりくどくならないのに、惚れたはれただの、永遠にあいしてるだの、めんどくさいのもまた恋なんだよな〜、と。
個人的
>>続きを読む

ふがいない僕は空を見た(2012年製作の映画)

3.5

生きるとか死ぬとか神様とかの前では、みんな不甲斐ないし、正しくも、まともでもないんだと思った
助産師のお母さんの台詞がどれも印象的。すごく好きでした
映画自体はずっと文学的で、本をみているような感じ。
>>続きを読む

CURE キュア(1997年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

催眠療法の権威としてこの映画に登場するメスマーは、治療の際「グラス・ハーモニカ」を使用していたという記録がある。この楽器は神秘の音色を持つと称される一方、聴く人を狂気に導き、死に至らしめる恐怖の楽器と>>続きを読む

ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

青春映画の金字塔、のキャッチコピーそのもの。こんなにキラキラして、中身の詰まった青春映画には初めて出会った。

恋心を隠した「しのぶれど」と、噂になった「こいすてふ」。同じ時、同じ歌合で詠まれ、甲乙つ
>>続きを読む

ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

上の句を観た勢いのまま下の句。
幼馴染3人の絆、チームの絆の話が主軸。新をひとりにしないため、また3人でかるたをしたい思いからクイーンしか見えなくなっていく千早のまっすぐさに、胸が痛くなる。
個人戦も
>>続きを読む

ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

5.0

盤化してから観ましたが、映画館で観なかったことをすごく後悔しました。耳に届く繊細な音や声を、映画館でもっと鮮明に聴きたかった。
シリーズの最初としては、競技かるたの知識がない人にもわかりやすい導入で難
>>続きを読む

チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.8

キラキラしてて、絵面が常に好きだった
チワワちゃんが可愛すぎる!のと、門脇麦ちゃんの表情のお芝居が素敵だった
成田凌くんは、こういう役が嫌味なくらい似合うなあ

怒り(2016年製作の映画)

4.5

まったく違う場所、違う事情の中で進んでいく物語なのに、身近な人を疑ってしまう過程や思いの強さがどれも正面から描かれていて、本当に最後まで体力を消耗した
役者さんたちは疑う側と疑われる側とに分かれるけど
>>続きを読む

楽園(2019年製作の映画)

4.0

ひとすじの光をきみにみた、のキャッチコピーが随所に生きているなあと思った
難しいけどみんなが小さい希望をもって、自分だけの「楽園」に向かうことができたらいい。わたしは、あのラストに希望を感じました

美人が婚活してみたら(2018年製作の映画)

3.0

女たらしのバツイチ歯医者さんが、全然既読つけてくれなかったり、かと思ったら急にふらっと連絡してきたりする映画
個人的にはタカコちゃんの歯を見るシーンがすきでした

Red(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作未読。ナラタージュが大好きなので、楽しみにしていました。

結末には、これでいいのかな、なモヤモヤが残る。でも、雪の中をひたすら走る車の描写が好きだった。ほとんど会話がない車内も、むしろそこにいる
>>続きを読む

サヨナラまでの30分(2020年製作の映画)

4.8

最高にキラキラして、だけどキラキラしてるだけじゃなく、手が込んでいて魅力的な映画でした。冒頭から引き込まれる。最後まで飽きない。あと、音楽の映画は、ステージ上から客席に見つけて視線を送るところが好き。>>続きを読む

記憶屋 あなたを忘れない(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作既読。
俳優さんたちのお芝居がよかった。
特に、記憶屋を演じた芳根京子ちゃんのラストの泣きのお芝居、エンドロールまで涙が止まらないくらいせつなくて、可愛らしくて、激しくて、とてもすてきでした。
>>続きを読む