r1aceさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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映画(1982)
ドラマ(9)
アニメ(0)

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.4

音楽と映像は文句無し。
案の定、脚本がグダグダという
いつも通りの細田映画である。

特に終盤の〇〇まで1人、わざわざ行く展開は
流石に頭を抱えざるを得ないし、
ご都合主義と偶然と奇跡を安売りしすぎで
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返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

3.2

ゲーム原作ならしょうが無いけど、
「ホラー要素、いらなくね?」としみじみ思った。
本すら自由に読めない戒厳令下の
閉塞した時代をちゃんと描けてるし、
その中を生きる若者や教師たちの想いも、
ほのかな恋
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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

3.5

なるほど、これは映画史上に残る
最悪にして最高なラストやな!
20年後くらいにふと思い出した時、
映画の内容をほとんど忘れてても
ラストだけはだいたい覚えてそう。
そのくらいのインパクトはある。

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ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

4.2

周冬雨のいつも通りの凄まじさを堪能。
相方を務めた馬思純、この人も良かった、
化け物級女優相手によー頑張っとる。

気がつけばお互いの価値観がズレてしまった事が発覚したバーでのやりとりが個人的見所。で
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少年の君(2019年製作の映画)

3.9

久々にケチをつける所の無い映画。
主演の二人、特に周冬雨の演技は脱帽としか
言いようが無い、圧巻の演技。
この子の涙腺はジブリレベルやな、
涙がぽろっぽろと湧きでおる。凄い。

いじめが主題の映画なん
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.0

期待度が高すぎたかな?
アクションも爆破も派手だしあちこちで
ロケしてて金はかかってるんだけど
序盤の脱出劇がピークだったような気がする、
以降は興奮も驚愕する事も無かったな。

中ボスさんは全く魅力
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.5

「キングオブモンスターズ」と比べると
ゴジラに対するリスペクト成分が減ったな、
というのが第一印象。まーあの監督は特別、
ゴジラ愛が深すぎるってのもあるけどさ。

アクションに関しては問題無し、
迫力
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君の心に刻んだ名前(2020年製作の映画)

3.7

好きな人に好きと言えない悲しさよ。
時代のせいとは言え「しょうがない」
で片付けたくない物語だった。
ただただ、切ない。

バトルシップ(2012年製作の映画)

3.8

ジジイがヒャッハーしながら主砲をぶっぱなす、もうそれだけで最高。
ツッコミ?そんな野暮なことはしませんよ、
映画は楽しんでナンボやで!
「戦艦が簡単に沈むかっ!!」
なんという正論オブ正論。

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.0

絶対に怒らせたらアカンやつを
知らずに怒らせてしまった的なアレや。
敵さんの秘書さんっぽい子が詳細を聞くなり
真っ先に逃げ出しててワラタ。

無双しない程度に強い主人公ってのも斬新。
アクション自体は
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1秒先の彼女(2020年製作の映画)

3.4

なんか不思議な雰囲気な物語。
ラブコメにちょいとファンタジー要素あり。
まーありえないしウキウキし過ぎやけど
この辺を楽しめるかどうかやね。
あまり言うとネタバレになるけど、
台北ど真ん中でよくあんな
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ミッドウェイ(2019年製作の映画)

3.3

思った以上に日米、双方に配慮した
公平な作りに驚き。中々のバランス感覚。
もちろんアメリカ寄りになるのはしゃーないとして、日本人がちゃんとした人間として描かれている、これだけで昔の偏りまくり
映画を知
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赤い闇 スターリンの冷たい大地で(2019年製作の映画)

3.8

「ホロドモール」のエグさを追求した記者が
嘘つき扱いされる恐ろしさよ(ググれ!)
レッドチームの言うことは信用ならんって事は前々から分かっていたが報道、
ワシントン・ポストすらスターリン礼賛記事をして
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宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

3.2

サクッと纏めると桃井かおり劇場でしたわ。
俺もこんな感じの、若者に後々影響を与える
偉大な老人にならなあかんなぁ。
飄々としてて、かつお茶目な婆さんでした。

劇中のように、清原果耶の女優人生に
にえ
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ウルフズ・コール(2019年製作の映画)

3.7

やっぱ潜水艦映画はええなーこの緊張感、
直撃するまでの待ち時間が長いってのは
やっぱり地獄やな。サブマリナーは
俺的やりたくない仕事トップ3に入るな。

中盤以降の怒涛の展開は好き。
「博士の異常な愛
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.8

思想も人種も世代をも、
軽く飛び越えやがるねー音楽ってヤツは。
ブルース・スプリングスティーン氏、
恥ずかしながら初めて聴いたけど
確かに歌詞も歌声もとても良い。
ちょいと後でYouTubeを漁ってみ
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

3.8

今回のテーマはテロと戦争って感じやね。
ややこし過ぎず、簡単過ぎず、
絶妙なバランスで成り立ってたと思う。
退屈に感じる時間や無駄に感じるシーンは
一切感じなかった。

MSのコックピット内のコンソー
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透明人間(2019年製作の映画)

2.9

透明人間の無敵っぷりと
全く見えない光学迷彩の凄さ、
狂人扱いされる悲惨さを堪能する映画。
映像的にはよーできとる、
○さんが殺されるシーンは突然でびびった。
あれは避けようが無いな。

旦那の性格の
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.6

中々の後方一気の追い込み映画、
立役者は終盤の芳根京子、圧巻やった。
危うくて壊れそうな繊細な心を
感情豊かに上手いこと表現してた。
しかしこの子、幼少から不憫な役やったなー
まともな環境では無いわな
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.8

長澤まさみ劇場。クソオブクソ女。
ある意味モンスター。キチガイ。
娘を人質に息子に寄生するクズ。
彼女に対して「死ねばいいのに」
という言葉が心の底から出てくる映画。

子どもの生活と未来を奪ってまで
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.5

今年暫定No.1。
テンポ良し内容良し演技良し、
ケチのつけようが無かったわ。

まだ働くってよく分からないってな感じの
悩める若い人にこそ見て欲しい映画やな、
仕事に対する考え方を根本から知れるかと
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AWAKE アウェイク(2021年製作の映画)

3.5

意外と評価低いな。
俺は結構楽しめましたわ、地獄絵図映画やな。

人類全てが突然、眠れなくなってしまい、
その結果生まれたカオスな世界が圧巻。
理性が失うと人はここまで愚かになるのか、
というのを感じ
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OVER DRIVE(2018年製作の映画)

3.2

森川葵を目当てに見た俺氏、
森川葵の必要性の無さにむせび泣く。

はい、個人的意見はさておき。
物語はベタやけどまぁよし、
終盤の展開はええな、メカニックチームに
スポット多めに当てた内容には好感。
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

3.5

とりあえず完走お疲れ様、的な評価で。
きっちり終わらせたのはよろし。
ダークで殺伐とした人斬り時代の剣心を
上手いこと描けてたと思うし、
映像的にも、美術・小道具的にも丁寧で
よく作り込まれていたし、
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シークレット・スーパースター(2017年製作の映画)

4.1

ベタな映画と思いきや、またしても
インド映画お得意の怒涛の後半追い込み。
大叔母様の昔話がターニングポイント、
クソ親父のクソっぷりに誰もがドン引き。
さすがインド、そういう事もやるのね。

音楽映画
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ヒンディー・ミディアム(2017年製作の映画)

3.8

ただのインド版お受験物語かな?
と思いきやさすがインド映画、
きっちりと締めるところは締めてくる、
正直、序盤はありきたりで退屈にも感じたが
中盤以降に見事に盛り返してくれた。

貧困を実際に体験して
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無垢なる証人(2019年製作の映画)

4.3

「自閉症?ああ、特別な才能あったりも
するけどちょいと面倒臭い人でしょ?」
的な俺の偏見を見事に打ち砕いてくれました。
そういう意味で人の価値観を変えるレベルの傑作。

ここまで分かり易く彼女らの住ん
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アナと世界の終わり(2017年製作の映画)

2.6

ゾンビ映画✕ミュージカルてどうなん?と
思ったけどまぁ、別に必要は無いわな。
身も蓋も無い言い方やけどテンポ悪なるだけ。

ゾンビ映画としてはまぁフツー、
抑えるべきとこは抑えてるしグロもまぁ頑張って
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さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

4.1

これ、現代では作れん映画やな(政治的に)
物語のクライマックスの文化大革命の
描き方が最大の見所。
凄まじいを通り越してもう心が痛い。
物理的にも精神的にも、また愛すべき
家族をも破壊するあのシーンは
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ライフ・イットセルフ 未来に続く物語(2018年製作の映画)

3.2

良作の匂いはプンプンするし、
実際に良作だとも思うんだけど、
何故かイマイチ入り込めなかった。

ただ、大切な事を再認識。
自分語りばかりするヤツはウザいし
面倒臭いけどさ、理解してくれる人には
ちゃ
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るろうに剣心 伝説の最期編(2014年製作の映画)

3.5

ラストバトル、志々雄vs4人のバトルだけで
もう大満足になる不思議な映画。
ラスボス藤原竜也の面目躍如、これだけ
圧倒的な雰囲気を作り出せるのは流石。

それ以外は「ギャクでやってるのか」と
言われる
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コロニア(2015年製作の映画)

3.2

舞台はちょいと前のチリ。
彼氏さんを助けるために入ったら二度と生きて出れない宗教団体に入信する彼女さんのお話、宗教は怖いなぁとしみじみ感じる物語。

エマ・ワトソン頑張っとったで!
彼氏が少しアホなの
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映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット(2021年製作の映画)

3.4

このありえない学園と世界を楽しめる人には
たまらん内容になっております。
相変わらずってレベルではなく、
今作は「もうギャンブルですら無えぞ!」
って感じやねんけどそれが許されるのが
この映画とそのフ
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.5

「お、まだまだ元気やなぁ!」
「だいぶ歳とったな…成長やな成長!」
「相変わらず棒読みwま、それがいい」
的な、なんか同窓会っぽい雰囲気で
初っ端から懐かしい気持ちになりましたわ、
第一作から10年も
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.6

タイムループ短編物としてのデキはいい。
何をやっても死んでしまう状況からの脱出劇に
黒人差別ネタをうまい事ミックスしてる。
単純に映画として面白いな、シンプルに
終わらせないのは意地が悪いとは思うけど
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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

3.2

スケールもでかいし映像的にも設定的にも
よく作り込まれてる、特にゾンビのデキが
抜群に良い!ええ感じにリアルにグロいねん!
特にオープニングは圧巻、期待度MAXに!

しかしながら、しかしながらだ。
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