SUNSHOWERさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

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X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.9

おもしろかった。登場人物の描写が表情豊かに描けていたし、キャラクターの個性も上手に描き分けれてた。前作2作と同じ脚本家なのに、監督が違うだけでこうも違うかと驚いた次第。前作2作で複雑に広げすぎたストー>>続きを読む

デッドプール2(2018年製作の映画)

3.7

ギャグも、アクションも、トリッキーさも、さらにパワーアップ。その分、人間ドラマが1歩下がっちゃった感があるので、私的には1作目のほうがおもしろかった。観終わったあと調べたら、引くくらい大量にパロディネ>>続きを読む

バンビ(1942年製作の映画)

3.6

【シネマトゥデイさんの企画「金曜レイトショー」で鑑賞。名作映画を毎週1本無料で公開するという素敵な企画です。いつもありがとうございます!】

ストーリーは凡作だけど、ディズニーアニメの良さはやっぱり「
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

3.8

おもしろかった。『ジョーカー』とスナイダー版『ウォッチメン』のちょうど中間ぐらいのリアリズム。後半あたり、『シェーン』をなぞって進行していくアイデアは見事だったし、ジョニーキャッシュで締めるあたりも過>>続きを読む

X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

3.6

徐々に誰が誰だかわからなくなってきた問題が勃発。しかも、過去を変えたストーリーと変えてないストーリーがふたつ存在するから、なおさらワケがわからなくなる。監督はシンガー先生なので、テンポもアクションもキ>>続きを読む

類猿人ターザン(1932年製作の映画)

3.6

【シネマトゥデイさんの企画「金曜レイトショー」で鑑賞。名作映画を毎週1本無料で公開するという素敵な企画です。いつもありがとうございます!】

こんな状況下でも恋って生まれるもんなんだなと、まずは感心。
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.8

笑えるか笑えないかで言えば、まったく笑えないけど、出来てるか出来てないかで言えば、すばらしいほどよく出来てた。時間軸の複雑な組み替えも楽しめたし、観客に話しかけるという禁じ手も上手くいってたと思う。力>>続きを読む

X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)

3.7

前作ではキャラひとりひとりの個性や感情が豊かに描かれてたのに、今作は前々作以前に戻ってキャラがぼやけた感じになってた。結局のところ、ブライアン・シンガーがこういう人なんだな。テンポもいいし、アクション>>続きを読む

X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

3.8

おもしろかった。シリーズの欠点だったキャラの薄さが改善されてて、どのキャラも感情豊かで魅力的になってた。特にジェームズ・マカヴォイとマイケル・ファスベンダーの役作りと演技による功績は大きいと思う。マグ>>続きを読む

ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年製作の映画)

3.8

思いの外、映画としてきれいに作られていてびっくりした。ストーリーも印象表現も伝わりやすいよう練られて作られていた感じがしたし、キャラクター設定も良いキャラ・悪いキャラが一目で印象に残るように巧く設定さ>>続きを読む

X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006年製作の映画)

3.7

X-MENがMCUほどに乗りきれない理由は、配役も含めたキャラクター設定の薄さなんだなと今回観て思った。どうも個々のキャラクターに愛着が湧かないし、ジーングレイだって絶大なパワーがあるキャラクターに見>>続きを読む

欲望という名の電車(1951年製作の映画)

4.0

【シネマトゥデイさんの企画「金曜レイトショー」で鑑賞。名作映画を毎週1本無料で公開するという素敵な企画です。いつもありがとうございます!】

エグいくらいリアルにキャラクターが形成されていて驚いた。男
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X-MEN2(2003年製作の映画)

3.7

2作目というよりは長い1作目の続きという感じ。まだまだ設定の謎を追っていて、本筋がどこにあるのか見えない雰囲気があった。でもやっぱりテンポは抜群に良く、見せ方も上手いので、観ていて退屈もしない。終わっ>>続きを読む

ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)

3.8

★シネマカフェ(@cinema_cafe)さんのオンライン試写会にて。

死ぬほど素敵なおじいさまと、現在のブラジルを体現したような訳ありげな女の子の物語。ジャケだけ見ると、ハートウォーミングなヒュー
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X-メン(2000年製作の映画)

3.7

はい、始まりました。ダークフェニックスを観たいがためのシリーズ制覇。今まで観たのはウルヴァリン侍くらいなので、観終わるのに時間かかりそう。

1作目なので、どういうストーリーか興味が注がれるため、退屈
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市民ケーン(1941年製作の映画)

3.9

【シネマトゥデイさんの企画「金曜レイトショー」で鑑賞。名作映画を毎週1本無料で公開するという素敵な企画です。いつもありがとうございます!】

素晴らしかった。もはやトランプの取説。物語だけじゃなく映画
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

3.9

素晴らしい物語だった。何度も何度も胸がつぶされそうになって、やるせない気持ちになった。誰も完璧な人間なんていやしないのに、正しい思想や価値観を持たない者は排除していくという考えがいかに間違ったことか、>>続きを読む

COLD WAR あの歌、2つの心(2018年製作の映画)

3.8

第二次世界大戦後、ソ連の影響下に置かれたポーランドを舞台として始まる物語。揺れ動くふたりの心と、時と場所によって形を変えていく音楽。そしてその心と音楽を飲み込んでは引き離す、冷戦という境遇。この3筋の>>続きを読む

地上より永遠に(1953年製作の映画)

3.8

【シネマトゥデイさんの企画「金曜レイトショー」で鑑賞。名作映画を毎週1本無料で公開するという素敵な企画です。いつもありがとうございます!】

素晴らしい物語だった。真珠湾攻撃時のハワイ米軍基地を舞台に
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.9

相変わらずよくできてると感心する。現代の若者たちの在り方・進むべき道を、これだけ理解している大人がいるのなら、きっと若者たちも心強いと思う。そして何より今回、一番のお気に入りはメイおばさん。独り身だか>>続きを読む

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.8

流行りの90年代リスペクト映画かと思ってスルーしようとしたけど、バリー・コーガン見たさに観たら結構おもしろかった。ジャンキー(90年代)とナード(現代)のちょうど中間あたりの世代を上手に描いてたし、実>>続きを読む

長いお別れ(2019年製作の映画)

3.6

認知症の父とその家族の触れ合いを描いたドラマ。暗くなりがちなテーマを明るくユーモラスに描き、でも介護という現実の厳しさもしっかり描くというのが原作の良さだったのに、映画では現実の厳しさを薄め、感動だけ>>続きを読む

第三の男(1949年製作の映画)

3.7

【シネマトゥデイさんの企画「金曜レイトショー」で鑑賞。名作映画を毎週1本無料で公開するという素敵な企画です。いつもありがとうございます!】

突然、背景を斜めに撮ったり、出演者のアップになったりと、そ
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13th 憲法修正第13条(2016年製作の映画)

3.9

2016年の作品だけど、そうは思えないほど先日のミネアポリスの事件とリンクしていて、あの事件は起こるべくして起こったんだと実感する。よく聞く「黒人問題は根深い」という意味が少し理解できたし、現在のアメ>>続きを読む

スケート・キッチン(2018年製作の映画)

3.7

90年代ぽいけど、今の時代の視点もちゃんと捉えられてる青春群像劇。素人のガールズスケーターを起用して撮ったというだけあって、演出はリアルだったし、憧れるくらいかっこ良かった。ただ、ストーリーを少し作り>>続きを読む

黄色いリボン(1949年製作の映画)

3.5

【シネマトゥデイさんの企画「金曜レイトショー」で鑑賞。名作映画を毎週1本無料で公開するという素敵な企画です。いつもありがとうございます!】

いろんなことが結果ありきで作られていて、内面描写の薄いちょ
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幸福なラザロ(2018年製作の映画)

4.0

ラザロ役の少年が決まったところで、作品の8割くらいは完成したんじゃないかと思うくらい、主人公の人間性が光ってた。映画であることを感じさせない素晴らしい演出も、異次元に引きずり込むような不思議なストーリ>>続きを読む

楽園(2019年製作の映画)

3.8

日本人特有の心理描写下手はあるものの、演出はひとつひとつが丁寧ですばらしかった。観賞後のすっきりしない感があるかもしれないけど、今作はサスペンスではなく人間ドラマだと思うので、特に問題はないと思う。そ>>続きを読む

或る夜の出来事(1934年製作の映画)

3.9

【シネマトゥデイさんの企画「金曜レイトショー」で鑑賞。名作映画を毎週1本無料で公開するという素敵な企画です。いつもありがとうございます!】

同じような話だけど、『ローマの休日』が理想を具現化したファ
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.8

スリラーサスペンスとしての良作。種明かしはそこまで驚く仕掛けじゃないけど、過程はなかなかのめり込んで観れた。それにしても、アニャ・テイラー=ジョイ嬢がとても素敵なLadyに育ったもんだと思う。まだあど>>続きを読む

魂のゆくえ(2017年製作の映画)

3.8

重くてシリアスな内容だったので、ロマンティックな方向に収束していったから驚いた。VHSビデオを観ているような画面比率やそっけない構図は、小さな町のの臨場感が出ていて成功だったと思う。眼鏡の女性や拝金主>>続きを読む

禁じられた遊び(1952年製作の映画)

3.7

【シネマトゥデイさんの企画「金曜レイトショー」で鑑賞。名作映画を毎週1本無料で公開するという素敵な企画です。いつもありがとうございます!】

重いシチュエーションや残酷な行為を、暗くなりすぎない程度に
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荒野にて(2017年製作の映画)

4.2

余計な無駄口とファンタジーを一切削ぎ落とした辛めのロードムービー。ロードムービーと言っても、テーマは希望や絶望にあるわけではなく、ちょうどその中間あたりに存在する安らぎや温かさ。本来ならば何年も何年も>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.8

昔の甘酸っぱいこといろいろ思い出して「バカヤロー!」と叫びたくなる映画。それだけ、リアルで生々しいのだけど、不思議と嫌な感じはしない。角田さんの心理描写の巧さと、今泉監督の人物描写の巧さ。ぴったり合っ>>続きを読む

地上最大のショウ(1952年製作の映画)

3.7

【シネマトゥデイさんの企画「金曜レイトショー」で鑑賞。名作映画を毎週1本無料で公開するという素敵な企画です。いつもありがとうございます!】

やっぱりこの時代のエンターテイメント作品は人物描写が薄くて
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.9

ステレオタイプな描写もあるけど、それはあくまで話をわかりやすくするためであって、単なる感動作品として消費されないよう、ちゃんとコントロールされているのが良かった。良い人間と嫌な人間は、今も昔も必ずいる>>続きを読む