SUNSHOWERさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

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トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

3.7

前作に比べてかなり今のディズニー(ピクサー)に近づいてきた。テンポやキャラクター性に加えてドラマにも魅力が出てきたから、観ていて引き込まれる。なんと言っても前作ではしゃぎ過ぎていたトム・ハンクスが大人>>続きを読む

トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

3.6

テンポやキャラクター設定がよく出来ていておもしろかった。ドラマは今のディズニーに比べれば、かなり物足りない。倫理面でもウッディや隣のジャイアンみたいな子が、今だったらNGな行動や言動をちらほらしていた>>続きを読む

アンドレア・ボチェッリ 奇跡のテノール(2018年製作の映画)

3.5

とてもわかりやすく作られていたし、純粋に感動できた。一人の大きく美しい人生の一部に触れられたことも良かったと思う (●'ᴗ'●)✧

ディスコ(2019年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭にて。めっちゃおもしろかった。『レディ・バード』とは違った方の、現状から逃げ出したい女の子の話。演技の演出と音楽の使い方が研ぎ澄まされていた。天然的におもしろくなっちゃった可能性もあるけ>>続きを読む

バグダッド・スキャンダル(2018年製作の映画)

3.8

こういう国や組織だから、ある程度汚れたことをしないと内部に入り込めないのはわかるけど、彼の言うとおり身内までだましちゃアウト。アメリカならまだしも国連は特にそう。地味な演出だけど、セリフやストーリーが>>続きを読む

永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.7

びっくりするほど低予算(風)の作品だったけど、セリフ回しや演技が絶妙だったので、チープさは感じられなかった。演出はアート的な側面が高いので、好き嫌いは分かれそう。ゴッホに対する描写が実直かつ美しいので>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

もしこの世界が、リベラル的な風潮と保守的な風潮を交互に繰り返すように出来ているのなら、間違いなく次にくるリベラルな時代は始まっているんだなと思える作品だった。『リアリティ・バイツ』や『S.F.W.』、>>続きを読む

マイ・フーリッシュ・ハート(2018年製作の映画)

3.5

チェット・ベイカーを知るためのムービーと言うよりは、チェットにインスパイアされたハードボイルド・トリップ・ムービーと言った方が適切かもしれない。音楽はチェットの晩年の音楽が主なので玄人好み。唯一はチェ>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.0

神の無慈悲なまでの気まぐれでこの世のすべてが決まる世界での出来事、と言ってしまえば、『ウィッチ』あたりが1番近い作品なんじゃないかと思う。決断を誤った故に罰がくだるという人の原始的な恐怖心を煽ってスト>>続きを読む

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

3.8

★★★シネマトゥデイさんの企画「金曜レイトショー」で鑑賞。毎週YouTubeにて名作映画1本無料で公開するという企画。毎週ありがとうございます!★★★


一見普通のミステリーなんだけど、人間の闇の深
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アラジン(2019年製作の映画)

3.8

思っていた以上におもしろかった。アニメに比べて、今風の自立したジャスミン像もうまく描けていたと思うし、人間に限りなく近いジーニー像も、観終わったらとても好感持てた。もちろんアニメ版の軽妙で人間離れした>>続きを読む

ロビンフッドの冒険(1938年製作の映画)

3.3

★★★シネマトゥデイさんの企画「金曜レイトショー」で鑑賞。毎週YouTubeにて名作映画1本無料で公開するという企画。毎週ありがとうございます!★★★

なぜこの作品が名作とされているのか、ちょっとわ
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リンクル・イン・タイム(2018年製作の映画)

3.4

アメリカでの興行収入が良くなかったせいか、日本公開がなかったという、ここ最近では珍しいディズニー作品。SFにしては浅いし、ファンタジーにしては小難しいし、微妙なところでチープさを感じさせてしまうのはも>>続きを読む

ひとよ(2019年製作の映画)

3.9

演出の素晴らしさ、セリフ回しの素晴らしさ、役者さんたちの演技の素晴らしさ。正直言うと、ストーリーはもう一捻りほしかった気がするけど、そのシーンごとの空気感を感じるだけでスクリーンに惹きつけられた。暴力>>続きを読む

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

3.3

なかなか不思議な映画だった。おそらく原作が昔の小説だったせいだと思うが、今だったら違和感丸出しの設定がいくつもあった。出演者が豪華なので、ひとシーンひとシーンが画になっていたが、ストーリーはテレビドラ>>続きを読む

オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.7

これをあの時代に1から想像して作ったわけで、これが今後作られるファンタジーミュージカルの基盤になっているわけで、そう考えると有無を言わさずすごい。14歳とは思えないドロシーの驚異的な歌唱力・演技力は脇>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.9

ディズニーのマーベルには永遠に描けない作品。そう思うには2つの理由がある。ひとつは言うまでもなく、暴力描写が過ぎるから。そしてもうひとつは、問題定義をしておきながら、はっきりとした答えを出さない作品だ>>続きを読む

くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

3.6

評判があまり良くなかったので、どうかと思ったけど、思ったより楽しめた。確かに後に残るような話じゃなかったけど、映像がキレイだったので、観てて退屈しなかった。唯一ツッコむすれば、キーラのしゃべり方はどう>>続きを読む

シェーン(1953年製作の映画)

3.9

★★★シネマトゥデイさんの企画「金曜レイトショー」で鑑賞。毎週YouTubeにて名作映画1本無料で公開するという企画。毎週ありがとうございます!★★★


まさか西部劇にこんなのめり込めるとは思っても
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

3.8

今回は「シュガー・ラッシュ」のプリンセス、ヴァネロペちゃんが自立した女の子へと成長していく物語。昔ばなしのプリンセス達や、現代の「デキる女」達の力を借りて、本当に大切なものは周りではなく、自分の中にあ>>続きを読む

シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.6

テンポやノリやユーモアが良くて最後まで飽きずに楽しめた。ただメッセージ色は薄いので後に残る感じじゃない。世代を超えたゲームキャラ達があちこちでカメオ出演していて、親世代のこころを掴むのも相変わらず上手>>続きを読む

郵便配達は二度ベルを鳴らす(1942年製作の映画)

3.6

★★★シネマトゥデイさんの企画「金曜レイトショー」で鑑賞。毎週YouTubeにて名作映画1本無料で公開するという企画。シネマトゥデイさん、ありがとうございます!★★★


おもしろかった。思っていた以
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

3.8

前作の公開よりざっと14年経っているのに、ストーリーは前作の終わりからすぐその後。CGはめっちゃ綺麗になってても、前回よりまったく違和感を感じさせないのはすごい。いろんな映画からインスパイアされた音楽>>続きを読む

そして誰もいなくなった(1945年製作の映画)

3.8

★★★シネマトゥデイさんの企画「金曜レイトショー」で鑑賞。毎週YouTubeにて名作映画1本無料で公開するという企画。シネマトゥデイさん、素敵な企画をありがとうございます!★★★


めっちゃおもしろ
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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.7

今まで触れてこなかったタイプの映画だったけど、のめり込めたし、感動もできたし、映画として普通におもしろかったと思う。やっぱり日本は、オリジナルで言うなら実写よりアニメになっちゃうのかな。

大人と子供
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Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

3.7

おもしろかった。最近のディズニー作品と比べると全体の深みは劣るけど、「ソコヴィア協定」のようにヒーローを規制する社会とか、夫婦のパワーバランスとか、ヴィランが形成されるまでの過程とか、大人が観ても楽し>>続きを読む

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.7

プーの存在がクリストファーだけにしか見えない体にしないところがよかったし、子供のこころを取り戻すにしても綺麗ごとにしすぎず、大人として一歩前に踏み出す体に持っていくあたり、さすが乗りに乗ってるディズニ>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.7

おもしろかった。こういう展開になるんじゃないかと匂わせたら、すぐにネタばらしをして新たな展開へと持っていくテンポの良さがよかった。大方の出演者が人骨なのに、違和感なく可愛く思えてしまうのもすばらしい。>>続きを読む

雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.8

★先週から始まったシネマトゥデイさんの新企画「金曜レイトショー」で鑑賞。毎週YouTubeにて名作映画1本無料で公開するという企画。シネマトゥデイさん、本当に素敵な企画をありがとうございます!!★>>続きを読む

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

3.7

★作品の感想(辛め)

個々の作品のドラマを背負った上での総括ドラマ。なので、今回はひとつのテーマに沿ったドラマが無いのが残念。加えて、やっぱり地球に住む人々も同時に描いてほしかった。地球(宇宙)を守
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ライオン・キング(1994年製作の映画)

3.6

なぜだかCG版より、こちらのほうが映画を観てる感が強かった。CG版はドキュメンタリーのようだったなと改めて思う。やっぱりこっちがオリジナルだ。ストーリーもほぼほぼ一緒なのも驚いた。始まりと終わりにタイ>>続きを読む

ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.7

映画を観たというよりも、ディズニーランドのシアター型アトラクションに乗った感じ。私自身、動物を見てるだけで癒えるタチなので、まんべんなく楽しめた。そういう意味では、ちょっとしたまばたきだったり、走って>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.0

私の価値観なんて指先でプチッとつぶせてしまえるくらいに巨大な作品だった。好みを言ったら、演技だって、映像だって、音楽だって、まだまだ良くできそうな気がするけど、そんなことしなくたって完成されているのだ>>続きを読む

鈴木家の嘘(2018年製作の映画)

3.8

おもしろかった。意義のある作品だった。最近じゃめずらしく昭和の香りがする演出だったけど、物語はびっくりするほど真を突いていて、逆に新鮮だった。おそらく監督さんもそういう類いのことについて、かなり勉強し>>続きを読む

累 かさね(2018年製作の映画)

3.7

いつの時代だって、こういう映画はぜったい必要。やりすぎだって、盛りすぎだって、ちゃんとコントロールできているなら、それはもう爽快。そういう意味でも、作品のチープさを払拭した浅野さんの演技はやっぱり絶大>>続きを読む

犬猿(2017年製作の映画)

3.6

先に「アイリーン」を観てしまったせいか、また変なことを起こすんじゃないかと常にハラハラしながら観てしまった。「アイリーン」より抑えられてるものの、もうワントーン際どさを抑えてほしい。姉と兄のバランスの>>続きを読む