tjrさんのドラマレビュー・感想・評価 - 2ページ目

カーニバル・ロウ シーズン1(2019年製作のドラマ)

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イケオジ全開のオーランド・ブルームと、妖精と言われても全く依存の無いカーラ・デルヴィーニュから成る新しいファンタジー。

入り口はマーダーミステリーだが、移民問題や過激な差別問題を盛り込んだ意欲作。
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サンクチュアリ -聖域-(2023年製作のドラマ)

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撮影の1年前から体を作りを行ったキャストたちの、筋肉と筋肉がぶつかる迫力がとんでもない。
角界の光も影も描いており、もちろん手放しで賞賛することはできない。しかしスローモーションが際立たせる相撲の様式
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マンダロリアン シーズン3(2023年製作のドラマ)

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シーズン1はマンダロリアンという教義のバックグラウンド描写と、数少ない登場人物たちによるコンパクトなエピソードが素晴らしかった。

シーズン2は世界観が拡張し、STARWARS世界との繋がりが強くなり
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殺意の道程(2020年製作のドラマ)

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バカリズム脚本あるある、自意識問題を軸に、親の復讐計画をベースとした長編コント。
なぜか殺しに詳しいキャバ嬢を2人が受け入れる、という世界線も、バカリズムと井浦新の息の合った空気感で面白く受け入れれる
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THE LAST OF US(2023年製作のドラマ)

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HBO製作で「ゲーム・オブ・スローンズ」のペドロ・パスカルとベラ・ラムジーのW主演。
どちらも素晴らしい演技だったけれど、ペドロ・パスカルのキャスティングは完全に「マンダロリアン」と重ねてのものだろう
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シェフは名探偵(2021年製作のドラマ)

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フレンチの料理や食材にまつわる蘊蓄や調理法などをヒントに、(フィクションだからこそできる)おせっかい全開でお客の人生をいい方向に転がすシェフ。
いわゆる「日常の謎」系ミステリー。

登場人物は皆いい人
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ブラッシュアップライフ(2023年製作のドラマ)

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超豪華キャストによるバカリズム脚本のコントを観ているかのような贅沢なドラマだった。
同じ人生やり直しモノ「アバウト・タイム」に共通する、今を幸せに生きることの大切さが沁みた。

会話劇は衝撃的なくらい
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ザ・グローリー ~輝かしき復讐~ パート 2(2023年製作のドラマ)

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被復讐者がみんな限りなくクズばかり。
リベンジムービーが大得意な韓国だからこそ、16話かけて綿密に練られた復讐が形を成していく様が美しく爽快感に溢れていた。

その反面、復讐の鬼と化した主人公が触れる
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エルピス—希望、あるいは災い—(2022年製作のドラマ)

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長澤まさみと眞栄田郷敦コンビ、どっちかが熱くなるとどっちかが冷めてしまう。
だから最後はどっちも熱くなって勢いで終わらせるのかなあと不安になったけれど、ちゃんと納得できる終わり方で良かった。

長澤ま
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スイッチ(2020年製作のドラマ)

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坂本裕二脚本特有の掛け合いと刑事ドラマがミスマッチな印象…
画に低予算臭がこびりついているのもマイナス。

単発ドラマだから仕方ないと言えば仕方ないけれど、「カルテット」や「大豆田とわ子と3人の元夫」
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舞妓さんちのまかないさん(2022年製作のドラマ)

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総合演出の是枝裕和監督がずっと描いてきた擬似家族、再び。
男子禁制の館暮らしは「海街diary」での女性4人暮らしのファンタジー感を彷彿とさせる居心地の良さ。
橋本愛と松岡茉優、そして1話のトマトの湯
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ザ・ステアケース -偽りだらけの真実-(2022年製作のドラマ)

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実話を元にしてあるにも関わらず、ある事件を発端に巨悪が露わに…というサスペンスに振りつつ、人間の本質を描く脚本が素晴らしかった。

「嘘はついていない、全てを語っていないだけ」という言葉の通り、人はど
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ザ・グローリー ~輝かしき復讐~(2022年製作のドラマ)

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1話のいじめの非人道的さが過去一で見るのが辛かった。
このあと復讐に向かうことを知っていなければ途中で止めていたと思う。

ただ、さすが数々の傑作復讐映画を作ってきた韓国なだけある。
加害者は須く人間
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今際の国のアリス シーズン2(2022年製作のドラマ)

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相変わらず、ツッコミながらみたらあっという間に終わってた

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ジ・オファー/ゴッドファーザーに賭けた男(2022年製作のドラマ)

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「ゴッドファーザー」製作の舞台裏をドラマ化した傑作。
アニメ業界についての傑作アニメ「SHIROBAKO」や、監督が主人公の映画制作者たちの傑作アニメ映画「映画大好きポンポさん」に連なる傑作お仕事作品
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今際の国のアリス(2020年製作のドラマ)

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安定の佐藤信介演出は共感性羞恥が凄いけれど、面白かったイカゲームも韓国人からしたら同じなのかなーとか考えてたら終わった。

キャラクターの過去回想がたくさん差し込まれるので臨場感や没入感はあんまり、な
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カルテット(2017年製作のドラマ)

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30代の男女4人の共同生活というラブストーリーに、それぞれのバックグラウンドがサスペンス的に差し込まれる前半。
坂本裕二お得意の会話劇が名優4人で繰り広げられる非常に贅沢な時間だった。

その後は急展
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またの名をグレイス シーズン1(2017年製作のドラマ)

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このレビューはネタバレを含みます

「ハンドメイズ・テイル」のマーガレット・アトウッド原作なのでフェミニズム的視点に寄った作品だと思っていたけれど、本筋はあくまでゴシックミステリなのが美しい映像とマッチしていた。

そして本作のサラ・ガ
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大豆田とわ子と三人の元夫(2021年製作のドラマ)

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主人公が社長ということもあり、煌びやかな部屋と素敵なお洋服、おしゃれな会社とウィットに溢れた会話がファンタジーに振り切ってて気持ちよかった。

坂本裕二脚本らしく名言連発で、漠然と感じていたことを言語
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ウエストワールド<ファースト・シーズン>(2016年製作のドラマ)

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西部開拓時代を模した園内で、人間そっくりのアンドロイド[ホスト]に対し、殺人やレイプを行うことができるテーマパーク。
そこでAIによって動くホストたちが自我に芽生えて行くSFシリーズ。

クリストファ
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キャシアン・アンドー(2022年製作のドラマ)

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「ボーン・アイデンティティ」シリーズのトニー・ギルロイによるスパイ活劇。
スターウォーズの傑作スピンオフ「ローグ・ワン」の5年前、キャシアン・アンドーが反乱軍将校となるまでを描くドラマシリーズ。

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ハウス・オブ・ザ・ドラゴン シーズン1(2022年製作のドラマ)

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傑作ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の前日譚。

タイトル通り、ターガリエン家の覇権争いが描かれる。
主要人物たちが若いこともあり王宮での権謀術数がメインだが、とにかく目線と表情のみで物語を進める演
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ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪 シーズン1(2022年製作のドラマ)

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配信前から予算10億ドル、5シーズンが決定している超巨大作の第一シーズン。
映画版をまとめ上げたピーター・ジャクソンはノータッチながら、「ジュラシック・ワールド 炎の王国」で人間以外の生物に歩み寄り、
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キリング・イヴ/Killing Eve シーズン1(2018年製作のドラマ)

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ジョディ・カマーのサイコパスキラーっぷりとサンドラ・オーの真面目コメディエンヌっぷりが最高。

ジョディ・カマーのファッションは男でも毎回楽しみになるくらい決まってる。

同性愛やバイセクシュアルを、
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ピースメイカー(2022年製作のドラマ)

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ジェームズ・ガンの監督・脚本による、ゴア描写と下ネタ満載のぶっ飛んだ作品。

差別発言のオンパレードだけど、それを口にするキャラは、ネオナチの父、その父に育てられた主人公、サイコパス野郎の3人に絞られ
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メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実(2021年製作のドラマ)

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各所で絶賛の嵐、上がりに上がったハードルを真正面からぶち破ってくる傑作。
ミステリとして、刑事ドラマとしての完成度はもちろん、ドラマ面での完成度が完璧。

住民全員が顔見知りの田舎町で、刑事として優秀
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ガリレオ 禁断の魔術(2022年製作のドラマ)

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コメディリリーフの渡辺いっけいと澤部、強気でアグレッシブな新木優子のおかげで話のテンポがとても良い。

劇場版と違い、序盤でテーマ曲かけてくれるから気持ちが高まる。
ただ、VFXの残念さはなんとかなら
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ゲーム・オブ・スローンズ 最終章(2019年製作のドラマ)

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生vs死、生vs生という2つの大戦を描き切り、かつ物語に一旦のピリオドを打つ。
臨場感溢れる戦闘シーンと、今我々は伝説を目撃しているんだという高揚感は何度観てもたまらない。

前日譚「ハウス・オブ・ド
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ゲーム・オブ・スローンズ 第七章: 氷と炎の歌(2017年製作のドラマ)

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改めて見直して、すごく風格のある演出だとひしひしと思った。

たっぷりととった間、視線や表情で語る凄み、口を開けば練りに練った厳かな台詞、そして大規模セットとロケーション・VFXの到達点とも言うべき完
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ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン4(2020年製作のドラマ)

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今までのシーズンもめちゃくちゃ面白かったけど、前評判通りシーズン4は死ぬほど面白い。

シリーズ通してキャラクター全員に好感が持てるから、ちょっとした表情や視線だけで一喜一憂できてしまう。
キャラクタ
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ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン3(2018年製作のドラマ)

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中だるみすると聞いていたがとんでもない。
お馴染みのメンバーに幾人かの新顔を迎え、集合・離散を繰り返しミッションを進めるテンポの良さが清々しい。

80年代に同性愛をカミングアウトすることの勇気と、カ
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ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン2(2017年製作のドラマ)

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世界観の説明の必要のないシーズン2。
人間関係が複雑化するも、みんな芯のあるキャラばかりで愛着が湧く。
あっという間に見終えた9話。

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ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン1(2016年製作のドラマ)

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毎話フックが多すぎて夢中になって観た。

80s映画のオマージュ多数とのことだがその辺りには疎く楽しめず。
ただそれでも、それこそ80sにありふれた設定なのにここまで面白いのは子役たちの無邪気さをはじ
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イカゲーム(2021年製作のドラマ)

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既視感満載の設定と展開なのに、ずっとハラハラさせられるのは変な捻りを出してないからなのかな。
ポップなビジュアルとシンプルなゲームだからこそ、人間臭い登場人物が際立っているように思う。

そこまで考え
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オビ=ワン・ケノービ(2021年製作のドラマ)

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期待値が高すぎたせいもあるかもしれないけど、正直かなり拍子抜け…
監督のデボラ・チョウ、マンダロリアンは良かったのに、これではジョン・ファヴローとデイヴ・フェローニに乗っかっただけって印象になってしま
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ムーンナイト(2022年製作のドラマ)

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マーベル初のエジプシャン・ヒーローによるサイコミステリー。
これまでのマーベル作品を何も観ていなくても大丈夫だけれど、せっかくのドラマシリーズなのに編集が早急すぎて理解の追いつかないところがあったのは
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