Takkさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

Takk

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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.9

スタイリッシュな音楽と映像を除いて、面白さが何も伝わらなかった

レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

4.1

権力と暴力なしでは生きていけない大人が生み出す残酷な未来

イル・ポスティーノ(1994年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

期待していたとおり、ニューシネマパラダイス的な師弟関係を素直に描くストーリーがとてもよかった

冴えない男が詩人との出会いによって言葉の力を手にするという話なわけだけど、それが愛に作用することもあれば
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サーミの血(2016年製作の映画)

4.0

スウェーデン人があからさまにモデル体型のやつしかおらんのがおもしろかった
それでも、なんとか必死に現状を変えようと奮闘する姿には他人事には思えないものを感じてドキッとしました
日本は人種の代わりに経済
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

わかりやすいテーマを、こんなに面白い表現で仕上げるのかという感激

終盤のソン・ガンホの光の消えた目は、たけしが「その男」とか「ソナチネ」でやってみせた表情と全く同じように見えた
死の匂い

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

4.0

金がかかってそうなド派手で刺激的な映像が特徴
内容は主人公にあまり感情移入できず

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.1

ストーリーの転換点がちょっと強引な気もするが、全体を通してきれいな構成でさすが古典だと感心しました

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.2

実録ものの先駆け
欲のために裏切り裏切られる様はこちらも常に緊張していなければならなくなるほど
この男凶暴につきを深作欣二がやっていたらどうなっていたのか気になる

男はつらいよ(1969年製作の映画)

4.0

現代の空気と照らし合わせると、寅さんを「なにも同情できない、ただのクズやん」というふうにしか受け取れないのが難点
小学生低学年でいじめられていた、こういう感じでコロコロ感情の変わる子を思い出すのもまた
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.2

残酷なマフィアの世界が淡々と描かれる様はゴッドファーザー以降画期的だったらしいね
そういう無機質な映像にロックやポップスをかけ合わせる手法もよかった

紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)

4.1

対象的な二人の女の子の友情に乾杯
それぞれのスタンスに、一理あると思わせるようなバランスの取れた演出、脚本は勉強になります

ナイアガラ(1953年製作の映画)

4.0

マリリンモンローが殺される鐘の場所のカットがよかった

老人Z(1991年製作の映画)

4.1

コメディなんだけど、90年代ですでに高齢化問題を扱ったところに先見性がある。
サンバやフュージョンなどのワールドミュージック中心のサントラ、誇張されたギャグ顔、おちゃらけた男キャラなど、90年代ならで
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コンタクト(1997年製作の映画)

4.2

5%なので科学と信仰の対立についてはあまり共感できなかった、がエンターテイメントとしては飽きさせない展開の連続が出すがだなと思った。
ゼメキスって知った瞬間安心して見れました

インターステラー(2014年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

約3時間の長さでも全く退屈させないジェットコースターのようにスリリングな脚本
ブラックホールに吸い込まれて以降、怒涛の伏線回収が気持ちいい
そして、人智を超えた宇宙系を攻略する鍵が、人間の愛だったのが
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Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

何も考えなくても良かった学生時代から、目標や夢を持って社会に出ていくわけですが、そう簡単に人生うまく行くはずもなく皆どこかで挫折するわけです
それでも「まだ始まっちゃいねえよ」という主人公たちに、不思
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

4.2

「俺たちに明日はないの流れ」で見たアメリカンニューシネマの名作

ずいぶんヒッピー寄りな描かれ方がなされてるとは思うけど、アメリカの自由を問うには主人公たちはいい素材だったんだなと思う

ブツブツ切れ
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.4

ラストにかけての不条理の連続、画面構成、初監督作品でこれはどう考えても天才

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.1

田舎、犯罪、いじめ、家庭崩壊。
無責任な大人の代わりに、思春期の子供たちを支えていたのがリリイシュシュの音楽だったという話

地方で思春期を過ごすと、こういう状況がわからんでもないが、
すごいのは、こ
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(1974年製作の映画)

4.1

所感を分析していちいち言葉に残すことが無価値だと思えてしまうような映画

概念として理解したかしなかったかは重要じゃなく、感覚で映像を浴びることが大切なのかな
それともそれは逃げ道ですか

でも記憶に
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誰も知らない(2004年製作の映画)

4.3

四回目
万引き家族見たけどやはりこっちのほうがいい

思想を代弁するようなセリフの少なさと都市の現実的な描写のおかげでドキュメンタリー調の緊張感のある映像になってる
フィルムのざらついた質感もすき
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