Takkさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

Takk

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生きる(1952年製作の映画)

4.1

観たあとに『複眼の思考』を読んで2度楽しめた

「明日死ぬとしたら」系の作品・言説をすぐ思い出してしまった自分の貧しい想像力を恨むが、「死んだあとに回想するなら美談ぽくならないから良いだろう」という橋
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終着駅(1953年製作の映画)

4.0

デ・シーカのハリウッド進出作らしいがしかし相変わらず全体を通じてシリアスなテンション
ウンベルトDと同じような、電車に轢かれそうになるシーンは緊張しますわ
甥とか子連れの夫婦など、主人公を現実に引き戻
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ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)

4.0

原題は「エルネストの眼を通して」で、手紙よりも眼がタイトルになってる

カエターノヴェローゾの歌が単純に良かった

三人の名付親(1948年製作の映画)

4.0

クリスマス物だった
東方の三博士を幼稚園のときに演じた記憶があるけど、多分ペドロポジションなので死亡

キリスト教に馴染みがないけど、法律をも超越する聖書の力はすごいなあと思う
ならず者も赦される、ア
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.1

コンセプトもさることながら、普通にストーリーが二転三転しておもしろい

CUBE(1997年製作の映画)

4.1

3桁の素因数分解、頑張ればできそうじゃね?

狼/男たちの挽歌・最終章(1989年製作の映画)

4.1

英雄本色と一切関係ないけど面白かった

ストーリーはいわずもがな、チョウユンファかっこよすぎぃ
鳩と2丁拳銃

仕立て屋の恋(1989年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

逃走のために肩を踏み台にされてもなお男の目的のために働いてしまう女と、それに利用されるピュアおじ…
髪結いの亭主もそうだけど、幸せな時間が終わらないうちに、夢が冷めないうちに死を遂げるという思想が徹底
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サイコ(1960年製作の映画)

4.2

数々の評論家さまの言うとおり面白かった。
最初ホラー感を全く出さずに、途中で一気にサスペンスに持っていく構成は確かにショッキングで最後は食い入るように画面を見てた

有名な殺人シーンのBGMのときに、
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.1

ジョーカーだと思って見てたら、ハッピーエンドでわらた
実力を最後まで見せず、才能ないと思わせておく演出がいいですね

ジョーカーはこれのifルートですか…

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

4.1

現代アートシーンやそこに関わる人たちの欺瞞について、社会の思わず目を背けたくなるような不快な部分をたっぷりと盛り込みながらいい感じに問題提起しているように感じた
アートが人間の本性を暴露することもあれ
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不滅の女(1963年製作の映画)

4.0

見ていて退屈、理解不能という印象だった。
しかしこの場合の「理解する」とは、全体を一つの線形的な物語として認識し、そこに意味の連なりを見出すことだとすれば確かに理解不能であるものの、一方では線形的な物
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恋恋風塵(れんれんふうじん)(1987年製作の映画)

4.1

ストーリーは悲しいが、80年代の台北の街並みを見れただけでも嬉しい気持ちにはなるわな

泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

3.8

aria最新作(avvenire)を見たときと同じ甘ったるさを感じた
サトジュンは元々そこまで大人向けではないが、ariaシリーズで成立していた疲れた大人にとっての癒やしの世界に連れていくような感じは
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

2回目
家庭問題とかマインドセット的なテーマに関してはだいたい何見てもふーんとしか思わない

冬冬の夏休み(1984年製作の映画)

4.1

定点カメラに長回し、台湾ヌーヴェルバーグと言われる撮影の特徴はかなり顕著だった
台湾の田舎の豊かな自然と歴史を感じる建築を写し取るにはかえってこのスタイルのほうがよく映えるのかなと思いました
夏休みも
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独裁者(1940年製作の映画)

4.0

最後のスピーチだけが抜き出されて、c聞こえの良い素材としてcmに使用されていたのが気にかかっていたので見た
そしたら別に、それまでの文脈にはあまり関係なく突然ぶっ込まれていたので、まあいいかってなった
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

4.1

脳内は完璧主義なので、犯罪が完全に防げるシステムが作れるなら冤罪をもみ消すのもしょうがないと思ってしまった
もちろん自由意志はあってしかるべきとは思うけど、ね

刑事?みたいなやつが1対1でわざわざ殺
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静かなる男(1952年製作の映画)

4.2

監督自身の郷愁として見れば、こういう素朴で牧歌的な故郷に対する親しみの感情を随所に見ることができるなと思う
アメリカ的啓蒙思想からすればバカバカしいと思うようなことでも、アイルランドの田舎の人々が誇り
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