Takkさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

Takk

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浮草(1959年製作の映画)

4.1

ZOOMみたいな対話シーンのカットに慣れなかったけど、クライマックスの場面では正対したミドルショットがむしろ感動的な演出につながっていててよかった

赤線地帯(1956年製作の映画)

4.0

終わり方とかネオレアリズモっぽいなと思った

雨月物語(1953年製作の映画)

4.3

古典だと思って見始めたけど、テンポがいいし、ストーリーも明快で現代の映画と遜色なく楽しめた

黄色いリボン(1949年製作の映画)

4.0

ジョンフォードみたいなクスッと笑える温かい人情劇描けるようになりたい

アパッチ砦(1948年製作の映画)

4.0

案の定玉砕したやる気のある無能な司令官が、ラストシーンでメディアに勇敢な戦士だったと記録されるシーンのジョンウェインの顔はよかったねー

我等の生涯の最良の年(1946年製作の映画)

4.2

長くて中断していたことに気がつきようやく完走
義手のホーマーのパートがシンプルだけど一番良かったなあ

ハリウッド映画の影響力によって全世界に拡散した、愛や家族の神話のようなものは今ではすっかり失望に
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大いなる幻影(1937年製作の映画)

4.1

高級捕虜の待遇がめっちゃ良いことに驚き
暴力を見せずに戦争を描く

ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

部分的にニューシネマパラダイスを現代版にアップデートした感じ
遺品は追憶をかきたてるアイテムとして両作品で使われているけども、フィルムに対して電子データは簡単に削除できたり破損してしまうため、今回は物
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マレーナ(2000年製作の映画)

4.1

トルナトーレ自身の故郷シチリアへのノスタルジーと歴史的叙述がうまく混ざって一つの物語としてまとまっていると思う
ニューシネマパラダイスのやり方を踏襲しつつフィクションとしての完成度を上げてきた感じ

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

4.0

ポンジュノ映画のクライマックスのパターンというか雰囲気の共通性がわかってきたような気がする

ひまわり(1970年製作の映画)

4.1

ネオリアリズモ時代のデシーカ節が成熟して、立派な悲劇となった感

黄金の馬車(1953年製作の映画)

4.0

こいつなんなんっていう女が「ゲームの規則」に引き続き登場
プリズムの光ように多様に移り変わる心情

フレンチ・カンカン(1954年製作の映画)

4.2

ショー完成への統合の物語がベースになっていて、主人公とヒロインの恋も成就するのかと思いきや…
ラストのカンカンは父親の絵画のような豊かな色彩がひたすら美しく、間に挟まれる舞台裏で微笑む主人公のカットも
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散り行く花(1919年製作の映画)

4.1

ドゥルーズが「みんな泣けます!!(ToT)」っていってたので見たけど、泣けるポイントはわかったけど泣けはしなかったな

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ミステリーとして面白かった

トルナトーレは3作見たけど全て愛に敗れているところに一貫した美学を感じる
現実は非情でありながら、それでも愛を信じようとする姿勢

海の上のピアニスト イタリア完全版(1998年製作の映画)

4.5

モリコーネの音楽で涙が何杯でもいけてしまう
すごい面白かったが、予告編とサントラと主題で妄想してるときのほうが面白かった
演出がもうちょいうまくやれるんじゃないかとも思った

ティムロスの奇人にぴった
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.1

時間を逆行すると息ができなくなるわけだけど、なんで自分以外が息できなくなる可能性はないんだろうっていう疑問が残った
逆行する時間の流れに身体が適応してないからなのか、時間の矢がお互い平等でなく未来志向
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或る夜の出来事(1934年製作の映画)

4.1

日本の月9にも通ずるラブコメの原典か

こういう理解あるパパ、いろんなドラマに出てくるなあ

ロープ(1948年製作の映画)

4.0

この頃にすでにワンショットの試み(正確にはワンショットではないが)がなされていることに驚き
そしてヒッチコックが一つ一つの画角や動きにものすごくこだわっていることもよくわかる映画だった

あんまり詳し
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赤い河(1948年製作の映画)

4.1

男は黙って殴り合い

音楽いい
牛の実写撮影もすばらしい

めまい(1958年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

鐘を鳴らす修道士がシュールすぎる

許されざる者(1992年製作の映画)

4.2

冒頭の序文についての解説をquoraでみた

序文を見て一体どんな悪人だろうと思うと、次の瞬間には銃も馬も扱えない、農民の男を見ることになる。このズレこそがコンセプトであり、そこから昔の自分へと戻って
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死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

4.0

ふーんて感じだったが、マイルス・デイヴィスの演奏とノワールと言われるだけの漆黒は確かに美しかった

七人の侍(1954年製作の映画)

4.2

ストーリーは言わずもがな、『複眼の思考』の裏話がおもろすぎた

生きる(1952年製作の映画)

4.1

観たあとに『複眼の思考』を読んで2度楽しめた

「明日死ぬとしたら」系の作品・言説をすぐ思い出してしまった自分の貧しい想像力を恨むが、「死んだあとに回想するなら美談ぽくならないから良いだろう」という橋
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終着駅(1953年製作の映画)

4.0

デ・シーカのハリウッド進出作らしいがしかし相変わらず全体を通じてシリアスなテンション
ウンベルトDと同じような、電車に轢かれそうになるシーンは緊張しますわ
甥とか子連れの夫婦など、主人公を現実に引き戻
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ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)

4.0

原題は「エルネストの眼を通して」で、手紙よりも眼がタイトルになってる

カエターノヴェローゾの歌が単純に良かった

三人の名付親(1948年製作の映画)

4.0

クリスマス物だった
東方の三博士を幼稚園のときに演じた記憶があるけど、多分ペドロポジションなので死亡

キリスト教に馴染みがないけど、法律をも超越する聖書の力はすごいなあと思う
ならず者も赦される、ア
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.1

コンセプトもさることながら、普通にストーリーが二転三転しておもしろい