takoyaさんの映画レビュー・感想・評価 - 24ページ目

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本気のしるし 劇場版(2020年製作の映画)

4.3

「共感度0.1%」っていうコピーで、確かに最初は登場人物の行動が理解できないんだけど、後半になると自分にも似たようなところがある気がして共感できてしまう。一番感情移入できるのは細川先輩だけど。
朝イチ
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ホース・マネー(2014年製作の映画)

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個人史をアート的に描くことを通じてより大きな歴史を総括するという点ではホドロフスキーの近作を連想してしまったが、それと比べると表現方法にあまり面白みを感じられなかった。
こっちの感性の問題な気もするけ
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コロッサル・ユース(2006年製作の映画)

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「ヴァンダの部屋」が崩壊しつつあるものを映していたのに対し、既に崩壊した後なので動きが少なくて静寂が印象的だった。
表層的な見方なのはわかってるけど、集合住宅の無機質な部屋の場面になると画的に弱いこと
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ヴァンダの部屋(2000年製作の映画)

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ドキュメンタリーのはずなのに光と影のコントラストと画面の構図がいちいち絵画的で最初は感動していたが、それだけで3時間興味が続くわけはなく、寝不足もあってちょくちょくウトウトしてしまう。でも直線的なスト>>続きを読む

仁義の墓場(1975年製作の映画)

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こっちはフィルムの状態良かった。
芹明香のキャラクターが㊙︎色情めす市場とほぼ同じ…

やくざの墓場 くちなしの花(1976年製作の映画)

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映写が2回止まってフィルムのコマがガッツリ飛んでるシーンもけっこうあったけど(新世界東映だもの…)、映画自体は面白かった。県警対組織暴力をもうちょいウェットなバランスにした感じかな?
あと、金子信雄の
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

二人とも正義よりも幸福を優先した結果なんじゃないかな、これ…
夫の第一優先は正義よりも妻よりも自分がアメリカで暮らしたいだったのでは、という気がしてしまった。脚本の意図はわからんけど。

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

映画の結末としては一見キレイにまとめてるようにも見えるけど、それでいいのかとモヤモヤする。
細かいところで、夫が最後まで「病院に一緒に行こう」じゃなくて「病院に行きなさい」と言うのが気になった。夫婦の
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Reframe THEATER EXPERIENCE with you(2020年製作の映画)

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Perfumeは好きだし、このライブでやってることも興味深いとは思うし、塚口サンサン劇場シアター4の音響は最強だったんだけど、映像作品にするにあたってもっとやり方があったのではという疑問が拭えない。カ>>続きを読む

ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)

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後半から登場人物の関係に緊張感が増してグッと面白くなる。
他文化とのコミュニケーション、不確実性と決断と神の存在(あるいは運命論)、開拓精神とマッチョイズムというアメリカのアイデンティティの問題など。

フェアウェル(2019年製作の映画)

3.8

作品全体の評価にはあまり影響しないけど、日本人である従兄弟の新婦があの曲を結婚式で唄う背景ってどこかのインタビューとかで言及されてないのかな?選曲に何の意図もなかったらちょっとびっくりだが。

8 1/2(1963年製作の映画)

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今回の特集でフェリーニの有名作まとめて観たけど、どうも私には合わないらしいです。少なくとも今の時点では。

欲望に狂った愛獣たち(2014年製作の映画)

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最初に見たピンク映画で、これをきっかけにピンク映画をちょこちょこ見るようになった作品。

いつか劇場で観たいと思っていて、ついにシネマ神戸2でフィルム上映の機会があったので再見したけど、やっぱり最高だ
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バージン協奏曲 それゆけ純白パンツ!(2020年製作の映画)

3.4

お正月に観てから時間が経っていて記憶がやや薄れているのですが、ちゃんとエロいけど嫌な描写があまりない、楽しい良作だったと思います。
バージンを早く捨てることってそんな重要視しないといけないことなのか?
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童貞幽霊 あの世の果てでイキまくれ!(2017年製作の映画)

3.5

なかなかに捻った設定とテンポの良い展開で、ピンク映画というよりエンタメ系インディーズ映画としてけっこう面白かった。成人映画館よりはミニシアターで観た方がしっくりくる作品だと思います。

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

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これはカルト映画だわ。特撮アクションと学校の怪談とシュヴァンクマイエルが全く融合してない状態でごった煮されているような感じというか…まぁ最高でした。
これが40年以上前に東宝配給で全国公開されてるって
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

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めっちゃ刺さった。邦画だと人生のベストテンに入るかも。
冒頭からの樹木希林とYOUのかけ合いで、ホームコメディとして面白さによってぐっと引き込まれ、そのトーンを維持しながら何気ないエピソードやセリフで
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

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前作の千年女優と比べると、レイアウトやカメラワークよりもキャラクターの表情や動きでの演出が特徴的。

千年女優(2001年製作の映画)

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フィルム上映だったけど状態も非常に良く、フィルムの質感やノイズが作品の雰囲気を盛り立てていた。
物語面で今敏の作家性が一番良く出ている作品ではないかと思う。

35mm

青春デンデケデケデケ(1992年製作の映画)

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音楽要素もあるけど、それ以上に友情映画ですね。最高にエモかった…

バトル・ロワイアル 特別篇(2001年製作の映画)

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世代ほぼドンピシャで小説も映画も高校生の頃に観てますが、思い出補正もありつつもやっぱり面白かった。今の視点で観ると、BR法がネオリベ資本主義社会のメタファーにも見えるな。。。
特別編で追加されたものと
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