岡田拓朗さんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

岡田拓朗

岡田拓朗

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心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

3.5

地上波で鑑賞。
青春。
学生時代は部活もよいけど、クラスでの体育祭や文化祭など、みんなで何か一つのことを目指して頑張るってのが素敵だったなと。
今は今でよいけど、あの頃はあの頃でよかった。

家族が理
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世界は今日から君のもの(2017年製作の映画)

3.6

5年間ひきこもりで、殻に閉じこもってしまい、自分の意見や考えを持つこともできず、言葉にすることもできなかった小沼真美(門脇麦)が、ひきこもりから脱し、バイトを通して出会う様々な人との関わりによって、徐>>続きを読む

ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

4.3

やっと観れた。
「夫婦」であることのよさ、辛さ、寂しさ。
「夫婦」だからこそ気づくこと、気づかないこと、考えてしまうこと、見逃したいけど見逃せないこと、向き合わないといけないこと、考えないといけないこ
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怪盗グルーのミニオン危機一発(2013年製作の映画)

3.5

何喋ってるかわからんけど、想像以上にミニオンに癒される。

グルーの子供たちへの愛と子供たちのグルーへの愛。
すごく伝わってきた。

テンポもいいし、展開もおもしろいし、何も考えずに楽しめる作品。
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転々(2007年製作の映画)

3.9

邦画らしい邦画。こういうのたまらない。
人との出会いの大切さや人の温かさ、出会いや会話ややりとりから生まれる微笑ましさ、小さな幸せを感じ取れる素敵な作品でした。
テーマは一期一会。

大学8年生の竹村
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アリーキャット(2016年製作の映画)

3.2

久しぶりの窪塚洋介の主演ということで、予告観てGOみたいな感じを期待していたが、どうも浅くて入り込めず。

窪塚洋介とKJでこうなってしまうのは正直悲しい。
2人とも相変わらずかっこよかったが、この2
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彼女の人生は間違いじゃない(2017年製作の映画)

3.7

映画を最後まで観たあとに、「彼女の人生は間違いじゃない」のタイトルがしっくりきた。
「彼女の人生は正しい」でもなく、「彼女の人生は間違っている」でもなく、「彼女の人生は間違いじゃない」。
人生が正しい
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僕だけがいない街(2016年製作の映画)

3.4

原作未読。
だからこそおもしろいと感じたのかも。
原作を読んでる人にとっては物足りなさがありそう。

最後の過去から現在に戻るまでが少し無理やり感あったけど、まあそれも映画に収めるための演出だったとし
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誰も知らない(2004年製作の映画)

4.0

1988年の巣鴨子供置き去り事件がモチーフとなった映画。
父親が蒸発後、母親も4人の子供を置いて家を出ていき、金銭的な援助等を続けていたとはいえ、実質育児放棄状態に置かれた保護責任者遺棄事件。
終始ド
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借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

3.5

ジブリって自分の中であんまりハマらんって固定観念があったけど、ロードショーでこれ観て観ず嫌いやったんかもなーと思えた。

こんな発想から、ストーリーまで作れるのがすごい。

和やかで優しい。
憎たらし
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.0

「正気じゃない」という言葉が何度か生まれていたが、この作品を実話だと知って観て、宗教信仰における信念の強さは、本当に正気ではないんだなと感じた。

「沈黙-サイレンス-」もあわせて観ると、より「宗教信
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残像(2016年製作の映画)

4.2

この時代のことを深く知るためにも、こういう作品はこれからも観ていきたい。
アンジェイワイダ監督の遺作。
反社会的な作品を作り続けた巨匠が最後に残した作品で、答えは出ずとも彼が残したいものがぎっしりと詰
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好きだ、(2005年製作の映画)

3.7

宮崎あおい目当てで鑑賞。
好き嫌いわかれそうだけど、個人的には好きな作品。
何とも言えない空気感、雰囲気が好き。

「好きだ、」というタイトルにも関わらず、この映画には「好き」という一言がなかなか生ま
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.7

狂気の沙汰、若気の至り、暴力、剥き出しの欲求、解放感、後悔、野生、憧れ、興味本位、様変わり、魂、喧嘩。

これは芦原泰良(柳楽優弥)だけが、狂気なのかというとそうじゃない。
みんな狂気になり得ることを
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パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(2006年製作の映画)

3.6

地上波でやってないと観ない系の映画ですが、おもしろい。
来週再来週もあるみたいやから、時間とれたら観ようと思う!

結婚(2017年製作の映画)

3.1

帰ってきてしんどいなーと思って熱計ったら微熱が…笑
昨日オールしたのは間違いだったw
(もちろん、熱は映画のせいではありません。笑)

それでは本題へ。
グッと来るものがあまりなく、タイトル、テーマ的
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.6

展開が韓国映画っぽいなーと思いきや、やはり韓国映画「殺人の告白」のリメイクだったんですね。

ネタバレするとおもしろみが一気になくなるので、できるだけ控えめに言うと予告からは予想だにできない結末、どん
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空(カラ)の味(2016年製作の映画)

4.0

第10回田辺・弁慶映画祭にて、グランプリを含む4冠。
観たかったけど近くの映画館でやっていなくて、奇跡的に3日限定でシネリーブル梅田で、しかも本日は舞台挨拶付きで鑑賞できるとのことで、早速行ってきまし
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武曲 MUKOKU(2017年製作の映画)

3.6

「普通」ではない男の生き様と強さと弱さ。
強い男が心までもが強いわけではない。
色んなものを抱えて生きている。
それでも強さでしか自分自身を証明することができない。
男同士の対決のその先に見えてくるも
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.5

純粋におもしろかったしわかりやすい。

SFはあまり観ないジャンルですが、土曜洋画劇場とかで、作業しながら観たりするといつの間にかそっちに夢中になってしまう。笑

未来が見えて犯罪を抑止できるようにな
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台北ストーリー(1985年製作の映画)

4.0

始まりからエドワードヤン監督の世界観丸出しの作品だった。

クーリンチェ少年殺人事件、恐怖分子を観てからの今作。
1980年代の台北がどんな雰囲気であったのか、この作品を観ることでリアルに感じることが
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(2017年製作の映画)

4.0

映画の見方が変わる。
というよりも映画に無限の可能性を感じた。

映画は観て感じるだけでなく、聴いてイメージして感じるもの、世界に入っていくものでもあるのだと。
目が見えない人でも、映画の世界を堪能す
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

4.1

生きることを肯定されたような気がした。
どんな生活でも、生き方や考え方が変わっていても、他の人と違っていても・・・
生きることこそが尊く、それがどんな形であれ素晴らしく、肯定されるべきものであるんだと
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恐怖分子(1986年製作の映画)

4.1

なんだこの映画は…理解するのが本当に難しい。
台北の異国感ゆえか、エドワードヤンの世界観の難しさ、複雑さゆえか。

結局何を伝えたいのか、ストーリーがどう終着していったのかが、ちゃんと理解できなかった
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真白の恋(2015年製作の映画)

4.0

「好き」とは、「愛すること」とは、どういう感情なんだろう、どういうことなんだろうと、最近ゆるっと考えることが増えた(気持ち悪くてすみません笑)ときに、この作品が上映されていることを知り鑑賞。

どっぷ
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闇の子供たち(2008年製作の映画)

3.5

タイの裏側で起こっている闇社会。
内容はフィクションではあるみたいだが、実際にタイでは子供の人身売買が行われている(いた?)らしい。

人が人として扱われていない。
普通であれば考えられないし、「こん
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川の底からこんにちは(2009年製作の映画)

4.0

今働いている会社の会長が絶賛していた映画。
これを観て何かを感じれる人にならないといけない的ニュアンスのことを言われ、かつ満島ひかりが主演で前々から気になっていたこともあり、早速観ることに。

単刀直
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.9

洋画でこのような作品に出会えたことが嬉しい。
しかもアカデミー賞主演男優賞と脚本賞を受賞されているんですね。

ある一人のしがない男が過去や人と向き合うことで変わっていき、再生していこうとするストーリ
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追憶(2017年製作の映画)

3.6

何と言ってもキャストが本当に豪華。
内容はどうであれ、このキャストであれば観に行かないわけにはいかない。
当たり前だが、みんなよかった。
その中でも特によかったと感じたのは、岡田准一、小栗旬、安藤サク
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七人の侍(1954年製作の映画)

4.4

やはり傑作。
無駄がなくストーリーもおもしろく、場面場面にこだわりがあって、この時代を知ることの勉強にもなる。
.
戦国時代、百姓(農民)の地位が低く、武士の地位が高い時代。
野武士が、丁寧に百姓が育
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.7

久しぶりに消化するのが難しい映画に出会った。
重くもなく、とはいえ軽いわけでもない。
動ではなく、静。
マジョリティーではなく、マイノリティー。
派手さはなく、淡々とストーリーが流れていき、シャロンを
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.1

岩井監督の映画の世界観が好き。
こんな物語ないだろうと思いつつ観進めていても、途中からだんだんと現実味を帯びてきて、のめり込んでいける。
非現実と現実を行き来しているような、もしくはその狭間にいるよう
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きみはいい子(2014年製作の映画)

4.5

やっと鑑賞できた。
2〜3回泣きました。

テーマはとても重い。
虐待、学級崩壊、いじめ、認知症、身体障害、モンスターペアレント。
普通であればそれぞれが1つのストーリーとして描かれるくらいたくさんの
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美女と野獣(2017年製作の映画)

4.0

初IMAXにて鑑賞。

全てが美しすぎた。
ストーリー、情景、曲、エマワトソン、そして終わり方。
大きな感動とはこういうものから生まれるんだなと思った。
非の打ち所がない。

美女と野獣という相反する
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美女と野獣(1991年製作の映画)

3.8

明日実写版観に行く。
評価高いので、期待は膨らむばかり!