田島屋君さんの映画レビュー・感想・評価

田島屋君

田島屋君

告発(1995年製作の映画)

3.7

確かに、噂通りケヴィン・ベーコンの演技は見応え十分だし、クリスチャン・スレーターはカッコいい。
けれど、脚本が何とも言えないクオリティで演出もどこかしっくりとこなかった。
大衆向けなのか、そうではない
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オアシス:スーパーソニック(2016年製作の映画)

3.7

お恥ずかしいことに今まで聴き込んできていなかったバンド、、Oasis。
こんなにイカしてるとは、、!!!
ボーンヘッドも頭のネジが外れていたということはこの作品で初めて知った。
にしても、こんなに大勢
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マンハッタン(1979年製作の映画)

3.8

会話が理屈っぽくて重たいが故に、観ていて少々疲れる作品ではあった。
ただ、それと対比されるように最後のラスト10分では登場人物が感情に突き動かされるような行動を取っていたのはオチとしてグッとくるものだ
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デッドマン(1995年製作の映画)

3.9

今まで観たことのあるジャームッシュ作品と違って、ストーリーテリング的というか、圧倒的に"物語"の存在する作品だった。
また、映像もただカッコいいだけでなく、圧を感じるようなインパクトのある仕上がりにな
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バーバー(2001年製作の映画)

4.2

かなり好きな作品。
因果応報を感じさせるし、どうみても悲しい物語なのであるが、ラストでは妙な爽快感・広がり・明るさのようなものも感じる。
そして、何より演出全般が自分好みだった。
"消えること"と"タ
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

4.0

これぞブラックユーモア。
キューブリック作品はまだ十分に観れていないが、話自体の面白さを素直に感じられたのは初めてかもしれない。
"右手"を抑制できない、という発想には軽い感動さえ覚えた。
攻撃性も秘
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お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

4.1

初めて作品の中で生きているマリリン・モンローを観た。
こんなにも魅惑的な女性だったとは。。。
そしてこんなにもあどけない女性だったとは。
"アパート"と同じく、脚本は予想通り素晴らしかった。60年前と
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岸辺の旅(2015年製作の映画)

3.5

どことなく舞台っぽい雰囲気のある作品。
稀にみる、本編が予告編を上回らないという事態、、、。
二人が出逢う前の思い出話とか、好きなシーンはちらほら。

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.3

もっと底抜けに明るい映画だと思っていたが、蓋を開けてみたら全体的に哀愁の漂うドラマであった。
そんな空気感を払拭するような穏やかで突き抜けるようなラストが絶妙だった。
同じ系統の『遠い空の向こうに』の
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アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

4.5

ここ最近観た中ではトップ!素晴らしい映画。
余計なものは一切ない、ユーモアとトキメキが凝縮された作品。
ジャンルは違うが、『トゥルーロマンス』を観た時と近い感覚を味わえた。
可愛いらしいヒロインと、お
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恐怖分子(1986年製作の映画)

4.2

良作。それぞれのカットにいちいちセンスを感じる。それでいて変な癖はない。
ストーリーはどうかと言うと、こちらもまた詰まっていて物足りなさを感じることもない。
日常に潜む恐怖分子。
タイトルも文句なし。
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クラッシュ 4K無修正版(1996年製作の映画)

3.7

人間の心は必ずしもモラルの範囲の中に収まるものではないし、人の数だけ欲求のパターンは存在する。
バンジージャンプであったり、ジェットコースターであったり、死に限りなく近い瞬間を経験することへの興奮。本
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.1

実は初めての鑑賞。
たまにはこういう風通しの良い映画も。
社会問題に関する描写もありますが、嫌味ったらしくなく、バランスがちょうど良いです!
新しいもの、古いものが互いに理解を示したとき、より良いもの
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イカリエ-XB1(1963年製作の映画)

3.7

ストーリーは洗練されていない印象を受けましたが、音楽・映像の力を感じた作品でした。
特に、時折流れる電子音のBGMが秀逸。ワクワクせざるを得ないです。
美しいカットも多数あり、「2001年」へ影響を与
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ヒドゥン(1987年製作の映画)

4.0

これは掘り出し物!
クライムサスペンス×『遊星からの物体X』みたいな作り。
バディもの、ロックを好むエイリアン、ドラマ性もあり。
シンプルに面白いやつでした。
旧DUNEのカイル・マクラクランが出てま
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オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

3.9

一気に視野が広がり、緑の中に放り込まれる様なラストシーンは秀逸でした。
個人的にはストーリーはあまり良さが分からなかったかも、、、
にしても、三部作通してどれもクオリティの高い作品でした。
DVDセッ
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そして人生はつづく(1992年製作の映画)

4.0

ジグザグ道三部作の二作目にあたる本作。
ドキュメンタリー風かつ、メタ的な視点で前作と話が絡んでおり今まで観たことない作風でした。
ナチュラルであるにも関わらず、心を掴むような映像を作るという高難度なこ
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.2

ジグザグ道三部作(the koker trilogy)の一作目。
キアロスミ監督初鑑賞です。
繊細な子ども心の一点のみに焦点を当てており、どこまでもゆったりとした演出で描いている作品なのですが、その演
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パラノーマル・アクティビティ(2007年製作の映画)

3.2

パーティーグッズみたいなものだと捉えています。今後一人で観ようとは思いません。
積み上がっていく恐怖の感覚はJホラーに近いものを感じました。
手ブレ、とか、振り向き、とかに必要以上に恐怖心を煽られて疲
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カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

4.3

自分好みの作品です。
音楽良し、映像の質感も良い。ミニシアターとかで観たいですね。
ほのぼのとしたロマンスの裏には、何かから逃避する人たちを優しく包み込むような作り手側の温かさも感じ取れます。
定期的
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.6

写真とナレーションだけで構成されているのに違和感なく観れました。
途中刹那的に挟まれる素敵な演出には、思わずグッとくるものがありました。
あと、鼓動の音のみによって生み出される緊張感の演出。私は不快感
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召使(1963年製作の映画)

4.1

『パラサイト 半地下の家族』が影響を受けたであろう作品の一つ。
クオリティの高い脚本とダーク・ボガードの妖しい演技によって良作たり得ています。
終わると予想していたところで終わらず、まさかのカオス展開
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死霊のはらわた II(1987年製作の映画)

3.8

サム・ライミが前作以上に勢い付いてます。
映画なんて何やったって良いんだぞ!という強気の姿勢が伺えますね。
この振り切り具合が功を奏してると言えるでしょう。
主人公がダサカッコいいの域にも到達していな
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パラード(1974年製作の映画)

3.5

タチの演者としての才能は感じるのですが、映画として観た時に面白いかと言われると。。
ぼんやりと海外の子ども向けのテレビ番組を観ているような気持ちになりました。
厳密に言うと面白さがないわけではないので
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抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-(1956年製作の映画)

4.1

無駄な要素が完全に削ぎ落とされた脱獄映画。
しかし、物足りなさは一切無く最後までハラハラの連続です。
脚本や演出が極まっている証でしょう。
映画に対する感覚をリセットする際にふさわしい作品かもしれませ
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ダーク・ブラッド(2012年製作の映画)

3.7

愛するリヴァー・フェニックスの未完成の遺作。
内容云々はあえて触れません。
彼のラストシーンを観ることが出来て満足です。
若くしてこの世を去ったことが彼を伝説化させているという見方も存在するかもしれま
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天国の日々(1978年製作の映画)

4.0

夕方のシーンはマジックアワー(日没後夜になるまでの約20分)の時間帯にのみ撮影したという何とも手の込んだ作品。
その甲斐もあってか映像にも空気感にも秀逸な美しさを感じます。
キャスティングも影響してい
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真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)

3.8

音楽も良かったし最後まで飽きずに見れたのですが、、、
この映画を観て気付いたのですが、自分はあまりアメリカン・ニューシネマ系は好みじゃないのかもしれません。
あまり個人的に響いてこないものが多い気がし
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ディーバ(1981年製作の映画)

4.0

私の好きなレオス・カラックスと並んで「恐るべき子供たち」と呼ばれ評価されたジャン=ジャック・べネックス作品初鑑賞。
今までに類を見ない世界観を持った作品でした。
色彩も洒落ていて、何となく湿り気を帯び
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ウイークエンド(1967年製作の映画)

3.6

作中に「なんて映画だ」というメタ的なセリフがありますが、ゴダール自身攻めた映画を作っているというのは当然理解しているのでしょう。
それを踏まえても、こちらのコンディションによっては引いてしまう人もいる
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ダーク・スター(1974年製作の映画)

4.1

爆笑はしないですが、かなり好きだったので評価高めです。このチープさが堪らないですね。
・宇宙船から飛び出てる半球型のスペース
・ワープ時のエフェクト
・エレベーターでの攻防
この辺りがスターウォーズへ
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ファーゴ(1996年製作の映画)

4.0

サスペンスであるにも関わらず、所々に監督の遊び心が垣間見えます。
その匙加減の絶妙さ故にコンパクトかつ質量のあるエンタメ作品に仕上がっています。
さすが安定のクオリティですね。

ミッドナイトクロス(1981年製作の映画)

3.8

二分割の画面やお手製の連続写真など、観ていて楽しい演出やカメラワークが多数あります。
サスペンス的な緊張した空気感に、いかにもアメリカのメロドラマっぽい要素が混ざり合い、後半のあるシーンで最高潮に達す
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イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

4.2

映画全体の構成がよく出来ているので、長さが苦になりません。
オチに賛否あるようですが、私には究極に人間的でドラマティックな人生に思えます。
幸福についての彼の言葉は揺るぎない真理と言えるでしょう。

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

4.1

テレビで見たときには受け入れられたものが、生で見ると受け入れられなかったりすることがあります。そしてこれは逆も然りです。
フィルターを通すことで客観性を生んだ気になったり、冷静になれたり、本来の自分を
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セブンス・コンチネント(1989年製作の映画)

3.9

死の先にある"セブンス・コンチネント(第七大陸)"。
恐ろしいことに実際の事件に基づいてるそうです。
人物そのものよりも行為や物に焦点を当てたカメラワーク。毎日同じ様に流れてるニュース。
幸せに見える
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