子ども目線が徹底されていて、幼心への移入を誘います。「フロリダ・プロジェクト」の欧州版といったところでしょうか。
ママがいなくなったときにあそこまで不安になるアドリアンが可哀そう。
バランスよくまとまってて、驚きの展開もあって、万人にオススメできる。
原題はニューヨークなのに、邦題になるとマンハッタンになるの、ちょっと興味深い。
劇場版コナンを観るのは4年ぶり。
安室の女になってきました。
サミットのサイバー攻撃対策甘すぎるし、小五郎に容疑かかったら真っ先に不正アクセス疑えよと思うけど、それ以上にあり得ないことが怒涛のように>>続きを読む
空手チョップを喰らったみたいな、恋愛映画の枠に全く収まらない、新感覚。
会話のテンポも気持ちいい。
サクラメントの絶妙なダサさは、埼玉県南部っぽい感じがして、どちゃくそ共感してしまった。と、同時に、高校生の頃に感じていた、自分の未来を自分で切り拓こうという覚悟、スクールカースト上位層への憧れと嫉妬と>>続きを読む
何がいいのか僕にはわからなかった。もっと言うと、不快だった。寝落ちした。
僕にはどうしても、三十郎がヒーローだとは思えなかった。撮影から時が経ち、たった50年かそこらで、ポリコレの求めるものが変わり>>続きを読む
先行上映にて。
法的な手続きを経ていないと、どうして「ほんとうの」家族と認めてもらえないのだろう。
そんなのどうでもよくないですか。
「ほんとうの」他人になるために、思ってもないことを、のっぺりと笑>>続きを読む
美しさしかない。
取り繕うのが面倒になって本音を吐露する瞬間の、美しさと醜さのないまぜになった場面が好きだったけれど、本作ではほとんど封印。
あまりにみんなストレートで拍子抜けした。
太賀について>>続きを読む
再鑑賞。優しくてやわらかな晩夏の田舎町と、川沿いの道を歩く二階堂ふみと太賀のイメージだけが強烈に残っていて、ポスト東日本大震災のエピソードを含め、ストーリーはほとんど忘れていた。
物語を通じて、大人と>>続きを読む
壁のような坂。
ひととき心は動いても、習慣は動かない。
39年という人生経験は、壁のように動かない習慣を形づくるのに十分な時間で、それがたった1つや2つの出来事で変わってしまったとしたら、安っぽくなっ>>続きを読む
原作を読んでるみんな、よく考えてもみてよ。
どうして25年もの間、実写映画化されなかったのか。
そう、原作はトレンディすぎてコミカルすぎて、大スクリーンに耐えられないからだよ。
実写映画化されると>>続きを読む
ビルギットが赤ん坊を連れて遊びに来た場面で思わず涙がこぼれました。
そして最後まで観終えた今、メラーのお父さんのことを思うと、言葉が出ません。
エンタメ要素の強い「スリー・ビルボード」と比べるとドイ>>続きを読む
東京国際映画祭で「プレイ」を観て以来、オストルンド監督の大ファンです。過去作と比べるとますます複雑性と技巧性を増して、傑作としか言えない。現実に接近した数々の暗喩によって、イヤになるくらい「あるある」>>続きを読む
数年前の東京国際映画祭で鑑賞。
「ザ・スクエア」を観て、もう一度本作を観たくなった。「ザ・スクエア」は複雑性と技巧性を増して傑作としかいいようがないけど、ミニマルな本作のほうが映画として僕は好き。バス>>続きを読む
人を見るとき、欠点に目が行きがち。
この話でも、序盤は、マーリアがアスペルガー症候群らしいこととアンドレらの片腕が不自由なことに注目させるけれど、なかなかユーモアもあるストーリーを楽しんでいるうちに僕>>続きを読む
子どもの頃、弟や妹と「ジュマンジ…!」と#ロビンウィリアムズ の顔マネするのめっちゃ流行ってたあの#ジュマンジ がまさかのリメイク?!
全部が期待通りに進むアトラクションっぽさは、普段こういうのあまり>>続きを読む
アメコミ系まったく興味ないので随分長いことMARVEL作品を観てなかったのだけど、本国でアナ雪抜くとかいう歴史的ヒットを飛ばしてるっつーことで観てみました。うむ、これはアメリカ人の琴線に触れるわー。み>>続きを読む
派手さはないけれどそのぶんとても丁寧に描かれている。主人公の逡巡も、一筋縄ではいかない親戚の口うるささも、さらにはダメ彼氏のかわいらしさとダメっぷりまで丁寧で、それがよかった。引き算があまりないのでと>>続きを読む
難病もの。ナタンがいいやつ。みんないいやつ。
沈黙は死だと言っても、自分の行動が誰かを傷つけるなら、僕は行動をやめてしまうかも。
「ハネケらしいタイトルww ぜってーハッピーエンドじゃねえだろーな」と期待を寄せて。鑑賞者の意地汚い期待どおりに登場人物が行動してくれちゃうハネケ節が炸裂してた。
MOROHAと柚くんがいい。
劇中劇と74分ワンカットの相性がいいことは明白で、その先の何かが欲しかった。
施設で育ち、ボクシングジムでトレーナーとして働く青年が、結婚を控える中、自分のせいで友人が詐欺被害に遭い…。こんなベッタベタに手垢のついた設定なんて堪えられんわと、観るつもりなかったんだけど、だいぶ評>>続きを読む
小津映画を初めて観ました。
これ、67年も前の映画なんだよね?「あるある!」と笑える場面が多くて意外でした。
急展開してから後の無言の場面が、観る者に没入のための時間を与えていて、深く味わうことができ>>続きを読む
アテ書きしたのかな。
新井浩文には人を殴らせたいし、
窪田正孝にはオドオドさせたいし、
江上敬子には罵倒させたいし、
筧美和子には脱がせたい。
俳優たちに、イメージに沿ったキャラを演じさせ、そこにち>>続きを読む