昭和の公害病のひとつとして学校で習った水俣病。その患者と家族と抗議のドキュメンタリー。167分の完全版。
「MINAMATA」公開直前。しっかりと知っておこうと思って鑑賞。
チッソという会社が流して>>続きを読む
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なんという実在感。
登場人物が本当に心の内を語っているかのような錯覚に陥る。
「ワーニャ伯父さん」の本読みを感情を抜いて読むだけのシーンも長く見せる。本当に彼らが演じるドキュメンタリーを見ているよう>>続きを読む
期待はずれじゃないけれど、同じ殺し屋映画なら「メランコリック」に軍配をあげたい。
でも、まひろのアクションはしびれた。
銃を構えて撃つまでの動作が早くて、めちゃカッコいい。
オープニングのコンビニの>>続きを読む
王道の部活映画。もっとチャラチャラした映画と思ってたら意外とまじめ。顧問の先生(中村倫也)だけ、チャラチャラしていた。
運動音痴の旭(西野七瀬)が、ふとしたことから薙刀部に入部。
練習して、努力して>>続きを読む
これが映画になる。沖田修一監督で。
原作マンガが好きだったので、期待しかなかったのに、タイミングを外して、後に大切にしていたら今週で終了とは。とにかく間に合ってよかった。
それにしても変な映画。原作>>続きを読む
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学校のゆる〜い文化祭(?)の出し物から始まる。そこでオータムがギターを弾いてひとり歌う。で、観客のある男からのヤジ。このシーンからなんだかピリつく。
オータムは男になりたいと思っていた。
17歳のオ>>続きを読む
夏休みも終わって、ようやく鑑賞できた。
圧倒的な映像と歌。それをスクリーンで見るだけでも価値があった。歌に説得力がなければ成立しないストーリーだから、歌に純粋に感動した。
“U”というインターネッ>>続きを読む
いきなりシャラマン監督が「映画館へおかえり」なんていうので、変だと思ったら、この顔をしっかり覚えておいてね、というメッセージだったのか。やっぱりカメオ出演。
テレビでもCMをやってるし、ポスターにも>>続きを読む
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この豪華キャストのヤクザ映画。これこそが往年の娯楽映画だと思った。
前作から3年後。時代は昭和から平成に変わっていた。暴対法が施行される直前の話。二又一成のナレーションも続投。
務所から上林(鈴木>>続きを読む
東日本大震災の津波の被害が大きかった東北の町を舞台に、昔から伝わる遠野物語の妖怪譚を重ねた伝記物語。
タイトルの「マヨイガ」は「迷い家」で、遠野物語のエピソードをそのまま映画でも語られる。
そのマヨ>>続きを読む
“忍耐と信仰”
これだけは受け取らなければならない。
ニューヨークのワシントンハイツ地区。中南米からの移民が多く住む町。
小さな夢を叶えようとする若者たちの群像劇。
その町が停電になることが序盤から>>続きを読む
この作品を作品だけで語ることはできない。監督入江悠が、コロナ禍で苦境に立たされたミニシアターを盛り上げようとして、脚本を書き完成させた作品。
https://numero.jp/interview26>>続きを読む
映画館で何度もポスターを目にしていたが、見ないつもりだった。でも、なんだろう。仕事を急いで映画館に向かっていた。今日を逃せば後悔すると。
なんだこれ? 意外とラブアンドピースのストーリーでびっくり。>>続きを読む
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かなり久しぶりにアメリカの娯楽大作映画を見た。話題作だし、チェックしておかなきゃ。
ゲームをおもしろくするためにAIに作られたモブキャラのガイ(銀行員)は、自分がモブキャラであることを知らなかった。>>続きを読む
金ローで飲みながら鑑賞。脚本が吉田玲子だったんだ。
ハルは学校帰りに、小さなプレゼント箱を口にくわえた猫を見つける。その猫は道路を横切ろうとし、車にひかれるところをラクロスのスティックで助ける。する>>続きを読む
いうならば「ランボー 盲目の復讐」という感じか。
前作から8年後のストーリー。
盲目じいさんは、娘とふたりで過ごしている。娘は盲目じいさんから訓練を受けている。勉強の課題も与えている。だから学校に行>>続きを読む
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「未来に残る映画をつくる」というセリフは、本作自体にも問われるブーメラン。いろいろ意見はあるだろうけど、今年の邦画を代表する作品だと思う。
高校生の映画部が学園祭に向けて映画をつくる。で、自分の脚本>>続きを読む
雨なので家でアマプラ。
夏だし、お盆だし、ジャパニーズホラーを見ようと。「リング」は昨年見たし、次は「リング2」なのか、「らせん」なのか。公開順だと「らせん」ということになっている。
ホラーだと思う>>続きを読む
ジョナサンデミ監督が、「羊たちの沈黙」の前にこんなドキュメンタリーを撮っていたんだ。
「アメリカンユートピア」は、音楽ライブというよりショーだったし、メッセージ性も強かったが、本作は音楽ライブとして>>続きを読む
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見たい新作があるのに、見たことのある本作を選んでしまう。ジムジャームッシュなんだから仕方がない。
3編のオムニバス。
場所はメンフィスで、エルヴィスの街。
それぞれがいろいろあって、ある安ホテルを利>>続きを読む
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大学生のころ、映画好きの先輩(女性)から薦められてレンタルで見た。当時、これが初ジャームッシュだった。だからジム・ジャームッシュと言えばいまだに「ダウンバイロー」。
久しぶりに見たけど、やっぱり好き>>続きを読む
テーマ曲が頭から離れない。
2003年に公開されたフランスのアニメ。直前まで新作だと思ってた。
独特すぎる絵は、徹底的にデフォルメされている。人物だけじゃなくて、犬も高層ビル群も船も坂道も、かなり>>続きを読む
本作を見たシアスタ心斎橋という映画館は、感染対策で、座席は間引きしており、またラーメン屋の一蘭方式で、すべての座席にパーテーションがあるので、隣が気にならない。さらに前との空間もしっかりあるので、ゆっ>>続きを読む
映画を観たあとで、Filmarksのあらすじを読んだ。タイトルは「明るい未来が約束された女性」という意味なんだ。なるほど。いいタイトルだ。
キャシーはひとりクラブに行き、酔ったふりをして男性から声を>>続きを読む
犬派でも猫派でもないし、犬猫の動画にも興味はないけれど、何気なくSNSでかわいい動画を見かけると少しはみてしまう。
しかしこの映画は、かわいい犬や猫で癒されるストーリーではない。もちろんかわいい犬も登>>続きを読む
金ローの録画鑑賞(当日はオリンピック開会式を見てた)。
原作は読んでないけど、実写映画の桜良役浜辺美波の笑顔にやられた。だから、あざといこのタイトルは好きじゃないけど、気になるアニメ版。
難病物とし>>続きを読む
とても劇的なラブストーリーだった。
高校3年生。ある女の子が校舎から飛び降り自殺。原因はいじめ。
それ以来、いじめの対象が自分(チェン・ニェン)に向かう。
そのいじめがいきなり酷い。椅子の座面に墨汁>>続きを読む
金ローで3週連続細田守を家族で鑑賞。
現在高3の息子は、本作が一番好みのようだ。
息子が初めて見たのは、10年ぐらい前。小学低学年だった。バーチャル世界で花札で戦いアカウントを取り合うクライマックス>>続きを読む
新宿バルト9という映画館で、見る意思もないのに、座席を予約して、予約画面に「100ワニ」など文字を書いた荒らし行為のニュースを見た。
ひどいな。
この映画見たかったけど、63分と短いと知って、見る気>>続きを読む
午前十時の映画祭にて。実家にソフト(VHS)があるはず。
大学生のころに何度か見たが、必ず寝てしまう。で、気がついたら赤ちゃんが出てきて終わる。
最後まで見て、それなりにおもしろいと感じたのは、社会人>>続きを読む
津軽弁は半分くらいしか聞きとれなかった。おばあちゃんの津軽弁は、もっとわからなかったので、おかしかった。それでもなんとなくわかるし、それでいいと思った。
その中で、ちょっと異質な豊川悦司。
で、お金>>続きを読む
ギリシャ神話の「王女メディア」の話。
よくわかってなかったので、直前に調べてから映画館へ。
主役メディア役のヘレン・マックロリーは、今年の4月に亡くなられたらしい。確か「深く青い海」は見たな。
享年>>続きを読む
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台湾のバレンタインは、七夕(情人節)だそうな。そのバレンタインデートの日が消えたという話。7月8日に見るにはちょうどよかった。
郵便局の窓口で働くアラサー女子シャオチー。
バレンタインのイベントデー>>続きを読む
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この監督の前作「サーチ」は、父と娘のストーリー。今回は、母と娘のストーリー。
とてもよくできていた。この映画に父親は不在。
車椅子で生活している娘クロエ。身体が弱くて、歩けない。母から与えられている>>続きを読む
TOHOシネマズ梅田の1番シアターのDolby Atmosで鑑賞。こういう映画はいい音で見るのがいい(偶然タイミングよかっただけ)。
前作を見ているので、この映画のルール(音を立てたら即死)は知って>>続きを読む
大島渚監督の修復版として2作品上映。「センメリ」は見たことあるので、こっちを見る。
阿部定事件の映画化。
関心があるのは、本当にヤっているということを確かめること。そんな人で映画館はいっぱいだった(>>続きを読む