このレビューはネタバレを含みます
これもようやく見ることができた。映画館が土日に戻ってきた(まだ少し時短だけど)ことがうれしい。
認知症アンソニー(アンソニーホプキンス)の視点で、その記憶の断片をつなぎ合わせた作品。
信じられない語>>続きを読む
ようやく都合がつけられて、仕事帰りに鑑賞。
デヴィッド・バーンのライブ映像とその舞台裏とインタビューという感じのドキュメンタリーだと思っていたら、ライブパフォーマンスだけ。
それがただただすごい。>>続きを読む
初めて見る映画でこんなことしないけど、スマホで寝転がってみた。
構造はまさかの「カメ止め」と同じ。
まず、ワンカットのゾンビ映画から始まる。で、どのような経緯でその作品を撮影することになったのか。キ>>続きを読む
キング牧師の映画。
1965年のアラバマ州セルマから始めた黒人の選挙権を求めるデモ行進を中心に描いている。
原題の「セルマ」はその町の名前で、エドマンドペスタ橋のデモが象徴的だ。
「リンカーン」の奴>>続きを読む
タイトルで「映画大好き」といっているので、映画好きなら履修しなくては。
原作マンガは読んでなかったけど、入場時にマンガ冊子をくれた。始まる前に読んでおいてよかった。設定を説明してくれている。
ポンポ>>続きを読む
午前十時の映画祭。
映画(もちろん文学も音楽も絵画もいろんなカルチャー)は、作品そのものだけで語ることはできない。知識がないから見たことだけで感想を書いているが、当たり前だが、すべての作品はその時代>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
10代の終わりに何度も見て、何度も途中で寝てしまって、なかなか最後まで一気に見ることができなかった作品。でも、あのラストの衝撃がトラウマ的で、これまで何度も見てきた。
ぶっ飛んだ発想で、展開が唐突で、>>続きを読む
1967年の羽田闘争。いわゆる学生運動で機動隊と激突。で、18歳で亡くなった山崎博昭の人物にせまる200分のドキュメンタリー。
この時代になぜかあこがれに似た感じが、ずっとある。思想的にではない。あれ>>続きを読む
本作を見るにあたり、文庫版「自閉症の僕が跳びはねる理由」が家にあったので、読んでいた。当時13歳の東田くんが書く自閉症の世界を知り、少しはわかっているつもりだったけど、いかに偏見だったかを恥じた。
そ>>続きを読む
「英国王のスピーチ」は公開当時映画館で見た。これはそのジョージ6世のドキュメンタリー作品。
当時の映像でジョージ6世の生い立ちを描きながら、「英国王のスピーチ」の監督トムフーパーや主演のコリンファース>>続きを読む
長男の命日に実家に帰る。長女(YOU)の家族と次男良多(阿部寛)の家族が集まる。良多の妻は、ひとり息子がいて、夫を亡くし、再婚の相手が良多という設定。
良多が実家に帰って、一泊して帰るまでのストーリ>>続きを読む
金曜ロードショーで初鑑賞。128分だったんだ。テレビだと11時半ごろまでやってた。ながっ! でも、そんなに飽きることなく見ることができた。
ある小舟に乗った家族。父親は子どもたちにある物語を語り始め>>続きを読む
本が好き。本を読むより本屋が好き。だからこんなタイトルは見逃せない。
ニューヨークの本売屋。彼らのドキュメンタリー。ずっとジャズが流れている。
豪華な装丁の本が並べられている書架を見ているだけで贅>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「佐々木、イン、マイマイン」を彷彿とさせる男子映画。男子が集まるとだいたいバカになる。
友人の結婚式の余興のために集まった6人。それぞれの道に進んでいるが、6人は高校時代の先輩後輩の仲のいい関係。>>続きを読む
久しぶりに森田芳光監督の映画を見た。なんかおもしろいなー。間がおかしくて、不自然な構図がおかしくて、笑ってしまう。
30歳を過ぎて、兄弟ふたりで暮らしている。いっしょにテレビを見て、野球を見て、レン>>続きを読む
久しぶりに「タイタニック」を金ローで鑑賞(酒を飲みながら)。なんか今さらだと思っていたけど、前後編分けてでも見てよかった。
おばあちゃんになったローズの語りで始まるストーリー。語り終えたローズばあち>>続きを読む
キアロスタミの1974年の長編デビュー作らしい。短めでモノクロ作品。
なるほど、トラベラー。
サッカーが好きすぎて、授業も宿題もテストもおろそかな10才の少年。
都会のテヘランでサッカーの試合がある>>続きを読む
途中、一本の奇妙な作品が入ったけど、続けて「ジグザグ三部作」は見ておこうと。
本作は、前作「そして人生はつづく」の一部のシーンに登場する男性に焦点を当てる。そのシーンの撮影舞台裏という感じで、前作よ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
たしかに「ミッドサマー」的。
時代は1973年。
少女ローワン・モリソンが行方不明になったと知らせを受けて、ひとりの警察が調査のためにある孤島にくる。この島はカルト教の島だった。
調査するも島民は>>続きを読む
「友だちのうちはどこ?」が公開されたあと、1990年イランに大きな地震があった。
監督は、出演者の安否を確認するべく、息子といっしょにあのコケルに車で向かった。という事実を改めて一本の映画として撮影し>>続きを読む
初めてこの映画を見たのは大学生のころ。
そのときは、主人公の子どもの目線で、ノートを返しに行く小さな冒険譚と、大人はわかってくれない理不尽さを感じながら見ていた。
あれから25年、同じ気持ちで見よう>>続きを読む
会社勤めを長く続けていると、ノマドウォーカーってあこがれる。インドアなくせに、キャンピングカーで移動するとかもあこがれる。
しかしこれはそんな映画ではない。リーマンショックで、働き口がなくなり、住む家>>続きを読む
カンバーバッチ怪物版。
いきなり照明の演出とともに生まれ落ちる怪物。
最初はぴくぴく。真上のカメラからその様を映している。これがNTLの良いところ。
それから少しずつ動き出し、自分の身体を思うように>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
今年のベストはこれに決まりだな。
とっても心地いい映画だった。この調子なら3時間でもよかった。
大阪在住なので、噂でしか知らない下北沢という街。その街だけの話。
古本屋があって、バーがあって、カフェ>>続きを読む
人類に新種のウイルスが襲いかかり、人口の30%が失われる。この設定の話を7年前から考えて作り続け、いま公開されるという恐ろしいタイミング。
“日本人が”とか“ひとりで”とか“独学で”とか“7年かけて>>続きを読む
気になっていた作品。イスラエルの映画だったんだ。直前まで知らなかった。
実は(というほどのことでもないが)、私はADHD(グレーゾーン)と診断された息子の親なので、ちょっとこういう内容は身につまされ>>続きを読む
よーーーやく見た。
いつ見ようかなと思いながら、いつまでたってもやってるから後回しにして、アニメの2期も始まるし、上映時間がちょうどタイミングのいい時間から始まったし。で、ようやく見た。
あまりにも>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
タイトルの「ミナリ」は、韓国語で「セリ」とのこと。あの春の七草のひとつ目の。
韓国移民のある家族の物語。
農場をもつことを夢みて、アーカンソー州の片田舎に引越す。夢みているのは、夫のジェイコブだけで>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「あなたのことこっちで調べさせてもらいました。この話、進めてもらっても構わないから」
その後、庭の池に石を投げ続ける幸一郎(高良健吾)。「興信所じゃない? そういうの当たり前じゃない?」って、恐ろしい>>続きを読む
タイトルもはっきり覚えないまま、仕事を早々に切り上げて、先入観なく映画館の席に座った。とても気持ちのいいラブストーリーだった。
予備校の数学の先生の大野(成田凌)。その大野にマンツーマンで授業を受け>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
映画の冒頭。オクジュは空っぽになった部屋にひとり残り、名残おしそうに、最後に部屋を出る。
夏休みに祖父といっしょに暮らすことになったオクジュの家族。でも、そこには母親はおらず、弟と父親と3人で引越す。>>続きを読む
遅読のくせに小説が好きなので、小説を題材にした映画は嫌いになれない。一本の映画を見るスピードは、みんな平等だ。小説はじっくり読むと時間がかかるけど、映画はじっくり見てもスピードは変わらないという意味で>>続きを読む
せっかくなので、この作品についても記録を残しておこうと思います。
メインの「キートンの大列車追跡」が始まる前に、流れた3分の作品。
こちらも当然ピアノの生演奏付き。
大きな帽子をかぶって劇場に来る>>続きを読む
この名作を映画館で、ピアノの生演奏で楽しむことができたことに感謝。
http://www.cinepre.biz/cinepiano202103
抽選で当たったことに感謝。これ無料でいいの?
で、最>>続きを読む
かなり前に一度見た。で、今回ひさしぶりの再鑑賞。やっぱり傑作だった。
塀の外に出た途端、トイレに行きたくなるビリー。ここからおかしい。そのままバスに乗って、しばらくトイレ難民。やっとトイレにたどり着>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
富春江という大きな河がある町のある家族のある1年間の物語。
家族や親戚やらが集まって、中華料理店でおばあちゃんの長寿を祝うシーンから映画は始まる。
長男はその中華料理店を営み、次男は漁師として生活、>>続きを読む