順慶

アメイジング・グレイス アレサ・フランクリンの順慶のレビュー・感想・評価

3.9
本作を見たシアスタ心斎橋という映画館は、感染対策で、座席は間引きしており、またラーメン屋の一蘭方式で、すべての座席にパーテーションがあるので、隣が気にならない。さらに前との空間もしっかりあるので、ゆったり座れる。
ということなので、少しリズムをとりながら映画をら楽しむには適している。この映画にぴったりの映画館。

音がならないように足でリズムをとったり、ひざをたたいてリズムをとったり、指先だけで小さく拍手をしたり。いい時間だった。

アレサ・フランクリンの2日館の教会ライブパフォーマンスだけのドキュメンタリー。行われたのは1972年。
シドニーポラックが撮影し公開される予定だったが、未完のままになっていたとのこと。で、49年を経て公開。見てよかった。

何度か見た予告だけで鳥肌だった。圧倒的なものは感動するの法則。
ゴスペルなので、神の歌がほとんどで、この時代の黒人女性シンガーが歌う歌詞だから余計に感動する。信仰心に感動する。

アレサ・フランクリンはあまり笑みを見せず、たんたんと歌う。ピアノの人が司会をしながら場を盛り上げ、演奏しながら少し歌う。で、少し泣く。
順慶

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