ヨダセアSeaYodaさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

偽りの忠誠 ナチスが愛した女(2016年製作の映画)

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【OUTLINE】
 ナチスが蔓延る時代、ドイツ最後の皇帝が隠居している屋敷にメイドとして潜入した女性をリリー・ジェームズが演じた作品。

【REVIEW】
 正直、かなり王道で物語的にも演出的にもあ
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.4

【OUTLINE】
 『THE WITCH 魔女』に続く韓国ハイスピード超能力アクションの第二弾。今回も特異な能力を持つ少女とそれを助けた人々が色々な勢力の陰謀に巻き込まれる。

【REVIEW】
 
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

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レビュー漏れ。

 シャーリーズ・セロンが冷戦期のスパイを演じた作品。彩度低めで会話も淡々とした落ち着いた雰囲気ながら、流れる楽曲はおしゃれにノリノリで楽しかったりするバランスが観やすい。

 最近、
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.5

レビュー漏れ。

【STORY】
 風俗嬢を辞め、海辺の小さな街のお弁当屋さんで働きながら、当時の源氏名を名乗り続けているちひろ。
 元・風俗嬢であることを隠さず、立場を問わず誰に対しても分け隔てなく
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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

4.2

“ベッドの下で自由を見つけて”

“家に帰らなきゃ”
“ここがあなたの家よ”

【STORY】
 厳格な母に神童扱いされ勝手に弁護士になることを期待されるウィリアムは、母に期待されずに家を出た姉が残し
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渇水(2023年製作の映画)

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KADOKAWA様のご招待で、生田斗真最新作である今作を鑑賞。

水道代が払えない家の給水を止めて回る水道局員のやるせない苦悩。水道だけじゃなくて、人々の関係が無機質なリアル社会も"渇いてる"のかも。
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

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【STORY】
 差別思想丸出しの白人至上主義グループを立ち上げる6人の女性達が、口論になったアジア人の家を荒らしてしまおうというとんでもない計画を開始する…。

【REVIEW】
 今年を代表する胸
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.3

【PR】
詳しい感想はYouTubeで語っています!
https://youtu.be/Mj-TjZl51VM

【STORY】
 息子と平穏に暮らすドムとレティの前に、彼らへの恨みを抱えた人物ダンテ
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ミッキーの誕生日(1942年製作の映画)

3.0

 ミニー主導でミッキーの誕生日サプライズを仲間達が頑張る話。

 誰も傷つかず可愛くて、音楽と踊りに溢れた、ディズニーのオーソドックスな短編。こんなもんでいいとは思うけど、他にもいい短編はたくさんある
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オズワルド ザ・ラッキー・ラビット(2022年製作の映画)

3.5

 ディズニーに版権が帰ってきたオズワルドが、また短編を作ってもらえて嬉しい1分間。

 ONE PIECEのローの能力くらい自在な身体遊びが愉快で、自由度の高い動きと小憎たらしい表情が楽しい。

 モ
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プレーン・クレイジー/飛行機狂(1928年製作の映画)

3.5

 ミッキーマウスを主人公に初めて作られた短編は、実は『蒸気船ウィリー』ではなくて今作。

 ミニーへの最悪のセクハラ、動物へのバイオレンスなど、初期ミッキーお馴染み、自分本位を極めて道徳が欠如した描写
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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

4.1

試写にて(生のマイケル・B・ジョーダン、笑顔優しいしかっこよかった…)。

【STORY】
 チャンピオンの栄光に浸りながら、家庭に落ち着いたアドニス・クリード。彼の元へ、複雑な過去を共有する刑務所上
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.1

“倒れたら、私が立ち上がらせる"

【STORY】
 ドニー・クリードの父アポロの死の原因であるロシアのボクサー、ドラゴ。その息子が、ドニーに試合を挑み挑発してくる。ロッキーらが止める中、ドニーは父の
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.3

"世間が何よ。私が見てるのは100%あなただけ"

"覚悟ができてる。だから後悔のないよう好きなことをやる。みんなそうなんじゃない?"

【STORY】
 父がロッキーのライバルだったアポロと知らずに
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ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう/見上げた空に何が見える?(2021年製作の映画)

4.3

再会を約束した男女が、翌朝2人とも外見が変わってしまい再会できず?という恋愛奇譚…のはずが、本題そっちのけで子供・犬・サッカーへの偏愛が炸裂するし、シュールな語りが淡々と入るしでじわじわ。

映像の色
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⻘いカフタンの仕立て屋(2022年製作の映画)

4.3

“カフタンは次の世代へ受け継がれる。母から娘へ、時代を超えてね。”

【STORY】
 モロッコでドレスの仕立て屋を営む夫婦と、雇われた青年のドラマを描く。

【REVIEW】
 ムスリム社会で生きる
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モロッコ、彼女たちの朝(2019年製作の映画)

4.4

【STORY】
 未婚の母がタブー視されるモロッコで、事情を抱えた妊婦サミアは煙たがられて仕事も宿も与えられずに街で座り込む。そんなサミアを見かねたシングルマザーのパン屋は、厄介者扱いしながら数日間だ
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ジェイン・オースティン 秘められた恋(2007年製作の映画)

3.4

レビュー漏れ。

女性が小説を書きにくかった時代に『高慢(プライド)と偏見』などの多数の名作を残した小説家ジェーン・オースティンをアン・ハサウェイが演じた。

英国情緒溢れる空気がひたすらおしゃれだし
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ブルックリンの恋人たち(2014年製作の映画)

2.1

弟が事故で寝たきりになり悲しむ女性と、彼女が出会うミュージシャンの恋愛もの。

アン・ハサウェイ作品をたくさん観た流れで観たけど、正直今作はあまり庇えないほど展開がなく、眠く感じてしまった。好きな人ご
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ザ・ハッスル(2019年製作の映画)

3.4

 アンとレベル・ウィルソンのW主演による、時に協力したり、時に邪魔し合ったり、最高に愉快な詐欺師コンビのドタバタ映画。

 特に中身はないけど、有名キャスト演じる2人の詐欺師がドタバタしてるだけでクス
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.3

ルーシー・リュー演じる "カオスの女神" くらい内容も中々カオスだったけど、DCの貴重なポップ枠として、彼らはこのノリでいいと思う。レイチェル・ゼグラーがとにかく可愛過ぎて、ジェフと一緒に彼女にキュン>>続きを読む

シャザム!(2019年製作の映画)

3.5

里親に迎えられては逃げ出す問題児。孤独な彼はある日、超人の力を手に入れるが…。
人間味溢れる超人がドタバタする姿は愉快で親しみやすく、彼がヒーローになっていく姿は応援したくなる。
誰でも楽しめる簡潔さ
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

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ワーナー・ブラザース映画様のご招待で試写させていただきました。

DCのスピードスター"フラッシュ"による爆速で走る大迫力のアクションはもちろん、大量の爆笑シーンから感動のドラマまで全部詰まった、最高
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ナワリヌイ(2022年製作の映画)

4.0

マーク漏れ。

 反プーチン勢力として不当に拘束された政治家ナワリヌイのドキュメンタリー。この映画が製作されたことが偉大だし、この映画がなければこんな事実が全然知られていないということが恐ろしい。結局
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その道の向こうに(2022年製作の映画)

3.8

【STORY】
 従軍経験のトラウマを抱えながらも社会復帰したくて苦悩する退役軍人の女性(ジェニファー・ローレンス)が、車の整備工の男性(ブライアン・タイリー・ヘンリー)と出会って独特の関係を築いてい
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To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

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"Tell me I ain't a piece of shit."

【STORY】
 宝くじで当てた大金をお酒に使い果たし、息子にも地元の人々にも見放されたシングルマザーを描く。

【REVIEW
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ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

3.6

 大学卒業から23年間、1組の男女が辿る恋愛や人生の道を追う物語を、アン・ハサウェイとジム・スタージェス主演で描く。

 何年も特別な相手だけど、お互い色々とすれ違う様子が、正に人生山あり谷あり。ラス
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ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

3.6

 プレイボーイなジェイク・ギレンホールと、パーキンソン病が進行中のアン・ハサウェイの恋愛劇。

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【星つけた際の"個人的"評価・好み】
※作品のウリじゃなさそうな部分は「-」
総合点72pt/
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ブライダル・ウォーズ(2009年製作の映画)

3.9

 最高の結婚式を夢見る親友だった2人の間に、結婚式の予約のせいでマウント戦争が勃発!?

 大喧嘩を見るのは辛いながら笑っちゃうし、最後はもちろんほっこりする、友情のお話。

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観た回数:1回
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クライング・ゲーム(1992年製作の映画)

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マーク漏れ。

 戦争を背景に起きた誘拐事件で心を通わせた、被害者ジョディと犯人グループのファーガス。ファーガスはジョディに託された使命を抱え、ロンドンでジョディの恋人に接近するが、彼女の秘密と過去の
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ピクニック(1936年製作の映画)

3.9

レビュー漏れ。

フィルムが戦争で破棄され完成されなかったのに、"死ぬまでに観たい1001本"に選ばれるほどの作品として残っている奇跡の映画。

何が起こるでもないのに脳裏に焼きついたまま記憶に残り続
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.3

レビュー漏れ。

1950年代オートクチュールの衣装、細かな壁紙、しっとりしたセットの空気。全てが美しいけど、流れる物語はP・T・アンダーソン監督らしくドロっとした感じ。

大好きな世界観です。

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呪怨(2002年製作の映画)

3.4

レビュー漏れ。

トイレの個室から布団の中まで、どこにでも現れ「ア"ア"ア"ア"…」と枯れた声を上げながら近づいてくる伽耶子が不気味過ぎる日本ホラー。 "そんなところに!?" を連発するトリッキーで不
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鬼畜(1978年製作の映画)

4.0

夫が隠していた3人の連れ子が突然家に住むことになり、キレまくる妻。夫婦がとったやば過ぎる行動とは…?

文字通りの"鬼畜の所業"に、怖いを通り越して悲しみに沈んでしまう。岩下志麻演じる鬼過ぎる妻の覇気
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女優霊(1995年製作の映画)

3.4

 映画撮影の現場をジワジワ侵蝕していく恐怖。"過去に自分だけが見たかもしれないビデオ"とか"薄暗い屋根裏の記憶"とか、ゾクゾクするよね…。

 初めて観たのが小さい頃だったら、絶対あの顔と笑い声が脳裏
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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

4.3

【OUTLINE】
 人間がプラスチックを食べられたり、内臓をいじるテクノロジーも進化した未来。男女コンビ(ヴィゴ・モーテンセン&レア・セドゥ)は過激なパフォーマンスアーティストとして内臓や身体の変化
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