ヨダセアSeaYodaさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

あるスキャンダルの覚え書き(2006年製作の映画)

3.9

"シーバのような人間に孤独の何が分かる"

【STORY】
 孤独に日記をつけ続けるおばあちゃん教師が、押しに弱い若手美人教師と歪んだ友情を育もうとする拗らせ人間関係ドラマ。

【REVIEW】
 主
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.1

マークしてなかったことにふと気づいた。

【STORY】
 オマティカヤ族に認められ、家族もでき穏やかに過ごすジェイクとその家族に、再びスカイ・ピープル(地球人)の脅威が迫り、ジェイク達は海の民に助け
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アバター(2009年製作の映画)

4.8

WoWをレビューし忘れていたことに気づいたのでついでに再編集。

【STORY】
 "衛星パンドラ"を侵略する目的で、"アバター"を操り先住民の情報を引き出そうとする負傷兵ジェイクだが、先住民と関わる
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.4

【STORY】
 何でも1テンポ早い男性と、逆に何でも1テンポ遅い女性。そんな2人が辿る不思議な運命。
 男女が逆の本家台湾映画『1秒先の彼女』を岡田将生×清原果耶でリメイク。

【REVIEW】
 
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

-

【STORY】
 宇宙人が来るという開拓地のような町に、豪華キャスト演じる個性的な人々が集まってくる。

【REVIEW】
 メタな設定を利用したことで、更に自由度の高い世界観作りに成功したウェス・ア
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.7

【ネタバレなしREVIEW】
 めっちゃくちゃジブリ。綺麗な部分も汚い部分も宮崎駿・ジブリ節全開。
 綺麗な映像、不気味で気持ち悪い演出、久石譲の美しい音楽、豪華なキャスト、そして戦争や命に関するメッ
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裸足になって(2022年製作の映画)

4.4

"どんな人生にも終わりがある。前の人生は死んだのかも。でもまだ旅は続いてる。"

【STORY】
 理不尽な暴力でバレリーナの夢を絶たれ、声も奪われてしまった若き女性フーリア。
 そんな彼女の人生は、
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GAGARINE/ガガーリン(2020年製作の映画)

-

過去鑑賞マーク漏れのためツイートコピペ。

【一旦SHORT REVIEW】
 壊される古い建物にも、愛着を感じて住み続けた人々、そこにしか居場所のない人々がいる。現実のガガーリン関係者も参加した、"
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オートクチュール(2021年製作の映画)

-

過去鑑賞レビュー漏れのためツイートコピペ

【STORY】
鬱気味お針子老女&毒舌泥棒少女が、時に罵り合い、時に支え合いながら互いの人生に影響し合う話。

【REVIEW】
 ぶつ切りダイジェストみた
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

-

 試写にて。

【STORY】
 トランスフォーマーシリーズの前日譚として、新たな三部作が始動。マクシマルという新たな種族が登場し、オプティマスや人間達と共に強敵に挑む。

【一旦SHORT REVI
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もしかしたら私たちは別れたかもしれない(2021年製作の映画)

3.8

【STORY】
 美大の同級生で、長年交際してきた男女ジュノとアヨンだが、ジュノは公務員試験に落ちまくりフリーター状態、アヨンも画家の道を諦め会社員になった人生をなんとか納得しようと生きている状態。2
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バービー(2023年製作の映画)

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【STORY】
 夢のようなキラキラでハッピーな日々が続くバービーランドで、 “定番バービー” ことバービー(マーゴット・ロビー)も楽しく暮らしていたが、突如その身体に異変が。解決のために人間界に向か
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エピデミック〜伝染病(1987年製作の映画)

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トリアー監督の、撮りたいものをとことん撮ってきた感が大好き。
今作はつかみどころのない独特で不思議な映画だったけど、観客に “俺の映画を考えるプロセスはこんな感じ” って教えてくれるような映画でもあっ
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エレメント・オブ・クライム(1984年製作の映画)

3.4

【STORY】
 精神病院での独白で始まる、殺人事件捜査と狂気の物語。

【REVIEW】
 犯罪者の心理(犯罪の原理:Element of Crime)に己を限りなく近づけることで事件を解決しようと
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ノクターン(1980年製作の映画)

-

レアな上映に感謝。

 光が苦手な女性が暗い部屋で鬱々としている、ラース・フォン・トリアー監督初期の短編。

 瓶から漏れる液体が、暗い部屋に差すビビッドな光に照らされる様、睡眠薬(?)が転がったショ
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.6

【STORY】
 舞台は貴船の旅館とその近所。記憶以外のすべてが2分間でリセットし続けるタイムループ現象にパニックになる人々を描く。

【REVIEW】
 まず設定は最高。秒過ぎるタイムループ描写に恐
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.2

【REVIEW】
 よく書いてるけど、自分は"伝えたい物語のために、描きたいメッセージのために、芯を一本通した作品"が好きだ。
 その視点でいくと、正直今作は自分に全く合わない作品と言っていい。

 
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

-

【STORY】
 やっとできた友人がそれぞれの世界に帰り、心にぽっかり穴が空いたような感覚でヒーローを続けるマイルスの前にトリッキーな敵が現れる。
 別の世界では、同じような気持ちのグウェンが、スパイ
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美女と野獣 ベルのファンタジーワールド(1998年製作の映画)

3.2

【OUTLINE】
 3つの短編による『美女と野獣』スピンオフ。
①謝罪の手紙を召使の辞書(ウェブスター)、羽ペン(ラ・プルーム)、便箋(クレイン)がでっちあげたことで野獣が怒る。ルミエールも難聴のシ
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美女と野獣 ベルの素敵なプレゼント(1997年製作の映画)

2.6

【STORY】
 ベルと野獣が結ばれる前に挟まれたオリジナルストーリー。呪いでパイプオルガンになったことでアイデンティティを確立した音楽家フォルテが、呪いを解かれたくなくてベルと野獣の関係を引き裂こう
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

4.0

詳しい感想はYouTubeに出しました↓
https://youtu.be/loUnKS-0GEA

ハリー・ベイリーの歌声はさすがに鳥肌。すごい。

あまり内容には触れないでおきますが、作詞に『ミラ
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恐竜ガーティ(1914年製作の映画)

-

ウォルト・ディズニーに影響を与えたという、実写×アニメの無声映画。

実験的な内容で特に何かというわけではないけど、ユーモアは感じるし歴史の変遷において重要と言われるのがわかる。

明日の世界(2015年製作の映画)

-

 以前「過去一怖かった映画」をTwitterで募集した時に教えてもらった短編アニメ。

 少女エミリーに、未来を生きる自分のクローンがあるメッセージを伝えに尋ねてくる。永遠の命があったら系のSFだけど
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アリスの不思議の国(1923年製作の映画)

-

 1923年のウォルト・ディズニーの短編。

 今でさえ、アニメーションが実写映像に重なればそのコンセプトだけでワクワクはする(『トムとジェリー』『スペース・プレイヤーズ』などなど)。それが1923年
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幻の光(1995年製作の映画)

-

 是枝裕和監督のデビュー作。
 正直な話、日本の地方の泥臭い日常、みたいな作品にあまり食指が動かない自分にとって、内容は好みとは言えない。話だけ取ると集中力が続かないタイプの映画だった。

 それなの
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.1

 映画館で観たかったタイミングでコロナにかかって以来タイミングを逃していた今作。やっぱり映画館で観たかったな…。
 撮影がとにかく美しく、やっぱり是枝監督作品の切り取る世界が好きだと改めて認識した。
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怪物(2023年製作の映画)

4.5

 避けても避けても泥が視界を覆っていく。結局私達には何も見えていないのかもしれない。

 何も言わないでおくけど、深く考えさせられる上に、かなり練られていて演技も音楽も素晴らしくて映像まで美しい傑作。
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恋の手ほどき(1958年製作の映画)

4.2

【STORY】
"パリの人って恋愛しか頭にないの?理解不能!" そんなふうに過ごしてた貴族のおてんば女子が、少しずつ変化していく。

【REVIEW】
1画面に何色詰まってるんだろうってくらいカラフル
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オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)

4.6

【OUTLINE】
 『キャバレー』を撮り『シカゴ』を作ったボブ・フォッシーが手術後に撮った半自伝的でシュールなミュージカル作品。

【REVIEW】
 独創的な世界観は好みが分かれると思うけど、それ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.4

【REVIEW】
 半端なタイミングで観るよりは…と爆音映画祭まで観るのを取っておいてよかった。音色にも映像にも乗った青く燃える魂が、真正面から爆音で涙腺を壊しに来た。

 結局この世は努力と運。とい
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白鯨との闘い(2015年製作の映画)

-

マーク漏れ。

『白鯨』の元になった実話をベースに、トムホとクリヘムが旅に出る。

この類の冒険物があまり刺さらないのもあって、なんとも言えない感じ。申し訳ない。

ブレンダン・グリーソンの貫禄とその
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チェリー(2021年製作の映画)

3.4

 AppleTVでしか観られないのが悲しいトム・ホランド作品。トラウマやアイデンティティ・クライシスを描いたクライムものとしては独創性に欠けパンチの弱い物語かもしれないけど、そんな精神に問題を抱えた青>>続きを読む

インポッシブル(2012年製作の映画)

4.0

【STORY】
 2004年にスマトラ沖を襲った地震による津波で、リゾートのプールで遊んでいた5人家族が離散。母マリア(ナオミ・ワッツ)と長男ルーカス(トム・ホランド)は2人で安全な場所への移動を試み
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サンセット大通り(1950年製作の映画)

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 大スターだった過去を引きずる老いた女優と、彼女の屋敷に偶然逃げ込んだ借金まみれの脚本家を描く名作。グロリア・スワンソンのキマった目がすごい。一時的な栄光ってもはや呪いだけど、そこに浸り過ぎて狂ってし>>続きを読む

偽りの忠誠 ナチスが愛した女(2016年製作の映画)

-

【OUTLINE】
 ナチスが蔓延る時代、ドイツ最後の皇帝が隠居している屋敷にメイドとして潜入した女性をリリー・ジェームズが演じた作品。

【REVIEW】
 正直、かなり王道で物語的にも演出的にもあ
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.4

【OUTLINE】
 『THE WITCH 魔女』に続く韓国ハイスピード超能力アクションの第二弾。今回も特異な能力を持つ少女とそれを助けた人々が色々な勢力の陰謀に巻き込まれる。

【REVIEW】
 
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