ezuさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

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ヴィクラムとヴェーダ(2017年製作の映画)

4.2

正義を語るヴィクラムにそれで良かったのかと疑問を投げるヴェーダの奇妙な善悪問答が素敵。
ノワール調の雰囲気、対比と緩急の具合も絶妙、見渡すかぎりおじさんばかりだけど女性キャラも魅力的で面白かったです。

24(2016年製作の映画)

4.0

タイムトラベルというよりは時自体を操る設定だから時間移動後の展開が新しい。
序盤から張り巡らされた伏線と、展開をぶった切るような壮大なダンスシーン、タイムトラベルものによくある未来を知ってるというアド
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劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(2019年製作の映画)

4.0

1時間しかないのが本当に信じられないボリュームとスピード感と展開。
ジオウという作品の良さを凝縮しながらドライブのファンを煽ってくる。
マッハの名乗りが聞けたのも嬉しい。

こちらピープリー村/Peepli [Live](2010年製作の映画)

3.8

「自殺をすると政府が大金をくれる制度ができたらしいから自殺宣言したらマスコミに取り上げられてとんでもないことに!」

アーミルカーンプロデュースとのことで、ゆるいテンポながらもどことなくアーミルカーン
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ムンバイ・ダイアリーズ(2010年製作の映画)

3.7

役者を目指す洗濯屋の青年、街の生活を写真に残していく女性、前の住人が残したビデオテープを見る人付き合いが苦手な画家、しっとりとした雰囲気がとても印象的な映画だった。
イルファンカーン主演「めぐり逢わせ
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みかんの丘(2013年製作の映画)

4.2

静かでゆったりとした心地良い雰囲気と、しっとりとした感情のやりとりが素敵。
少しずつ仲良くなっていく敵同士やエストニア人とジョージアの事情、いろんなものが何かを押し付けるでもなく淡々と描かれているのも
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オルジャスの白い馬(2019年製作の映画)

3.6

カザフスタンの大自然の中に溶け込むやたらと強い謎の男森山未來。

続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画(2020年製作の映画)

4.6

今のご時世だからこそ見たい映画であり、今のこのタイミングだからこそ面白さが倍増する。
本当にひどい(褒めたい)ネタのオンパレードなのに意外とストーリーがしっかりしててびっくりだし、まさかのご本人登場や
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フレンチ・ラン(2015年製作の映画)

3.8

スピード感とテンポの良い巻き込まれ型系バディもの。
面白かったです。

シリアスな男たち(2020年製作の映画)

3.8

面白いんだけど笑うこともできずただ感じられる現実に打ちのめされそうになる。
わくわくしてしまう部分やユーモアのある部分もあるんだけど、重苦しさと切なさを残していく良い作品でした。

ムンナー・マイケル(2017年製作の映画)

3.9

ダンスもアクションもキレッキレなインド期待の若手俳優が、好きな子を振り向かせたいイケオジヤクザの親分(42歳)にダンスを教えたり兄弟の誓いをしたりする映画。

若い頃のキラキラしたタイガーシュロフ目当
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嗤う分身(2013年製作の映画)

3.7

ドストエフスキーの原作タイトルを知ってようやく合点がいった。
フィルマークスあらすじと実際の映画の雰囲気が180度くらい違って良かった。
ジェシーアイゼンバーグの早口が冴え渡ってる。

オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

3.7

さすが名作オペラだけあって聞いたことある曲が多い。

スタスキー&ハッチ(2004年製作の映画)

3.9

キャストがすでに面白い上にすごい仲良しぶりを見せつけられる。
オーウェンウィルソンがベンスティラーを横抱きでベッドに運んで寝かしつけたり2人でおそろいの名前入りTシャツ着て海岸を追いかけっこしたりする
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アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

4.0

キャラクターがみんなそもそもいい上に役者がそれぞれ良くてストーリーも良い。これぞ名作。
定期的に地上波に流すべきでは?

ウイスキーと2人の花嫁(2016年製作の映画)

4.0

これが実話だと言われてもそうだろうなと納得してしまうようなところがある。

時代は世界大戦真っ只中だというのにどこか呑気でゆるくて愛すべき皮肉に溢れてる、こういうイギリス映画(舞台はスコットランドです
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彼が愛したケーキ職人(2017年製作の映画)

3.9

イスラエルでは非ユダヤ人のオーブン使用禁止をはじめ、イスラエルの厳しい戒律のことを知らなかった。
夫の愛人、という立場以上にドイツ人とユダヤ人などの社会的な見方や感情を感じる部分もサラリと触れながらも
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

3.9

これはもうちょっとサスペンス映画にどっぷり浸かっていた頃に見たかった良作。

ダイ・ビューティフル(2016年製作の映画)

3.7

フィリピンの雰囲気を垣間見ながらも、1人の人間の人生が丁寧に描かれてて、すごく素敵な映画でした。
メイクで本当に顔が見違えるように変わるのすごい。

牢獄処刑人(2013年製作の映画)

3.5

初フィリピン映画でしたが、どこの国にもこういう話はあるんだなと仄暗い気持ちになりました。

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.6

キャストのクセが強すぎて良い意味でこわい。
ムロツヨシ(の役)が一番こわい。

マイ・ビューティフル・ランドレット(1985年製作の映画)

3.8

思っていたよりひたすらに幸せなロマンス映画だった。
ロンドンの移民問題とかいろいろ時代背景を考えさせる部分もありましたが、2人がただただ風呂場でイチャイチャしてるシーン見て深く考えるのをやめました。
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シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

3.9

ずっと見たかったフランスのおじさんコメディ。
緊張感があるようなないような、ゆるさと真剣さ、間に挟まれるコメディのテンポ、ラストの落としどころといい期待通り。

無職の大卒(2014年製作の映画)

4.4

きっと、うまくいくかと思って見たらバーフバリでした!くらいの面白さの方向性の違いにテンションが3段階くらい上がった。
社会派映画なのかな〜くらいに思ってたんですが、まさかの主人公無双映画。
主人公と周
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ビギル勝利のホイッスル(2019年製作の映画)

4.0

インド映画ファンの間で何度となく名前を聞いていた噂の大将ヴィジャイさん、オープニングでその名がデカデカと出るところでその存在の大きさを察しました。
最初から最後までヴィジャイさんのかっこよさと音楽・ダ
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ストゥリー 女に呪われた町(2018年製作の映画)

3.9

ダンスが一回しかなかったとは思えないくらい明るくゆるく、コメディ満載。
しっかりホラーしながらも見た後に怖さを残さない安心安定のラストも最高でした!
シュラッダーカプールが本当にきれいで怪しくて、あれ
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僕の名はパリエルム・ペルマール(2018年製作の映画)

3.9

ダリト、というカーストのさらに外側に位置付けられた存在のことを知らなかったので、ショッキングな映画でした。
心身共にボロボロになっていく主人公や冒頭の鉄道のシーンなど辛いシーンは多いもののメッセージ性
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伝説の女優 サーヴィトリ(2018年製作の映画)

4.0

壮絶な伝記映画と聞いていたから硬い映画を想像してたんですが、すごく明るくてダンスも壮大で楽しかったしフィクション的バランスが素晴らしい。
彼女の人生に勇気をもらった女性の物語でもあるところがすごく素敵
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.8

すごい頑張って開けた包みの中にもう一個同じのが入ってた、みたいな解決感はささやかな小規模SF。
ポスターから思っていた感じと全然違ったけどこれはこれで面白かったのでポスターのアプローチの方向性はもった
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レジェンド 狂気の美学(2015年製作の映画)

3.7

トムハーディがギャングの双子やってるって聞いて見たらタロンエジャトンにポールアンダーソンまで出てて得した気分。
イーストエンドのくすんだ色合いの街並みにキャスト、ゆるやかなテンポにパブでのケンカなどピ
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.1

面白かった。
ミッションインポッシブルさながらのカンニング手法は見ていてドキドキするし目が離せなくなる。
それぞれの能力ではなく学歴が重視されてしまう社会とそれに溺れていく青少年たちの姿は見ていてしん
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お気楽探偵アトレヤ(2019年製作の映画)

5.0

シャーロックホームズを神と仰ぎ、映画で推理を学ぶかっこつけ屋の探偵アトレヤ。しかし頭脳はピカイチの場違いなアインシュタイン。
小さな依頼で日銭を稼ぐ彼は、線路脇で発見された謎の身元不明死体を追ううちに
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

3.8

『タクシードライバー』のような謎の勢いと台詞回しのかっこよさが最初から最後までぶっ続けで放出されるのでパワーがすごい。

ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)

3.9

イーサンホークのこういう奴いたらこうなっちゃうかもなあ、という映画のキャラクターのようなキャラクターづくりと演技が絶妙でことの顛末を知っていても応援してしまいそうになるし、それ自体がまた面白い。

博士と狂人(2018年製作の映画)

3.8

博士と狂人というタイトルに惹かれて何も知らずに見たらなかなかしんどい作品だった。
エディマーサン演じるミスターマンシーがとても良いキャラしていた。