ezuさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

ezu

ezu

映画(1428)
ドラマ(1)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.2

ポスターの明るさは絶対フェイクと疑って覚悟して見たんですが予想通り心に重くのしかかる、けど見て良かったと思える映画でした。
苦しくて切なくて、知らなかったことが申し訳なくなって、途中から涙が止まらない
>>続きを読む

プールサイド・デイズ(2013年製作の映画)

4.2

思ってたのと違ってすごく面白かったしこのゆるい空気感大好きです。
良い加減で自分勝手に思えるのに世話焼きで寄り添ってくれる理想のサムロックウェルがカッコ良すぎ。
毎夏思い出したい。

グラン・ブルー完全版 -デジタル・レストア・バージョン-(1988年製作の映画)

4.0

これはある意味「太陽がいっぱい」と同じジャンルの男と女の感情のもつれ合い。
イルカとともに海に還るジャックと最後に陸に引き戻されてしまうエンゾの対比がまた切ないですね。
実在のダイバーが元になっている
>>続きを読む

ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

4.0

やはりバディ映画は良い。
この2人の子供ではいられない、大人にもなりきれない青臭さと真っ直ぐさは見ていて気持ちよくて応援したくなる。
ただ突っ走るのではなくジャンプ漫画よろしく修行のターンがあるのもし
>>続きを読む

破壊の日(2020年製作の映画)

3.6

いろいろ感じ入るところもあるのですが、
とにかくとても音がでかい。

孤独のススメ(2013年製作の映画)

3.8

最初、もしかして思ってよりだいぶヤバいやつか!?とハラハラしながら見てたんですが、排他的な社会での2人の奇妙な距離感と全てが繋がる最後の盛り上がりには思わず心の中でスタンディングオベーション。
マッタ
>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

3.7

先に原作を読んで見ていた父から「原作ではまだ納得できたけど映画では何故か全員こいつ死んでもまあ仕方ないかな、と思うくらいクズ」と聞いて気になってしまったから見ました。
リング見てたら突然貞子と伽耶子が
>>続きを読む

アップグレード(2018年製作の映画)

3.9

テンポがめちゃくちゃいい上に展開が二転三転して目まぐるしく変わっていくので気持ちよく見れる。
転がった先のオチも良い。
主演の人がどうしてもトムハーディに見えて全然関係ないのにヴェノムのことを思い出す
>>続きを読む

かちこみ! ドラゴン・タイガー・ゲート(2006年製作の映画)

3.7

キレッキレのアクションは本当にすごいんだけど、元が漫画だからかキャラ立ちのしっかりした登場人物たちが濃い。
前髪の長さはアクションには影響しない。
ドニーイェンはなんでもやるな!って思ったけどよく考え
>>続きを読む

マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.8

いろんなことを知っているからこそいろんなことに興味があるし欲望もあるのにそれを素直に表現できない思春期のかわいさよ。

マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと(2008年製作の映画)

3.7

オーウェンウィルソンだしコメディなのか!?と思ってみたら最後は目元が熱くなるようなすごく良いお話でした。
犬を飼うということとは、って感じのハートフルストーリー。
プライムビデオで何故か原題バージョン
>>続きを読む

ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.8

ストーリーはわかりやすい冒険譚と成長物語なんだけど、耳が追いつかないくらいにポンポン繰り出されるコントの嵐と悪役がハマりすぎているマイケルシーンはじめみんなキャラが濃いので見応えはありました。

最高の花婿/ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲(2014年製作の映画)

3.8

無意識か意識的か差別意識色濃いフランスの皮肉たっぷりなブラックコメディでした。
続編も公開されているようで、確かに、フランスのコメディってあんまり合わないんだよな……となんの気無しに見たけど期待以上に
>>続きを読む

リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

4.1

ハンガリーからやってきたジャポネスクファンタジーコメディ幽霊風味。
(表現が雑だけど)アメリのような世界観、レトロジャパンテイスト、謎の連続殺人(?)、キツネ憑き、と濃すぎるくらいの味付け。
アパート
>>続きを読む

アタック・ザ・ブロック(2011年製作の映画)

3.7

エドガーライトが紹介していたクエストオブキング(邦題)が面白かったので同監督の初作品を見たら監督がチームエドガーライトの人だったことを知った。
団地、貧困など等身大のロンドンの社会問題をSFまじえてユ
>>続きを読む

仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション(2019年製作の映画)

4.0

これは内容的などう見ても本編なので是非地上波でもやってほしい、もしくは本編にも匂わせてほしいレベル。
と思っていたら先日放送のゼロツーの名前候補に0001があって変な声が出てしまった。

きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

3.8

もう一度見るにはしんどいけども、青春のきらめき、みたいなタイトルを裏切らない爽やかロマンス映画でした。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.0

フランス映画のサスペンスってあんまりピンとこないな?なんて思っていたらあまりの面白さにサスペンス大好きだった10年前くらいに心が若返りました。
ミステリーとかでよくある謎の施設設定とかまだあるのか!っ
>>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

4.2

どんな丸投げストーリーだったとしてもこのキャストでこの設定でこの空気感を見れるだけで最高なので本国公開から一年待った甲斐がありました。
巨体を縮こまらせてスマートで横スライドしてやってくるアダムドライ
>>続きを読む

これが私の人生設計(2014年製作の映画)

4.0

イタリアで名を馳せた女性建築家の実話を基にしたコメディ。
イタリアの温かさと自虐ネタに思わずほっこりしながらも、男尊女卑社会をしっかりと風刺しててすごく素敵な映画だった。
雑なジャパン描写が最高で面白
>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.8

ザ・アメリカンドキュメンタリー映画。
数ヶ月前に見た2人のローマ法王を思い出して改めて宗教と宗教の旅行について考えました。
テーマの重さに反して見やすさ、わかりやすさ、演出のレベルの高さはさすがのハリ
>>続きを読む

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

4.2

ニューヨークを舞台にオープニングからビートルズが流れるのにこんなに独特の雰囲気を出せるものなんだなと改めて演出の凄さを実感。
さすがのウェスアンダーソン。
おしゃれな画面と不器用な家族がどこまでも愛お
>>続きを読む

ゾンビ/米国劇場公開版(1978年製作の映画)

3.9

デッドドントダイ予習のために見たんですが、今まで見たことのあるゾンビ映画はこのオマージュだったのか!と膝を打つようなシーンばかり。
そしてデッドドントダイにもオマージュが。
最近のゾンビは足が早いしゾ
>>続きを読む

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

3.9

前作もすごかったが今作もパワーがすごい。
わからないシーンだらけでしたが、最後の許しのシーンは彼自身の自己肯定のようですごく素敵だった。

ドリーム(2016年製作の映画)

4.1

人種、性別、その他諸々、他人事ではないほどにそれらに対する差別の状況が今よりわかりやすく目に見えていた時代に、感情ではなく論理的にそれらと戦う姿に見ている間ずっと唇を噛みしめていた。
私は彼女らのよう
>>続きを読む

素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店(2015年製作の映画)

3.9

死生観をユーモア入れ混ぜておしゃれに描いてて、なんだか昔読んでいた児童文学のような、それでいて世にも奇妙な物語のような、ファンタジーっぽさとふわふわした現実感が不思議な映画でした。

サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.9

タイムトラベルものの階層構造をしっかり緻密に練り上げながらも男子高校生たちの楽しくバカやってる姿しか映らないという奇跡のコラボレーション。
時をかける理由も緊張感にかけるやり取りも全てしょうもない、っ
>>続きを読む

大統領の料理人(2012年製作の映画)

3.7

ポスターからして一見料理映画だしたしかに出てくるフランス映画はとても美味しそうなんたけど、実際には"料理人"である1人の人間の伝記映画。
大統領と主人公との控えめでささやかな大人のやり取りが素敵でした
>>続きを読む

サンバ(2014年製作の映画)

3.6

シリアスなテーマを『最高のふたり』みたいなユーモア入れ混ぜて描くのかと思ったら結構シリアスでした。
ミニシアター系特有のやけに“おしゃれ”にしたポスターにまた騙されてしまいましたね。

プレーム兄貴、王になる/プレーム兄貴、お城へ行く(2015年製作の映画)

4.2

展開的なお約束やダンスはもちろんのこと、見たいなと思ったシーン全部見せてくれてめちゃくちゃサービスがしっかりしている上に面白い。
普通そんなサッカーやるって言って踊り始めるとか滝ギリギリに建てた鏡の宮
>>続きを読む

フラワーショウ!(2014年製作の映画)

3.8

あんまり字幕に入ってないけどちょいちょい出てくるアイルランド小ネタがふふってなる

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.6

昔1を初めて見た衝撃のままに見た2作目。
1作目をしっかり踏襲していて1あってこその2、そして全てを収束させる3という構造と面白さの衝撃は忘れられない。
改めて見ても色褪せないし、結局あれ以来1回しか
>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.5

予告見て、時代が時代だしやっぱり女の生き方みたいな社会派映画になるのかな?とか思ってたけど、そんなもんじゃない。1分強の予告なんかではこの良さは伝わらない。
四姉妹の貧乏だけど大切で楽しくて喧嘩もする
>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.8

ヨルゴスランティモスなのでもはや想定内ではあるんだけども全てにおいて気持ちが悪いという褒め言葉がよく似合う。
原題邦題ともにタイトルの引力が強い。

ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日(2013年製作の映画)

3.7

みんなで仲良く好き勝手自分たちの映画の続編撮ってるとこめちゃくちゃ好き。
いろんなオマージュ詰め込みつつも全部しっちゃかめっちゃかにしちゃうの笑うしかない。
欲を言えば21ジャンプストリートコンビの邂
>>続きを読む

テルマ(2017年製作の映画)

3.7

最近思春期の少女の成長をオカルティックに描く映画よく見かける。好きです。
予告で期待してたのとはちょっと違ったけど聖書よりのモチーフや窓ガラスの髪の毛、湖の氷の中のシーンなどはゾクゾクした。
スウェー
>>続きを読む