ezuさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.9

IMAXで見るべき。
中盤の政治劇が面白くて好きだったのですが、好きになったキャラ全員退場したから続編に出てこなさそうなので複雑。

アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

4.0

待ち望んだ吉浦康裕監督の新作長編となれば見ないわけにいかない、と思ったら今度はまさかの青春モノ(!)にさらにAIミュージカルSF!AIが不自然に自然に作り出す登場人物たちの感情表現ソングシーン、AIと>>続きを読む

Angamaly Diaries(原題)(2017年製作の映画)

3.9

英語字幕にて。
たぶんコメディなのかな?
面白いことだけはわかるんだけどとにかく会話のテンポがめちゃくちゃ早くて英語字幕では到底ついていけず悔しい。
冒頭からインド映画で見るには珍しい豚肉料理があまり
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レミニセンス(2021年製作の映画)

3.5

インセプションを引き合いに出したプロモーションはそれだけで気を引くから正解だとは思うけど内容のミスリードになってしまっていた感はある。

今の時代にこれ撮るのか?って思うくらいレトロな映画だった。
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アンソニーのハッピー・モーテル(1996年製作の映画)

3.8

天才マックス以降のような雰囲気はまだないものの、まだるっこしい会話や人間関係、見たことないタイプのオーウェン・ウィルソンがとても良かった。

スーパーティーチャー 熱血格闘(2018年製作の映画)

3.9

ベタな熱血教師ものだけどドニー先生があまりにも強すぎていろんな設定や行動に無駄に説得力があるので最高だった。
見ながらずっと世界中の戦う先生アベンジャーズのことを考えていた。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

本当にすごい映画だったしこの映画で描かれる復讐は壮絶で、さらにドラマチックで面白かった。ただ、彼女が選んだ結果の、結局は力ではどうにもならない結末があまりにもつらくて悔しくてこの“面白かった”という部>>続きを読む

マジック(2017年製作の映画)

4.5

医療問題の闇を過去から現在に繋がる復讐譚とともに描いた歌もダンスも愛も超ド級のエンタメ、予想を遥かに超えるタミルと大将への愛の大きさにびっくりしつつも、祝福と満足感に包まれる映画でした!

サルカール 1票の革命(2018年製作の映画)

5.0

観た人間が悉く選挙前にTV放送しろ一般公開しろと口にするインド映画。
投票のために帰国したら自分の票が不正投票されていた男が社会に啖呵を切って、1票の重みとは?民主主義とは?政治とは?を教えてくれる、
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俺だって極道さ(2015年製作の映画)

4.0

今季1番の復讐ラブコメディ
ピュアで頼りない恋する極道気取りのヒーローとマイペースなヒロインの2人が微笑ましいしテンポの良いコメディにずっと笑ってしまったし音楽も大好きです!!

ビルド・ア・ガール(2019年製作の映画)

3.9

ビーニー・フェルドスタインとZINE仕様のエンディングがかわいかった。
あと、一長一短なキャラクターたちの中でただ1人地上に舞い降りた天使みたいなアルフィー・アレンがひたすら綺麗だったのでたぶん製作ス
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.8

ダニエルクレイグ版007は全部観たはずなのにそれぞれの悪役以外の記憶が曖昧すぎてとても新鮮な気持ちで観た。
人間味のあるボンド、ボンドガールへの叛逆のようなパロマ、007シリーズへの愛と皮肉を感じたし
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.9

念願のシネリーブル梅田oddesaにて。
音響自慢のシアターで感じる無音という贅沢体験。
音と変わらない生活を切望しながらも主人公がとる決断は切ないけども救いでもあるようで複雑。
大画面で見るリズ・ア
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ドリーム・ガール(2019年製作の映画)

4.0

テレクラで働くことになった美声の主人公が次々に客をメロメロにしたら大混乱の事態に陥ってしまうドタバタコメディ、設定オチみたいな設定からさらに深みにハマっていくテンポの良い展開とアーユシュマーン自身の美>>続きを読む

コレクティブ 国家の嘘(2019年製作の映画)

4.0

火災事件をきっかけに放置された医療と政治の腐敗が明るみに出る。検査をされる側が検査をする、自殺か他殺か疑いのある関係者、横行する横領と賄賂、どこかで聞いたような現実と「みんなが黙っていたことが国家の嘘>>続きを読む

マスター 先生が来る!(2021年製作の映画)

4.8

アルコール依存症気味な先生がギャングのボスが牛耳る少年院を更生させるために奮闘する、というストーリーの中に様々な社会問題やメタネタや軽快な音楽を配して全てが完璧に噛み合ってる最高のアクションドラマでし>>続きを読む

恐怖のセンセイ(2019年製作の映画)

3.9

ガチガチのホモソーシャルへの皮肉たっぷりな対カルト映画でした。
『ファイトクラブ』への返答のようでもあり、カルトへの道筋は『聖なるゲーム』も彷彿させる危うさでドキドキしました。日本語で見られると思って
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砦島の思い出 Killa/The Fort(2014年製作の映画)

3.9

田舎へ越してきた少年と母の、優しさと切なさと砦島の美しさが印象的なジュブナイル映画でした。ハッとするような美しいシーンがたくさんあってすごく素敵。特にラストのカットはいろんな感情がじわじわと心に染み渡>>続きを読む

モロッコ、彼女たちの朝(2019年製作の映画)

3.9

良い映画でした。
主人公の1人が言う「女性の権利は限られてる」やそもそも彼女らの置かれた背景を考えるとしんどい部分もありましたが、それでもこの先にあるのは希望だと思いたい。
出てくるパンがとても美味し
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.3

とても良かった!
ゲームをあまりしない人間なので楽しめるかな?と思ってたのですが、これは全ての何か大切なものや作品がある人に見てほしい映画でした…!
最近の某社の商業主義にもやもやしていたのでそれらを
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.0

学校から家まで画面に映る全ての憧れるようなおしゃれさとまさに水のように朝も夜もなく酒を煽る主人公たちの飲みっぷりのギャップがすごい。出てくるお酒も美味しそうでついつい帰り道に買ってしまった。踊るマッツ>>続きを読む

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.7

試写で鑑賞。
芸術家としての自分と生活のために描くムーミン一家の物語、厳格な父、最愛の男性・女性、いろんなものの悩みながらも一途なトーベ・ヤンソンがすごく眩しかった。トゥーリッキさんが、出てきた瞬間に
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弁護士ジョリー/弁護士ジョリー2~真実を白日のもとに(2017年製作の映画)

3.9

JAIHO邦題『弁護士ジョリー』
IMW上映時邦題『弁護士ジョリー 〜真実を白日のもとに』
『JOLLY LL.B』の続編だけど主役の違う別物なので問題なし。

誠実な男役がとにかく似合うアクシャイ・
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レインボー(2015年製作の映画)

4.0

盲目の弟の目を治すため、スターSRKに会う旅に出る姉弟の仲の良さと道中で出会う人々の優しさ、ターバンやお祭りや結婚式、バイクの神…すべてが色鮮やかなハートフルロードムービーでした。
子どもたちが健やか
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サーホー(2019年製作の映画)

4.6

あの『バーフバリ』のプラバース主演アクション・スリラー映画。
タイトルインが最高すぎる映画2019No.1

かっこいい音楽と曲者揃いの登場人物、ロマンス、サスペンス、ダンス、吹き飛ぶ車、見たいものは
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.6

これはつまり、クリヘムのスター映画…と思いながら流石のアクションを眺めていました。
インドのムンバイ、バングラデシュのダッカを舞台に、パンカジ・トリパーティ、ランディープ・フーダーが出ると聞いて鑑賞。
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夜が明けるまで(2017年製作の映画)

3.9

『めぐり逢わせのお弁当』『フォトグラフ』が好きなリティーシュバトラ監督が洋画を撮っているというので見ました。
静かで優しいいつものトーンのロマンスはもちろんのこと、私はこの監督の映画の終わり方がすごく
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アルテミスと妖精の身代金(2020年製作の映画)

3.8

映画館で予告編とファーストビジュアルを見て以来ずっと待っていたのにいつの間にか公開中止になってディズニープラス限定配信になっていた。
原作のある映画、という感じの設定のしっかりしてそうな感じといい子供
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クルエラ(2021年製作の映画)

4.0

悪役にも事情があるんだよ系が苦手なのでずっと躊躇していたけど、とても面白かった。癖の強すぎるエマストーンとさらに癖の強すぎるエマトンプソンのやりとりが良いし、クルエラとホーレスとジャスパーの関係にやら>>続きを読む

フォトグラフ ~あなたが私を見つけた日~(2019年製作の映画)

4.2

『めぐり逢わせのお弁当』(監督が同じ)同様に何気なく描かれるインドの生活風景や食べ物がとても良い。
毎月末に決まって食べる屋台のクルフィ、夜のお店で雨宿りをしながら飲むチャイ、思い出のつまったキャンパ
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ピンク(2016年製作の映画)

4.4

性被害を受けた女性が権力を持つ加害者側から訴えられてしまうという裁判映画。
2人きりになれば同意を意味する?笑顔で触れたら?一緒に酒を飲んだら?
性犯罪におけるセカンドレイプや女性蔑視、職業や身分、出
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あなたがいてこそ(2010年製作の映画)

3.9

こてこてのロマンス映画かと思ったら7割くらいは地獄の人間関係コメディだった。
特に意思疎通するでもなく喋ってる自転車とかお屋敷を出たら殺される!って設定といいとにかく試みが斬新。
さすがはラージャマウ
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聖者たちの食卓(2011年製作の映画)

3.8

美味しそうなご飯の出来上がっていく様子と大雑把なようでさくさく進んでいく流れ作業が美しくて、カフェとかでぼーっと人の流れるのを見てる時のようななんとも言えないデトックス感。
時々画面の向こうと視線が合
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マンジー山の男(2015年製作の映画)

4.0

英語字幕版DVDにて。
実話を元にした伝記映画ということで少し構えて見たものの、妻への愛のため22年かけてハンマーひとつで山を壊す男の壮大なラブストーリーでした。
かわいい幸せな馴れ初めを描く回想シー
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ヒンディー・ミディアム(2017年製作の映画)

4.0

インドのお受験コメディ。
亡くなって以降イルファン・カーン主演作をなかなか見られずにいたのですが、いろんな問題を取り上げなからもとにかく楽しい・かわいい・かっこいいコメディ色が全開のイルファンさんが楽
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