tobitsukijackさんの映画レビュー・感想・評価 - 41ページ目

捨てがたき人々(2012年製作の映画)

3.0

ちょっと苦手なやつだったけど、頑張って観ました。んー、アチコチで絡みすぎではないか。不幸も重なるので疲れました。こういうの観ちゃうと俳優さんて大変だなって。。

ゼロの未来(2013年製作の映画)

4.0

まともに見ちゃダメ、有り得ない世界も受け入れてニヤニヤしよう。教会に住むオッサンの話だ。街に蔓延る広告、未来の商業の悪化を示す、様々な色がウルサイ美しくはない、物事や人にも無関心で無感情、何かに執着し>>続きを読む

7番房の奇跡(2013年製作の映画)

3.3

まぁ、ありえない。有り得なさが、ずーっと、もどかしく。しかし、娘っこ可愛いからイイか。ランドセルをキッカケに事件になって、誰かの良いように巻き込まれて、その後の人生が時間が、その事件だけのことに集中し>>続きを読む

千年の愉楽(2011年製作の映画)

3.3

人間の愉楽って、深い喜びや愉しみにあたる示しが性欲だけかと言われると、そうじゃないだろうから、この町の中ではそうなるしかなかったのかなぁって。オバァは一番最初に出逢い、その後の成長を見守ってくれてる、>>続きを読む

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.0

ふーむ、なるほどだ。こうはならないんじゃないかなというか、こういう方向に行ったか~みたいな、最後ぐちゃぐちゃだったね、ひとつの仮説を作品にした感じと言いましょうか。これまで感情や感覚を手に入れて素晴ら>>続きを読む

わが母の記(2011年製作の映画)

4.0

しっかりした家があって、別荘もあって、親類の集まりが良くて、互いの情報もよく疎通できていて、質の良い家族体。質は伴わずともウチの祖母兄妹の構成があんな感じだなぁと重ねて見てました。子供は多い方が大変な>>続きを読む

エレファント・ソング(2014年製作の映画)

4.5

面白かった。これが日本人の苦手なナゼ?の心理戦でしょうか。老眼鏡とカルテとチョコの結びつき、少しでもどこか早く触れていたら…と。この映画はグザヴィエ・ドランさんが自身と重ねて熱望した役とのことで、少々>>続きを読む

百日紅 Miss HOKUSAI(2014年製作の映画)

3.6

北斎をテーマにしてる映画って少なくて、緒形拳さんの北斎漫画を観た時の衝撃は凄かったのだけど、実写で表現するのは難しいのかなぁと思っていたので、アニメーションだとどんな感じかなぁという興味で拝見。情景が>>続きを読む

明烏 あけがらす(2015年製作の映画)

3.7

福田監督作品はオープニングシークエンスがとても凝っていてかっちょいい。ドーンと名前と姿が出るの役者さんにとっても仕上がりを見て嬉しいだろうなぁと、毎回思う。オープニングのまとめ!みたいのを続けて見てみ>>続きを読む

王妃の館(2015年製作の映画)

3.3

珍しく原作を読んで臨んだのです。上巻だけですけど。まぁ、でもそこで好きなキャラクターとか想像を自分なりに膨らませてしまうから、あの人が居ないとか、いろいろ端折られてる部分が少し寂しいというか、あ、予算>>続きを読む

脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

3.7

こういうのも面白いなと思えた。皆さんの、こういう一面も面白いなと思えた。脳内は小さいけどでっかいな。ゆらゆらガタガタしてしまうかもしれないけど、決してポジティブを眠らせませんっ!! みんなワタシの一部>>続きを読む

駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

5.0

いい!好き!大変な時代だけど、こうして別の道を選び自立した女性の生き様を表現されると格好いい!し、グッとくるし、いろんな色気と知性と女性の強さに魅せられてヤラレタ。それぞれの個が際立ちつつ個々が尊重さ>>続きを読む

シンデレラ(2015年製作の映画)

3.8

魔法かけるのが楽しそうだった、ヘレナさんのようにあんな感じになるには修行が必要だろうけど、かけまくりたい。景色と舞踏会に嫉妬する。意地悪は追放するのが良いようだ。

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.2

1:1をグーッとこじ開けて向こう側にお邪魔したくなったよ。実際にそんなシーンもあったね、そうそうソレもイイ!そっちの景色も観たかったんだー。繊細で愉快で美しい人が撮ったんだなぁって。パッカーンと知らな>>続きを読む

FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

3.6

これまだ観てなかったなぁって、内容は特に気にせず観たらコメディじゃなかったし。切ないじゃんね。曲作りの音集めのとことか好き。あの景色もいいな。でも、やっぱり切ない。ライブうまくいってほしかったな。

ジヌよさらば かむろば村へ(2015年製作の映画)

3.6

何が起こるかわからない。が、どうにかこうにか事は収まっているようで、収まっていないようで、笑えます。個性豊かな方々が村に送られましたけども大丈夫でしょうか。…大丈夫のようでしたー。お金アレルギー青年の>>続きを読む

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.5

刺激的でした。セッションを見終わって10分後、あの彼がドラム担当しているような気になって…ちょっと混乱しているうちにお芝居の現場を目撃するわけで、グーッと引き込まれてって止まらない。この仕掛けは止めち>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

3.9

やぁ、緊張させないでよ、気が抜けないわよ。これ、サスペンスかぃ?まぁ、アレね、愛でしょ、愛しちゃったのよね、男女愛とか人類愛とか枠に収まりきらないの、とんでもないモノを愛しちゃってさ、はみ出しちゃった>>続きを読む

シンプルメン(1992年製作の映画)

3.7

その時の都合で行動する兄と慎重で哲学的な弟。対照的な成人の兄弟なんだけど2人で一体でもあるような。時々、お芝居を見ているような雰囲気になるのは、言葉を発する人、動く人、止まる人、歌い踊り出し、難しいこ>>続きを読む

くじけないで(2013年製作の映画)

3.6

100年程我が身を生かし成した人が廻った時間を詩にして表現する。歴史のどの部分の100年に存在するか、どう切り取ってもその人にとっては激動なのだろうけれども、戦争体験を間に挟むと挟まないでは相当の違い>>続きを読む

南の島の大統領 沈みゆくモルディブ(2011年製作の映画)

4.0

こうして記録して、人々に馴染みのある映画にすることで世界に広められる。事実を映し伝え目撃する。生まれた土地が違えども起きてることは地球体の中、今直ぐの解決にならずとも、いつどの国の誰でもいい、共に解決>>続きを読む

「また、必ず会おう」と誰もが言った。(2013年製作の映画)

3.8

やぁー、もう。
なんといっても、イッセー尾形さんが渋オモシロイです。

明日の空の向こうに(2010年製作の映画)

3.3

陸続きにある他国って感覚が無いからなぁ、日本もそういう陸続きに位置してたら亡命してる人も多いと思う?国境を越えよう!とか明日の夢に思う?どうだろうね。過酷で貧乏な子どもたちの旅ですが意外と食べてるシー>>続きを読む

アンフェア the answer(2011年製作の映画)

3.3

ここで終わらなかった~、the endはどうなるのでしょー。

ル・コルビュジエの家(2009年製作の映画)

3.1

冒頭で、室内をアチコチ歩いてくれたので、ほほぅって見てた。怖いような、笑っていいのか迷うような、しかし全体的にはのっぺりしていて、そんな最後ナイだろーっ!って終わりました。ビクトルさん目線の物語だった>>続きを読む

神さまがくれた娘(2011年製作の映画)

3.9

娘っこ可愛いい。指遊び可愛いい。中間くらいでやっと冒頭のシーンが明かされて、こんな引き離され方だったのかよ。いい人達だと思ったのにさぁ。お父ちゃん、どう頑張ったら良いものか。難しいテーマだけど、ここは>>続きを読む

シュアリー・サムデイ(2010年製作の映画)

3.8

なるほど。いっぱいいっぱい詰め込まれてた。それぞれの資質・要素を活かしてやりたいことやってもらった感じのいっぱいさで、ここから経過して今を思えば、いい記録ではないでしょうか。吉田鋼太郎さんハッチャケて>>続きを読む

マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.9

愛情が深いのだなぁ、人間愛が深い、母にも彼にも深い、でも未熟だ。愛してしまうから欲求してしまうし、思うように思うとおりにしたいし、母の手の内から逃げられぬ苛立ちがね、ギャンギャン言っちゃうよね、子は知>>続きを読む

凶気の桜(2002年製作の映画)

3.8

上から渋谷見るさ。今見るから面白いとこも有るなぁ。白装束といっていいのかな、似合いますね。しかし、ここからいろいろありましたね。ラップの歌詞も含めて全体的にメッセージ性が強いようにも思えますが、ここで>>続きを読む

私が愛した大統領(2012年製作の映画)

3.3

ふむ。突っ込んだテーマを作品にするにはいろいろテコ入れがあったのかな?美化せねばならないような。いろいろ他にもエピソードあったのだろうけど、突っ込んだ割には…と見てしまいました。英国王のスピーチの彼を>>続きを読む

ナルコ(2004年製作の映画)

3.7

最近気になったギョームガリエンヌさんが出てる過去の作品を借りたの。なかなか結構面白かった。オープニングシークエンスも選曲もいい感じのスパイスでお洒落。お話しは、主人公が眠り病。思わぬ流れで才能を見いだ>>続きを読む

マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

4.0

おじいちゃんは、なんとも可愛いいーっ物語を作ってしまいましたね。回りくどい言葉のやり取りですら、ハイハイ、ヨシヨシ、って聞いてしまいますわ。景色が美しくてメルヘンです。

エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

4.0

嘘はつききれないし、バレると愚かになるか優しさになるか人間くさい資質がどのようにか現れるモノだなぁ。。。なんて、見てる時は愉しくてそんなこと考えもしなかったよっ。どこにどなたが配置されても物語が始まっ>>続きを読む

バーニー みんなが愛した殺人者(2011年製作の映画)

3.6

殆どインタビューで繋がってく。ずーっと噂話を聞いてるような。本当にあった事のようでして、なかなか怖いです。不思議な町に紛れ込んでしまいました。こうして作品になるのは、町の人たちもバーニーという男と共に>>続きを読む