あおいさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

あおい

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おとぎ話みたい(2014年製作の映画)

3.7

大人と子供、田舎と都会、その狭間で生きる高校三年生の女の子。
彼女の心の中の空虚と充実を行き来する抑揚みたいなものを感じた。

物語と同時並行で進む"おとぎ話"のライブ。そして先輩と言う名でどこかに存
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.1

今見てみると、至ってシンプルで正統派なミステリーであるが、、、

狭いコミュニティ・多くの登場人物・1人、また1人という順を追った殺しのテンポ。今見ると、陳腐くささを感じそうであるが、抑揚の効いた楽器
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火事だよ!カワイ子ちゃん(1967年製作の映画)

3.9

消防署主催のダンスパーティでのドダバタ劇。

僕には、男尊女卑社会の精神的崩壊とその後の混乱をユーモラスに描ているように見えた。(縮図的でもあった)

それだけにラストシーンは感慨深く、変えることので
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死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

3.8

小さな穴が広がっていくような物語の構造は、単純に面白かった。観ている側だけが真実を知っているという物語の進行は秀逸であった。
また伏線の引き方人の動かし方が上手で、特にカメラのくだりはスマートでカッコ
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さよなら子供たち(1987年製作の映画)

3.6

終始(寄宿舎に通う子供たちの)親のような暖かい目線で物語を見せてくれたが、僕らは何にも出来ないしルイマル自身もないも出来なかったのではないかと感じた。
さようなら子供たち(AU REVOIR LES
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鬼火(1963年製作の映画)

3.5

アル中で鬱病の主人公が以前(青春時代?)の仲間たちに会う毎に"あんなに情熱的だったのに、変わってしまったわねえ"みたいなことを言われるのだが、
あれは天丼的な面白さがありつつも、主人公のバックグラウン
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裸足の季節(2015年製作の映画)

3.7


映画の見た目は、殆どヴァージンスーサイズだったが、中心にあるものは全然違った。というより真逆を向いていたような気がする。

ヴァージンスーサイズは、細々と燃える火がゆっくりと悲しげに消えてゆく様を描
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ヴィクトリア(2015年製作の映画)

3.7

後に20分早く終わってくれればと胸が苦しくなった

ブルックリン(2015年製作の映画)

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故郷から新天地、新天地から故郷、
そして、、、
故郷と新天地での恋愛や仕事、人間関係を通して、成長する少女を描いた映画

田舎から都会にやってきて、都会の方が明らかに情報が伝わるのも早いし、手に届くと
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FAKE(2016年製作の映画)

3.8

ジャーナリズムとは、何なのかと考えさせられた。
森達也のユーモアを感じるとともに性格の悪さを感じた、僕は
そして負けた。