前川篤史さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

緑の光線(1986年製作の映画)

3.9

意外にも感情移入するタイプだった

思想じゃなくて関係を描きたい

北の橋(1981年製作の映画)

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そう、自分は縛られているって認めたくないんだよ

たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

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ゆら帝の曲名にありそうな邦題に惹かれて鑑賞
またまた自分自身の映画鑑賞能力について考え込んでしまい、「映画を楽しむ」とはどういうことなのだろうか?結局自分が常日頃楽しんでいるのは物語では?映画とは?あ
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ベルファスト(2021年製作の映画)

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コンディション不良で時々寝たけど、最後の実に普遍的なセリフが良かったな…

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

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あくまで1回目の、さらには作品賞と聞いてその次の日に見に行ってしまうようなクソミーハーの感想ですが、、

アカデミー作品賞映画としては良作とは言えず、節々に雑さを感じた。
まず決まり画のようなものが見
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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この人の映画、全体的には苦手な部類で当作も好きとは言い切れないけど(情報過多を心地よいと感じることができない)、彼のコラージュ的な想像力が臨界点に至るとアニメに移行してしまう、その時の幸福感というのは>>続きを読む

三月のライオン(1992年製作の映画)

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性愛のタブーを描く眼差しには愛情がある
由良宣子さんが良すぎる(俳優はすぐに辞められたらしい)
撮影は1989年、ほぼ6人で行われたらしい

工事現場が良く出てくるが、激しく移ろう東京でそれらを撮り切
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また一緒に寝ようね(2015年製作の映画)

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明日は僕らの手の中

カメラへの意識を高めた。黒潰れはやっぱり良くない。世界の密度を貶める

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.7

観る前「盗んだタクシーで走り出すのエモ過ぎィ」

水族館の告白前の雰囲気とかこれ以上無い


一通りはしゃいだ後抱きしめる確定演出だったり、「あるある映画」ではあるけど、それを発見する感覚?他人の視点
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レイディオ(2020年製作の映画)

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題材や脚本は巧いけど、映画である必要がないのが難しいところ

病気の子のメイクだけはそれらしくて、本人も上手かったと思う

雨のやむとき(2019年製作の映画)

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自分の空間だった場所に突如侵入する「ケムリ」のいやらしさ

自分も転校仕立ての頃「〇〇とは付き合わない方がいいよ笑」とか言われたな

親子共依存、青春、孤児

それから(2017年製作の映画)

3.8

外国人で似てる顔の女優二人使われるともうダメだ 『欲望のあいまいな対象』よりも遥かにタチが悪い

さよならみどりちゃん(2004年製作の映画)

3.8

相当良かった

うまく言語化出来ない
撮影:池内義浩
脚本:渡辺千穂

三度目の、正直(2021年製作の映画)

3.6

生まれなかった子供を記憶喪失の青年に重ねたり、ヒップホップのトラックに会話を乗せたりするアイデアの面白さ

出村弘実とラッパーの旦那の痛々しすぎる会話 抱きしめるという行為が皮肉にもコミュニケーション
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閃光(2018年製作の映画)

3.8

何気なく開いた二時過ぎの限界プライムビデオで好きな監督に出会えたかも知れない

欲望のあいまいな対象(1977年製作の映画)

4.0

タイトルも芸術の一部だとハッキリわかる作品

潔癖症的な愛と、欲望のリアリズムが衝突する耐え難さを見せつけられる時、我々は気が狂いそうになる


ネタバレ追記:
確かに「顔こんなんだっけなぁ」と思う瞬
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なみのおと(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「世界を貶めないために、自分自身をできる限り小さくする」というハッピーアワーの台詞を思い出した 記録映画とはその一つのやり方かもしれない

追記:本作に於いて「故郷にすみ続けるかどうか」というのは一つ
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クレアのカメラ(2017年製作の映画)

3.9

初ホン・サンス
コレまた映画が好きで良かったと思える作品に出会えた気分

海の色
間違いのないズームアップ
クレアのカメラによって本当にマニという人間が変わっているように見える、表情やメイクの機微
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濡れたカナリヤたち(2019年製作の映画)

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現代のインディーズでここまでがっつりポルノなの初めて見た

廻る裸の女というのが、『ヨーロッパ横断特急』を思い出させた

風船(2017年製作の映画)

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風景とイラストのアンサンブルが心を自由にしてくれる

(2015年製作の映画)

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Koshun Nakaoが覚醒したらこういう映画作りそう

劇場(2020年製作の映画)

3.7

創作系クズをイケメンで美化することで影響を受ける能無し人間がこれ以上増えませんように…(ブーメランを避ける(避けたはずのブーメランが背中に刺さる))

追記:もしも「いつまで持つだろうか」という永田の
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決闘高田の馬場(1952年製作の映画)

4.0

素晴らしいラストシーン
阪妻の笑い声が娘さんの笑い声になったり、場面つなぎの巧みさがこの短さになっている

八月八日(2016年製作の映画)

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脚本家という正体が分かってきたあたりから石橋静河の顔が変わる 錯視演出

サイコ(1960年製作の映画)

3.9

2021/12/20
こんなラストカットで終わらせてみたいものだ

2019/4/5
勉強になるカメラワーク
説明しすぎな気もするけど理解力ないのでありがたかった。

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

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ロメール初鑑賞

なんとなく良かったけど多分良さを掬いきれていない

偶然と想像(2021年製作の映画)

3.9

初日に見に行く悦びが濱口映画って特に強いのかもしれない

幕が下りたら会いましょう(2021年製作の映画)

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日高さんだけリアリズムの水準が別の次元にあるように見えた。おそらく自然体に近いのだろうと思った。演技は難しい