前川篤史さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

不気味なものの肌に触れる(2013年製作の映画)

3.9

連ドラの第一話だったら神ドラマの幕開けに胸を躍らせただろうなと妄想した

斬新な傷(キス)

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.7

2021/12/8
家福に「落ち着いて考えられる場所知らないか」と言われて、サーブをコンコンと叩くみさき、バチくそカッコええ

2021/11/21
家福が自分自身に耳を傾けられるようになる過程に、み
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そして人生はつづく(1992年製作の映画)

4.0

映画も嘘ばかりではない

追記:渋滞のシーンは『ウィークエンド』に近いものを感じた

砂丘(1970年製作の映画)

-

思ってた以上にニュー・アメリカン・シネマだった

本棚の爆発によって、知による解釈は無効と告げられた感

追記:スマパンの『Today』のMVがめっちゃ影響受けてる

桜桃の味(1997年製作の映画)

3.8

2021/12/1
ラストの演出によって、「桜桃の味を忘れてしまうのか」という問いかけが明確に主人公に対してではなく観客に対してのモノになる あぁ、映画を撮りたい

2019/3/19
映画館で観られ
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

-

絶望的なまでの大人と子供の断絶

不意に扉を蹴破り入る風

北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

-

国連ビルの上からの図 誰も真似できなからったから新しく見えたのかな

アバウト・シュミット(2002年製作の映画)

3.8

モノローグが手紙の文面になって、遠くの国の子供に届いているという設定が素晴らしいし、この設定が主人公にとっての数少ない救いになるのも良かった
ジャックニコルソン凄い

断絶(1971年製作の映画)

3.7

娘に運転教えるところで昇天

追記:「アメリカ映画」する、とは、こういうことらしい(青山真治 シネマ21)

モダン・タイムス(1936年製作の映画)

-

本当に資本主義に対抗しうる何かが信じられた時代の映画って感じ(ラストとか)

食事のシーンが一番笑った

怒りの葡萄(1940年製作の映画)

-

「土地があるころは全てが簡単だった」と、個人主義の今では想像もつかない土着の時代からの過渡期を描く

THUNDER(1982年製作の映画)

4.0

長時間露光のスチル写真を繋ぎ合わせた幻惑的な映像世界と、最高のサウンドデザイン

ZONE(1995年製作の映画)

3.9

名状しがたいが、普通に映画漁ってたら辿り着けなかった

SPACY(1981年製作の映画)

3.8

今のVR技術で応用すれば簡単に「映像による拷問・私刑」が出来そう

お茶漬の味(1952年製作の映画)

3.8

節子の「たくさん」や平山の「良かった」など、台詞が演技を後押しするという濱口の説は本当だと感じた。

小津作品の、「分かってる」と言って相手の口を塞いでしまう不器用な男が好き

雨月物語(1953年製作の映画)

3.7

本編と関係ないが、「王者の大映」「映画は大映」という予告編のコピーを見て、こんな時代もあったのか…

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.6

2021/11/10 3.6
なんと美味そうにウイスキーを呑むか
ニッ!ニッ!

2018/9/28 3.9
途中まで「ニューシネマやりにいってるな」と思ったが、実際に新しいことをやっている。
カット
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

4.0

2021/11/9
劇伴が人格を持ったかのように映画の雰囲気を窺いながら入ってくる感じが他に見ない
追記:以前初見で理解できなかったわけが分かった 映像に目を奪われすぎて字幕を追うのを忘れていたのだ
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山椒大夫(1954年製作の映画)

3.9

残菊物語で苦手意識感じて以来見られていなかった溝口作品。
序盤の設定は『千と千尋』がのちに引用したのだとすぐに分かり、一気にのめり込んだ。観る前は芸術作品を繊細に鑑賞するような心算でいたが、意外にも物
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.7

2021/11/7
「「最低」って何?」文字通りすれ違ったまま終わるラスト。せめて最後に笑って欲しかったと、観客はミシェルと共に嘆いたのではなかろうか…

2017/5/10 3.5
文字通り不安定な
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或る夜の出来事(1934年製作の映画)

4.0

小粋で切なくて幸せなコメディ

バス旅行モノの元祖

都会のアリス(1973年製作の映画)

3.7

「自分がどんなが分かるわ」と、見知らぬ女の子にレンズを向けられたい