とみーさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

2.9

うーん、前半はすごく良かったんだけど、後半は"僕の考えた最強のキャラ"みたいなチープなSFものになってしまった…
それでもA級映画として纏まってるのは、さすがスカーレット・ヨハンソンといったところか。

ファウスト(1994年製作の映画)

1.5

全てが中途半端。グロテスクも、不気味も、フェチズムも、カオスも。やるならホドロフスキー監督作品くらい振り切るか、「アリス」みたく分かりやすいストーリーを持たせて欲しかった。
ヤン監督作品は「アリス」、
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ドラえもん のび太と夢幻三剣士(1994年製作の映画)

3.6

ドラえもん映画でファンタジー色強めなのは新鮮だった。最初から最後まで明るさの中に不気味さがあり、子供の頃見てたらトラウマになってただろうなと思った。

ブルー・スカイ(1946年製作の映画)

3.5

「スイングホテル」以来のビング・クロスビーとフレッド・アステア共演映画。これぞエンターテイメント!といった感じで、客を飽きさせない仕掛けが随所にちりばめられています。ダブル主演の良さを最大限活かすため>>続きを読む

聖者たちの食卓(2011年製作の映画)

3.5

シク教の聖地ジャイプールをひたすら映す。本当に素敵な場所だと思う。
大学時代インドを回ったとき、なぜ行かなかったのか未だに後悔。次こそ行く。

蒸気船ウィリー(1928年製作の映画)

3.7

戦前ディズニーのダークコメディ。ミッキーの性格が結構悪いのが新鮮で良かった。
現代でも通じるギャグシーンも結構あって、多くのアニメのギャグ描写のご先祖はこれなのだろうかと思った。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.3

スラムダンクを全く知らないながらも、十分に楽しめました。映像は少しゲームっぽい?感じで若干違和感がありましたが、ストーリー構成と声優さんの演技が秀逸で、どんどん映画に引き込まれました。
原作も読んでみ
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

バカ家族のマッチポンプ劇!マジでみんな周り見えてないバカしかいない。

まず婆さん、あんた世界滅ぼしかけといて黙りはないわ。黙ってたせえでみんな巻き込んでんのに、そのあとも説明責任果たさないのが意味わ
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青い山脈(1949年製作の映画)

3.5

封建的価値観からの脱却を求められた戦後の日本を描く映画。所謂田舎的な価値観を悪として描きすぎていて、少し思想的な偏りを感じた。

主演は伝説の女優・原節子。小津監督の紀子三部作とは異なる、ハツラツとし
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ハッピー・ニュー・イヤー(2014年製作の映画)

2.7

まず、ストーリーが日本のB級映画レベル。加えて女性蔑視や東アジア蔑視、てんかん症状を小馬鹿にするような描写もある。ギャグも寒い。
だがそこはいい、インド映画だから。最近「きっとうまくいく」のようなスト
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.3

「自由」とは与えられるものではなく、勝ち取るものである。建国以来、アメリカ人が持っている「自由」への価値観を体現した映画です。なので、『カッコーの巣の上で』と軸の部分は同じですね。

そして肝心のスト
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

2.8

映像は美しくて圧巻ですが、日本のイルカ・クジラ漁への非難を意図したシーン(箇条書き)があって、そこがとても冷めました。

・クジラのような海洋生物に対し、日本のイルカ追い込み漁に似たハンティングをする
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メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)

4.0

こういうナンバリング作品って3くらいからグダグダになる印象がありましたが、これは違いますね。ストーリーも新鮮だし前作までの伏線回収もしっかりあります。
笑いも感動もありのシリーズラストにふさわしい作品
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

5.0

いやぁ、今までは新海誠監督の作品あまり好きではなかったんですけど、、、本当に良い意味で期待を裏切られました。まさかここまで良いとは…!

前半部分は冒険活劇感がありワクワクしながら見て、後半部分は鳥肌
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オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

2.5

チェコの民話をベースにした、現代版ホラー童話。2000年の作品ではあるものの、共産時代を彷彿とさせるじめっとした暗さが漂っていました。
ストーリーは木の根の化け物が次々に人を食っていくというものですが
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RRR(2022年製作の映画)

4.5

インドの愛国主義アクション映画。
内容は単純明快でアクションも豪快、ボリウッド初体験の人にこそオススメです。

主人公二人とメインヒロインは、インドの二大叙事詩のマハーバーラタとラーマーヤナから名前
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異端の鳥(2019年製作の映画)

5.0

主人公を通して、WW2混乱期の東欧の姿を無情に映し出す映画。
ここまでリアルに戦争を、混乱を、差別を、人間を描く作品に出会ったことがない。白黒映画であるのが、更に現実感を深めている。

混乱こそ、人の
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

4.0

自然と涙がボロボロ溢れてきた。
こんな事件、二度と起きてほしくない。

“それ”がいる森(2022年製作の映画)

1.0

怖い怖くないとかそういう次元でなく、ただただ酷い。特にストーリーとCG。
相葉くんと子供達の演技もちょっと…という感じで、途中で帰ろうか迷った。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.9

予想以上にブラックジョーク満載の、コメディ作品だった。グロテスクな部分が多いので、家族とは見ない方がいいかも。

ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)

4.0

欲望を極限まで煮詰めた、気持ち悪い世界観。
悪夢という言葉がこれ程までにマッチした映画があるだろうか。だからこそ、最後の"オチ"があるのであろう。
エロ・グロなんでもありの、擬似トリップ体験ができる。
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.8

シリーズで初めて見た作品がこれでしたが、「映画」として十分楽しめました。さすがスピルバーグ作品といったところでしょうか。

X エックス(2022年製作の映画)

2.5

怖さや不気味さは少なく、グロテスクさと不快さを追求した作品。
登場人物の死に方は存外あっさりで、"サイコ"や"シャイニング"のようなサイコホラーを期待した私にとっては、拍子抜けでした。