ダンスと歌はアステアとトンプソンがずば抜けている。
写真好きとしてはたまらない演出が各所にあってよかった。
『ラ・ポワント・クールト』で見せた横顔芸も時折挟みながら、動的カメラワークと痺れる構図で魅せていく。
冒頭BGMのインサートなど、リズムも良い。
ジンジャーロジャースの身体はもちろん素晴らしいんだけど、ケーリーグラントも負けじと動いていた。
一番目立っていたのはモンローのおっぱいだった。
かわいていく。喉がかわき、指先がかわき、心がかわき、愛がかわき、夢がかわき、己がかわいてく。
ガジェットの良さが際立つ。
スカイサーフィンとかスカイヨットは死ぬまでにやってみたい。10年後くらいにできてないかな
マルチプレーンを作った割に、背景の密度が薄い。
というより、日本のアニメとは様式が違うと思う。絵画に詳しくないからびしっと言えないけど。
初の(?)メタ作品として、世界最大のコンテンツホルダーのポテンシャルを存分に感じられる。
“Where dreams come true”として、おとぎの国を作り続けていたディズニーが、実写への射程>>続きを読む
アニメーションの豊かさが、ロングショットやカメラワーク等でさりげなく示される。「ジャパニメーション」とは異なる、「大人」の演出に痺れた。
ディズニーまだまだ2D作れるじゃん!(違うか)
『霧の中のハリネズミ』が参照されていることは疑いようもないが、それよりは音楽性に欠け、テンポが延びている。
デジタルの、コントローラブル、あるいは「コントロールフル」とでもいうような性質。
自宅の>>続きを読む
タッチが産むあたたかみと童話の調和が心地よい。
細やかさは、キャリアの中で培われたものか。
何よりもまず、この映画のアニメーションは描く喜びに満ち溢れている。
弾けんばかりの創作が、奔流となって押し寄せる。
「少年の頃に戻ったみたいに」胸が躍るのは、そこに夏休みの彩度があるからだろう。>>続きを読む
劇中歌のくだりに思わず笑ってしまったが、クレジットを見ると案の定川村元気がこんにちはしている。
稀代のヒットメーカーも、いよいよ枯れてきたのだろうか。
自伝的作品ということもあり、岡田の色がよく出てはいるが、『あの花』や『さよ朝』ほどには暴走せず、劇場作としてうまくパッケージしてある。
アニメーションに特筆する箇所はないが、むしろクセのなさが岡田の作>>続きを読む
線遠近が使われているのは現代までの流れを感じられて良いが、造形の醜さとアニメーションの野暮ったさには辟易する。
脚本のつまらなさも加わって、なんとも言えない。
鳥の作画は総じて良い。落下傘からのシー>>続きを読む
3コマ的な緩急が見られ、アニメーションだけとっても面白い。
背景や原動画のスタイルが異なっていても画、映画として緊張感を保っているところが素晴らしい。
二度目のはずだが、脚本のあまりの悲劇に驚いてし>>続きを読む
左右と上下遠近の動きだが、背景が凝っており、ときおり空間的な広がりを見せる
まんまカートゥーンの動きだが、定型化している分普通に楽しい