もさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

パリの恋人(1957年製作の映画)

3.3

ダンスと歌はアステアとトンプソンがずば抜けている。
写真好きとしてはたまらない演出が各所にあってよかった。

グレン・ミラー物語(1954年製作の映画)

3.0

映画としてはイマイチだが、ミラーと素晴らしいサウンドに敬意を表して

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.3

『ラ・ポワント・クールト』で見せた横顔芸も時折挟みながら、動的カメラワークと痺れる構図で魅せていく。
冒頭BGMのインサートなど、リズムも良い。

モンキー・ビジネス(1952年製作の映画)

3.0

ジンジャーロジャースの身体はもちろん素晴らしいんだけど、ケーリーグラントも負けじと動いていた。
一番目立っていたのはモンローのおっぱいだった。

失われた週末(1945年製作の映画)

3.5

かわいていく。喉がかわき、指先がかわき、心がかわき、愛がかわき、夢がかわき、己がかわいてく。

姿三四郎(1943年製作の映画)

3.0

ラストのロケへの転換は鮮烈で気持ちよかった。

トレジャー・プラネット(2002年製作の映画)

3.1

ガジェットの良さが際立つ。
スカイサーフィンとかスカイヨットは死ぬまでにやってみたい。10年後くらいにできてないかな

ムーラン(1998年製作の映画)

2.8

マルチプレーンを作った割に、背景の密度が薄い。
というより、日本のアニメとは様式が違うと思う。絵画に詳しくないからびしっと言えないけど。

魔法にかけられて(2007年製作の映画)

4.0

初の(?)メタ作品として、世界最大のコンテンツホルダーのポテンシャルを存分に感じられる。

“Where dreams come true”として、おとぎの国を作り続けていたディズニーが、実写への射程
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ロボコップ(1987年製作の映画)

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ギャバンも見よう

最近忙しくて映画見る気分になれない
連休に期待

Adam and Dog(原題)(2011年製作の映画)

4.0

アニメーションの豊かさが、ロングショットやカメラワーク等でさりげなく示される。「ジャパニメーション」とは異なる、「大人」の演出に痺れた。

ディズニーまだまだ2D作れるじゃん!(違うか)

きつねとクジラ(2016年製作の映画)

3.3

『霧の中のハリネズミ』が参照されていることは疑いようもないが、それよりは音楽性に欠け、テンポが延びている。

デジタルの、コントローラブル、あるいは「コントロールフル」とでもいうような性質。

自宅の
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ダム・キーパー(2013年製作の映画)

4.0

タッチが産むあたたかみと童話の調和が心地よい。
細やかさは、キャリアの中で培われたものか。

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.0

何よりもまず、この映画のアニメーションは描く喜びに満ち溢れている。
弾けんばかりの創作が、奔流となって押し寄せる。

「少年の頃に戻ったみたいに」胸が躍るのは、そこに夏休みの彩度があるからだろう。
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泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

2.5

岡田の真面目さとサトジュンの不真面目さが見事に喧嘩した。

空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.0

劇中歌のくだりに思わず笑ってしまったが、クレジットを見ると案の定川村元気がこんにちはしている。
稀代のヒットメーカーも、いよいよ枯れてきたのだろうか。

心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

3.3

自伝的作品ということもあり、岡田の色がよく出てはいるが、『あの花』や『さよ朝』ほどには暴走せず、劇場作としてうまくパッケージしてある。
アニメーションに特筆する箇所はないが、むしろクセのなさが岡田の作
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桃太郎 海の神兵(1945年製作の映画)

2.5

線遠近が使われているのは現代までの流れを感じられて良いが、造形の醜さとアニメーションの野暮ったさには辟易する。
脚本のつまらなさも加わって、なんとも言えない。

鳥の作画は総じて良い。落下傘からのシー
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くもとちゅうりっぷ(1943年製作の映画)

4.0

3コマ的な緩急が見られ、アニメーションだけとっても面白い。
背景や原動画のスタイルが異なっていても画、映画として緊張感を保っているところが素晴らしい。

二度目のはずだが、脚本のあまりの悲劇に驚いてし
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フクちゃんの奇襲(1942年製作の映画)

3.0

左右と上下遠近の動きだが、背景が凝っており、ときおり空間的な広がりを見せる
まんまカートゥーンの動きだが、定型化している分普通に楽しい