tosyamさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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マタンゴ(1963年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

以下加筆再投稿。流れついた側の島の様子は尖った岩だらけの断崖ばかり。島の反対側に出てみるも延々と広がる湿地帯。日本沈没さながらに島自体が陰鬱に終曲な湿地帯。になってて何艘もの難破船はバラック小屋のよう>>続きを読む

Lights Out(原題)(2013年製作の映画)

5.0

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点滅は根源的な怖さ。踏切の信号灯から。踏切事故その惨たらしさ。その遣る瀬なさを連想させるからだろうか。いや。それだけではないようだ。切れかかった蛍光灯など。それ其の物が何やら怖い。ではないか。正体の怪>>続きを読む

トラック野郎 天下御免(1976年製作の映画)

5.0

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ラストクライマックスミッションの絶壁渡りミニチュア特撮。超絶ドライビングテクニックはスターウルフばり。暗黒宇宙のワームホール利用で最短ワープ。エイリアンばりのスペースホラーかよな緊張感。運転席はほぼ全>>続きを読む

燃えつきた地図(1968年製作の映画)

5.0

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これは怖い。寅さんどころか座頭市までも。強度の方向音痴となり。旅に出れず何処へも帰り着けず。永遠にマチナカを彷徨。

サンセット大通り(1950年製作の映画)

5.0

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熟練サウナーではないのでサウナでの熟練のみがあじわえる至福の心身リフレッシュ整う。はわからないが熟練映画観巧者での。整う。はわかる。まさに本作などが。そう。正統派怪獣映画のフォーマットでえがいた狂気の>>続きを読む

点と線(1958年製作の映画)

5.0

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アマとツベで予告編をみたがマイティジャックファンならみておかなくては。南廣の若さイッパイ特撮ヒーローっぽい主演も主演だし。おやっさんな志村喬もイイ。監督も監督だし。科捜研かつ怪奇大作戦なはじまり方だし>>続きを読む

煉瓦女工(1946年製作の映画)

5.0

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カーストはカーストでもこのころはまだギッチギチではなかった。ゆるやかな共同体同士の接触交流があったので人も風景もここちよくビターでダークだがファンタジー。プロレタリア映画はまだまだエンタしていた。今は>>続きを読む

十階のモスキート(1983年製作の映画)

5.0

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狂騒の日本バブル時代を無表情にかけぬけた。内田裕也主演の。理系ずき中年テクノ怪人シリーズその続編。前作がホルマリン男なら。工業地方都市の陰鬱な風景のなか。今作は高層団地十階の殺風景な部屋にすむ。モスキ>>続きを読む

水のないプール(1982年製作の映画)

5.0

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怪奇大作戦のように科学犯罪をあつかっている。兵器として毒物の入手も本番前の準備実験も実行時カッコイイ防毒マスク装着変身も綿密にえがかれている。スリリング。科学犯罪ならではである。オウムテロ。本作はとこ>>続きを読む

ニッポン無責任時代(1962年製作の映画)

5.0

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日本殺人狂時代ニッポン実話ジダイとか日本ナントカ時代。んな東宝が得意とするところの時代考察映画そのなかの一つ。その魅力とは一つ高度経済成長期の都市風景そうアンビエントな近未来都市論映画として江戸東京の>>続きを読む

ニッポン無責任野郎(1962年製作の映画)

5.0

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シリーズ二作目なのだが一作目の主人公タイラヒトシにそっくりなミナモトヒトシなるさらに正体不明な男が登場。クローン特撮sf映画か。のっけからこうもついついメタ視線してしまうそれほどパンクで相当ブキミな感>>続きを読む

大冒険(1965年製作の映画)

5.0

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変な作品である。すべてはめでたしめでたしでおわったはずなのに。結婚式の当のご両人が登場しない。いや印象が薄い。表情が冷たい。登場はするのだがcg遺影なのかロボットなのか一言もしゃべらない。しゃべらせな>>続きを読む

モンスター・パニック/怪奇作戦(1970年製作の映画)

5.0

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まさにショッカー側からえがいた仮面ライダーそのものなガバガバな特撮アクションである。首領は姿をみせず眼の形をしたサイケな映像で声のみだし。地球に派遣された死神博士のような幹部が怪奇作戦の指揮をとる。武>>続きを読む

禁じられた遊び(2023年製作の映画)

5.0

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正統派ゴシックホラー。豪邸から会社すべてを舞台に広く蹂躙支配する魔女ファーストサマーウイカ。そうとしてみれば。よくできている。ガード下から裏山まで使いオーソドックスな閉鎖感を魅せるゴシック映画の演出だ>>続きを読む

大空港(1970年製作の映画)

5.0

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ウルトラq東京氷河期のよう。パニック映画というより異常寒波襲来なsf映画として。50年代60年代の味のある特撮感あふれる特撮のおかげか。東宝特撮をみるようにしょっぱなからワクワクで。じゅうぶんそれとし>>続きを読む

DEAD OR ZOMBIE ゾンビが発生しようとも、ボクたちは自己評価を変えない(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

日本人は米国を装ったショッカーのウイルス兵器によって弱体化させられ。国土はショッカーに占領封鎖された。弱体化した日本人は。結界を組んでのゴッコめいたゾンビ教に救いを求めるか。ショッカー戦闘員より更に下>>続きを読む

そよかぜ(1945年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

青春歌謡映画の嚆矢。舞台は興行劇場。でも興行主を校長としてみれば。これ一種の音楽学校であり。そこでくりひろげられる青春の日常とみれば。いまでも連綿とつくられつづける学園物といえよう。先生先輩と学園以外>>続きを読む

泣きぬれた人形(1951年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

戦傷ptsd発達障害とはいいたくない天使のような岡田英次。うたう人形が肉体をもったようなミニヨンは中性的ピノキオか美空ひばり。ドイツロマン派っぽい火垂るの墓ほどではないが。にがい残酷童話。ミニチュア特>>続きを読む

地獄の顔(1947年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

自分的には醉いどれ天使をこえてオールタイムベスト。

夜霧のブルース(1963年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公の魂はもはや死んでいた。まるでポーの詩を気取ったようで恐縮だが。事実。本作。そんなダークサイドゴシックフィルムノワール。冒頭。過去を語り始める裕次郎は文字通り生きる屍なゾンビと言って良い。冷酷な>>続きを読む

月光仮面(1981年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

敵の組織を中心にえがいている。それも情感たっぷりにだ。そのぶん味方の月光仮面が脇役っぽく即物的でそっけないえがきになっている。組織はおもての顔がカルト教団で。うらで強盗をやっている。デストロンや死ね死>>続きを読む

SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

たとえば汚い無名の町角その土地土地のラクガキごみ集積場所のごみリサイクルショップの店頭そこにはその土地土地に根ざしたラクガキとかはじめソレゾレのおもしろさがあったりする。住む人たちや訪れた人たち持ち込>>続きを読む

八つ墓村(1977年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

おちのびた吸血鬼がゆきだおれた村のはずれで質素にいきのびようとしていたのに村人に当局へうられて虐殺されてしまう。末裔の女吸血鬼が復讐のパートナーとして同胞の吸血鬼男を街でひっかけ色じかけでディストピア>>続きを読む

ガメラ対宇宙怪獣バイラス(1968年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

手術着の男たちが医療エーアイに翻弄されている。円盤の中はそんなディストピア社会で。子供たちが回路のプラスマイナスをいれかえて小規模ながら命令系統カーストを逆転させてしまうのがカタルシス。現実世界でのデ>>続きを読む

飛びだす人造人間キカイダー(1973年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

前半は亡き恋人の面影を追って舞台が皆生温泉へ移る渋いロードムービー仕立て。記憶喪失の父親博士が寅さんのように旅館の住み込みでボイラー技士とかになって働いていて壊れたジローをなおしたりする。山田洋次テイ>>続きを読む

宇宙快速船(1961年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ヒーローが脇役で。どちらかというと地球危機の宇宙人侵略モノ。それもどこか侵略の仕方が不穏でジワジワと嫌な感じの精神攻撃。どうでもいいシーンにかぎって重厚なワンカット長回しで撮られ異様な感じ。宇宙人が可>>続きを読む

ア・ホーマンス(1986年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ラスト10分のカタルシス。これぞシン仮面ライダーv3。風のようにあらわれ巨大なサングラスを装着して変身する松田優作の姿はまさにライダーマンそのもの。うたれた石橋凌にジャンパーをかぶせるとみせかけ一瞬で>>続きを読む

早射ちジョー 砂丘の決斗(1964年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ハードボイルドとスパイ映画は実に相性が悪い。破綻と分断が悪目立ちするばかり。もしかしたらサイコの前半はノーマンの夢だったのかも。めまいが破綻と分断の名作だったように。で本作なのだが。全編。一寸オツム足>>続きを読む

エヴォリューション(2015年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

実録路線。仮面ライダー。ヒトデ女対少年ライダー隊その前編。感想。設定舞台雰囲気がよい。

緯度0大作戦(1969年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

東宝にしては。どことなく悪趣味味がではじめている。でもそんな悪趣味味には雑味だとして目をつむったほうがよい。なぜならば。このあとの南海の大怪獣やゴジラ対ヘドラあたりの作品。つまり円谷英二没前後。この洗>>続きを読む

雁の寺(1962年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

砂の器ダークサイドバージョン。

ズームイン 暴行団地(1980年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ミスリードもさそいミステリーとして成立している。異常興奮時は発火する愛液を分泌する異常体質の女のホラー話。まわりの男はくるわされ。この女との交接の快楽に支配され他の女へと再現殺人をくりかえすようになる>>続きを読む

双頭の殺人鬼(1959年製作の映画)

5.0

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これはサンダ対ガイラの前日譚かも。火山とか地割れとか共通点もおおいし。後半はジェリー伊藤が防衛隊隊長か。外人がリーダーなところがいかにも占領下植民地下自由経済封鎖下の日本をかんじさせゴジラマイナスワン>>続きを読む

有りがたうさん(1936年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

政治家か軍のおえら方をよそおった髭眼鏡の似非紳士。うさんくささ全開。詐欺の周旋屋クチキキ屋。というところだろうか。不良少年をさらってきたりおちぶれた中年をだましたりで。フルメタルジャケットのような狂気>>続きを読む

太陽(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

北の国から2400。

愛しき日々よ(1984年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

まるで憂歌団のようなオープニング曲。舞台は離島だが。海よりも川をつよくかんじる。インドのバラナシ。もんたよしのりのブルースマンとしての姿勢はジョンレノンのそれににていてスピリット重視。大阪じゃなく神戸>>続きを読む