リアリティとコメディとのバランスがやや悪い印象
モンスター造詣や全体の構成は割といいけど、肝心のキャラクターが魅力も演技力もないのできつい。
アイデアに面白い部分もあるし、上品なのも珍しいけど、演出が地味で退屈した。
次々と起こるイベントに飽きないけれど、もう少しどこかに軸足があったほうがいいと思うし、序盤は半分の長さでいい。
独特だけどオリジナリティはない。韓国映画的なキャラを白人がやってるのは珍しい。
時折変な演出が入る。差別ネタはまずまずだけど、中盤以降雑で早足。
それなりにスリリングな立て篭もり犯もので面白い。
映像と主演が安っぽいのが傷。オリジナリティは低いけど脚本はまずまず。低予算の割には頑張ってるシーンがちょいちょいある。
男と女、父と母、大人と子供、先進国と途上国、生者と死者と対比しながら救いと絶望に持っていく感じのストーリー。
地獄の黙示録の深淵にあるものが逆みたいな。
たしかに面白いと思う人は少ないかもしれない>>続きを読む
野心的に頑張ってる印象。冗長でどこかで見たような流れの連続だけど、売れようと真剣なのは好感が持てる。
さまざまな人間関係が破綻していく中で、妙な連帯感だけが残る。コーエンとか初期ガイリッチーみたいで面白かった。
ライトでポップ。
古くなるのも娯楽の使命かもしれない。
公開当時に観たけど再視聴して、古臭くなった今こそ思い出になっていく大したことない娯楽作品の価値を感じた。
人権問題なんじゃないかと常日頃から思ってたけど、人権問題じゃないか。
チャレンジングな姿勢とキャラクターの組み合わせの妙を買う。
面白いけど、やはり長い。
敵がプロの工作員集団なのに見せ場が少ないのも残念。
ただ裏切られることだけでストーリーが跳ねないし、主人公がどんな奴か描けてない。
情景と人は心地よい。
でもホームズ、日本人だって墓を買える時は石を置いたりしないのだぜ。
市街戦でのテロリストとの戦いは見応えがあった。ストーリーにもキャラクターにも演出にも派手さはない。
ピアノはいいけど、物語が中途半端で整理されておらず、演出が漫画的で違和感を覚えるところもある。
キャラクターが虚構に寄りすぎて、親近感をもちにくいし、ブルゾンちえみは邪魔だった。
未来を描いたのにキャラクターが決まりきった紋切り型でしょぼい。
台詞回しがダサい。価値観も古い。
演技もきつい。テーマがバカ。