前作から27年後の続編
という設定を想像したとき、
ビル・スカルスガルド演じる
ペニーワイズの魅力に取りつかれた人は
心配した。
大人になったルーザーズクラブの
キャスティングが発表されると、
更に>>続きを読む
是枝監督の撮った、
優しさに溢れたフランス映画。
家族というものの再構築のお話ですが
これまでの作品に比べると、
“生きにくさ”や“傷”は浅く
穏やかな空気に満たされたストーリー。
家庭など見返りも>>続きを読む
シリーズ3作目にして、
初っ端からサービス精神全開で
アガりまくりな今作‥。
大好物要素が多すぎる。
ありがとう、ジョン・ウィック!
ありがとう、犬!
アクションと笑いのバランス、
展開のスピード>>続きを読む
1度観たくらいでは何も語れない、と
たじろいでしまうほど圧倒的。
鑑賞後は閉口‥
感想に値する言葉とか
全く出てこないんですよね。
ホアキン・フェニックス1本釣り‼︎
で、その構成が正解でしかない。>>続きを読む
涙脆いディカプリオと
超タフガイ ブラピのコンビ‥。
両キャラ完っ璧に描き切ってくれたことに
感謝しかない!と思えるほど。
序盤の“火炎放射”で、
ああこの映画めちゃくちゃ好きになるかも
と思って>>続きを読む
鮮烈な光を放つスターほど、
比例してその影も色濃く重苦しい。
人の魂を揺さぶる音楽を作る人というのは
少なからず命を削っているんだなあ、と。
エルトン・ジョンの音楽が
こんな風に作られ、
こんな生い>>続きを読む
主人公の新鋭俳優ロレンソ・フェロは
ティモシー・シャラメ以来の美少年発掘!
のような煽り文句を付けられていますが、
系統は全く違う美しさ、という感想。
冷酷な殺人鬼を演じるロレンソは
まさかの、幼児>>続きを読む
スタジオA24作品に、
主演がティモシー・シャラメとくると
スルーできる訳がない。
時代背景は90年代初旬なので
記憶もかなり鮮明で、その時代性が
色濃く反映され“ひと夏の刹那”が
思わぬ展開で走り>>続きを読む
中東のスラム街で暮らす12歳(くらい)の少年ゼイン。
両親の意図で実の妹が
強制的に結婚させられたことをきっかけに
家を飛び出し、
職を探しつつ自立しようとする。
出生届すら存在しない、
IDのな>>続きを読む
思えば2006年公開の
「リトル・ミス・サンシャイン」で
作品ごと魅了され、出演作を追い続けてきた
ポール・ダノにこんな形で出会える日が来るとは
思っていなかった。
ニーチェに心酔し、目標達成のその>>続きを読む
トランスジェンダーの主人公ララが、とか
バレエのシーンが、とか
画が‥、とかそんなものじゃない。
卓越した“美しさ”に圧倒されました。
早く本来の自分自身、
女の子になりたいと
生き急ぐララの感情>>続きを読む
まずこの作品、
キャスティングが良すぎ中の良すぎ。
前半はわりとスローテンポな
ロードムービー。
シスターズ兄弟の関係性や
性格・価値観の差異などを
丁寧に描くんですが、
その2人とあの2人が出会う>>続きを読む
「アベンジャーズ エンドゲーム 」後、
フェイズ4のラストがこの作品。
トレーラーを観るだけで
‥‥苦しい。本編ではない場所で
すでにメンター的存在を失ったスパイダーマン。
どういう展開につなげる>>続きを読む
序盤のチャールズとジーンの会話で
すでに涙腺がじわじわと‥。
そのメッセージ性が刺さり
過去作を思い巡らせ、そして
ついにX-MENサーガの終息を実感。
それほど思い入れに欠けていたとしても
やっ>>続きを読む
格闘家としての師範でもある
アクション俳優 岡田准一が主演。
海外から著名なアクションの指導者を招き
出来上がった映像がなんであれなんだろう‥。
演者の頑張りがカメラワークによって
もったいない仕上>>続きを読む
帰ってきたMIB、しかも
MCUで言うところの
マイティ・ソーとヴァルキリー!
これは観るしかないと前のめりで鑑賞。
‥‥あれ。
これって、いつ盛り上がったらいいんやろ。
いつ笑ったらいいんやろ。>>続きを読む
カンヌ映画祭では途中退席者が続出。
なのにラストはスタンディングオベーション
を引き起こした、と話題になった
3年ぶりのラース・フォン・トリアーの新作。
やっぱりこの人の描く
“シリアルキラー”と一>>続きを読む
一概に、地獄に堕ちた者の転生記とはいえ
こういうストーリテリングで表現するのか‥
しかもエンタメ性やコメディ要素、
自分亡き後に必ずや遺る、
遺してきた者への想い。
個々にキャラ立ちしたキャストの面>>続きを読む
ライムシティに溢れるポケモン勢に、
ああ‥ポケモンが本当に居る世界‥
こんなアミューズメントな場所に
足を踏み入れてみたいとワクワクしました。
ビジュアル的には
それぞれのポケモンの素材が
それぞれ>>続きを読む
バレエ界史上最高と言わしめた
伝説のバレエダンサー、
ルドルフ・ヌレエフの伝記に基づいた作品。
1938年にシベリア鉄道の中で生まれ
ダンサーとして育った彼が、
祖国であるソ連から旅立った先はパリ。>>続きを読む
ワンシチュエーションの会話劇であり
目には見えない群像劇。
the placeというカフェに1日中居座り、
目の前に現れる“相談者”の話を聞き
アドバイスし続ける。というお話。
あるカフェを舞台にし>>続きを読む
アルコール依存症、交通事故による
身体付随のため車椅子生活を余儀なくされ、
その後回復してきた手で、
風刺漫画を描き続けたジョン・キャラハン。
自暴自棄になりアルコール依存を
断ち切れず、自らを憐れ>>続きを読む
ゲイ矯正キャンプ、という
こんな無残な事実が今もなお存在する。
その事実が信じ難く、
憤りや怒りが抑えきれない。
ゲイ、だから矯正?施設にぶち込み、
カルト宗教のような洗脳方法で⁉︎
同性愛は罪で>>続きを読む
IWから1年間、思い出す度に辛かった。
MCU作品のユニバース化が決まり、
必須項目すべてコンプリートして待ち望んだ
1作目の「アベンジャーズ 」。
あの頃はただただお祭り騒ぎで
アトラクション性>>続きを読む
ブッシュ大統領政権下のアメリカって
9.11があり、イラク戦争が勃発し、
更にリーマンショックへ‥っていう時代で。
マイケル・ムーア監督の
ドキュメンタリー映画なんかも
観ていたから、すごく記憶に濃>>続きを読む
手を差し伸べる者、
差し伸べられた者同士が
足掻いても足掻いても解決できない
愛情を与えても与えられても、
満たされていようがいまいが、
解決できない。抜け出せない‥
ドラッグ依存問題の苦悩や実情>>続きを読む
女性がクレジットカードを発行できない時代。
日常に、そんなあからさまな女性差別が
存在した時代に、
男女平等裁判に挑んだ女性弁護士
ルース・ベイダー・ギンズバーグの
史実に基づくストーリー。
放題は>>続きを読む
90歳というルックス、
つまり老いぼれ感をマフィアに買われ
麻薬の運び屋になって大金を稼ぐ。
‥というプロットはインプットできていたけど
まさかその運び屋が‥
イーストウッド演じるアール・ストーンが>>続きを読む
長々と語る気にもなれないと思うので
開口いちばんに堂々と言います。
「ダンボかわいい‥」
「ダンボがかわいい!」
「ダンボがな〜
めんたまぐりぐりでな〜
キラッキラでな〜〜
>>続きを読む
ラブコメ嫌いで超現実主義。
そんな自分にもうんざりしている主人公が、
とある事故を経てまさかのラブコメの世界へ。
最近、実話ベースの作品を観ることが多かったせいか
映画というものに対して頭でっかちに>>続きを読む
いいのか‥その演出‥‥。
とひやひやするほど過激でしたが、
ひさびさのスパイク・リー作品に痺れた。
いやーー
バレたとき‼︎のことを想像したら
こんな自殺行為な案件が実際に存在したとか
凄まじいです>>続きを読む
とりあえず、本編のことを語る前に
オープニング3秒後にやられた‥。
泣くしかないやん‥あんなギミック。
ありがとう、ありがとうスタン・リー‼︎
ありがとうMCU!
ブリー・ラーソン演じる
キャプテン>>続きを読む
絵画、仮面、衣裳をはじめとした、
エドゥアールの芸術的センスに
とにかく惹かれっぱなし。
休戦が近いと噂される西部戦線で
主人公アルベールは戦友エドゥアールに
命を救われる。が、その代償は
エドゥア>>続きを読む
人々が敬い、慕い、想い、祈る対象の
“神”というものの存在は
クリスチャンに於いては同一人物である‥
そんな一筋縄なわけがあるはずないんですよね。
赦しとは何なんでしょう。
善行とは何なんでしょう>>続きを読む
トレーラーを観た時点で、
これ、好きな映画!と確信できたし
アカデミーでは作品賞含め三冠獲得の
大本命作品。
間違いではなかったし大好きな作品。
主人公トニーの、自由奔放さ、
チャーミングな粗暴さ>>続きを読む
ストックホルムの、とある緊急通報司令室
ワンシチュエーションのサスペンス。
通話音だけで事件の経緯を追い、
進展があるごとに状況をイメージして
蓄積していくので、静かな演出のなかでも
観客はすごく忙>>続きを読む