シリーズ3作目にして
ユニバース計画10周年に
いったん区切りをつけるのか‥。
世代交代の伏線なのか何なのか‥。
呆気にとられたまましばらく動けない、
といった感じのラストでした。
事件的で、確実に>>続きを読む
スピルバーグ監督が、
大人になったわたしたちに
また夢を与えてくれた!
もっと賞金稼ぎがメインの
バトル系作品かと思っていたけど
まったく違う。
想像の上の上の上を行ってしまっていて
観終えてしばら>>続きを読む
1作目をスクリーンで観たとき、
自分がイェーガーで世界を救ったという
爽快感に溢れ、今すぐもう一度
このアトラクション作品に
乗り込みたかった。
2作目にして監督が交代したけど
主役はジョン・ボイエ>>続きを読む
マーク・ウェブ監督は
やっぱり恋愛ものや家族愛を
丁寧に描くのが巧いなあ。
「ギフテッド」に比べると
ちょっとシニカルで
ウディ・アレン作品的な‥
と思いつつ観ていたら、
それともまた違う。
たぶん>>続きを読む
イギリスのEU離脱後のドイツが舞台。
極右組織NSU=ネオナチ夫婦の
無慈悲すぎるテロ事件により、あっけなく
最愛の息子と夫を失ったカティヤ。
そんな悲劇に始まり、裁判劇、復讐劇の
3部構成に渡る物>>続きを読む
死を目前にしたHIV感染者だからこその
生き急ぐ生命力が、
刹那でまばゆくて痛い。
直視できないほど輝きに満ち、
美しい。
もちろんハッピーエンドなんて
想像もしていなかったけど、
終盤の抗議行動>>続きを読む
まず、主演男優賞のゲイリー・オールドマン、
彼の姿を確認できるのは
ただただ1箇所、眼球だけ。
姿、表情、佇まいすべてを
ウィンストン・チャーチルに捧げた、
そのくらい凄まじい役作りでした。
第二>>続きを読む
諜報員同士の絡み合う心理戦、
ときたら、それだけで既視感ありありなんですが、
なんと言ってもジェニファー・ローレンス
の美しさよ。
PVのようでもあるし
スタイリングもかなりタイプ。
加えて堂々たる脱>>続きを読む
ピクサーが作り上げた、鮮やかで儚く美しい夢のような
“メキシコ”のビジュアル化に、ただそれだけで感涙。
マリーゴールドのオレンジ色がまばゆく煌びやかで、
ハイテンションなお祭りムードにワクワクした。>>続きを読む
終始何が起こるかわからない不穏さに加え
あの嫌気を含んだストリングス音。
何も起こっていないうちから本能的な恐怖を
推しはからずにいられない。
復讐劇かと思いきや、それすらも
観客が予測できる範疇>>続きを読む
幼少期に母親が男とダイナマイト心中した
実在の著名編集者・末井昭の半生。
とはいえ、そのエピソードが彼の人生に
大きく反映されるわけではないが
これ、完全に母親讃歌だなと。
でなければ母親役の>>続きを読む
あらすじを読む前、ポスターを見る限りは
主人公・マリーナは女性だと思っていた。
実際にトランスジェンダーである女優、
ダニエラ・ヴェガが堂々とトランスジェンダーを
演じきっており、その姿は女よりし>>続きを読む
ここ最近、実話の映画化を連投してきた
クリント・イーストウッド監督作品、
ここにきて、これほどまでに究極の
実写映画を作るとは思っていなかった。
何の予備知識も入れず観に行くと
ラストは驚愕でした>>続きを読む
プリミティブなワカンダ王国の民族衣装や原生林に
ハイテクガジェットを織り交ぜたあの世界観。
ケンドリック・ラマー監修の音楽にしてもまさにそれ!で、
王位継承シーンから圧巻のひとことでした。
登場人>>続きを読む
ミントブルーに浸された
完璧な純愛を見届けられて
心からよかった‥と思える美しいラブストーリー。
人間同士の純愛映画などいつ観たっけ?
というほどお目にかかれていないので
こういうのを欲していたん>>続きを読む
ソフィア・コッポラ作品にしては
起承転結がはっきりしていて、
キャラクターの輪郭もわかりやすく
それぞれへの感情移入もしやすい作品でした。
キルスティン・ダンストは、
そうか‥もう年齢的に世代交代>>続きを読む
厳格なベジタリアンとして育てられた
主人公ジュスティーヌの性の目覚めと
まさかのカニバリズムの融合。
序盤は美しい美しいジュスティーヌ姉妹の
姿かたちなんかに、とりあえず見惚れるしかないんですが>>続きを読む
一筋縄ではいかない兄弟・姉妹関係の
生々しい確執を、リアルにコミカルに、そしてちょっと
揚げ足を取ったような演出のバランスが見事。
キャスティング、キャラの立て方も最高に好きです。
個人的には>>続きを読む
どちらかというと嫌気に満ちた、
じわじわとした復讐劇、だと思って挑んだ。
そしたら、静かに速度を上げるストーリーのなかで
人物の相互関係がとても丁寧で敬意あるものだったと
いう展開に、真逆の裏切り>>続きを読む
もともと、ロングセラー絵本の映画化とか
そういうジャンル映画にほぼ食指が動かないのですが
とりあえずこの公開前に1を観たら、
「なんって良くできた映画なんだ」と
感涙するほど大好きになってしまった。>>続きを読む
たとえば、
輪廻転成だとかのストーリーテリングに
自己啓発要素を孕ませたような‥
そんな作品だと思っていた。
でも予想とは違うのものだったので
意外性はありましたが、
スリラー、ホラー、オカルト、>>続きを読む
突如として視界が5%になってなお、
5つ星のホテルマンを目指すという夢を貫いた
実在の人物、サリーの物語。
今SNSなんかで耳にするニュースといえば
あの業界もこの業界もブラック、
どんな一流企業>>続きを読む
大好きなマシュー・ヴォーンが
普段撮りたがらない続編を取るなんて、
よっぽどこの作品が気に入ってるんだなあと。
なんで日本は年内公開じゃなかったんだと
うずうずしていた。
すでにトレーラーで再会して>>続きを読む
もう何度観せられても上がる、
伝説的なオープニング。
‥自らオープニングになってしまいたい!
と思うくらい 笑。
あのワクワク感で劇場に生まれる
一体感みたいな磁場、改めて大好きです。拝。
“フォ>>続きを読む
自分の生きている世の中は
こんなにドロドロに淀んでいて、
だからこんな作品が生まれてしまったのか
とさえ思わされるくらい、感情のどん底に
突き落とされるような作品。
地方都市の闇である、人種差別、暴>>続きを読む
タイトルから想像する限り
奥手な男子へのナンパ指南、
かと思いきや全く違う内容でした。
わたしは、この作品を撮った
ジョン・キャメロン・ミッチェル監督の
「ショートバス」の価値観に
あまりにも頷けな>>続きを読む
タイトルの「ギフテッド」が持つ意味も、
プロット情報すら回避して、
大好きな「(500)日のサマー」の
マーク・ウェブ監督作品に クリス・エヴァンス
( キャップ! )主演 という理由で鑑賞。
まず>>続きを読む
冒頭、ワンダー・ウーマンの
肉弾戦シーンで目の保養をし、
ザ・フラッシュの伸びしろには期待。
あとは、、とくに思い入れもなく
感情移入も浅く、まあ、
そこそこ楽しませていただきました。
DCEUが>>続きを読む
タイトルのとおり、いつどこで誰がどうやって
人を陥れるのか緊張の糸が途絶えなかった。
日本の統治下に置かれていた1920年代の朝鮮で
まず何が起こっているのか、ストーリーを追うのにも
必死だったので>>続きを読む
トレーラー観て、このキャスティング、
そしてソダーバーグ監督作品のクライムコメディ!
観ないわけには行かないと思っていた作品。
極悪な人間は一人もいないのに
なーーんかツイてなくて
なーーんか冴えな>>続きを読む
ほとんど知識のなかった“ロビイスト”という、
活動の予測が全くできないロビイングを
フルスピードな会話劇で進行させる、
冷酷なゲームのような政治活動に
終始心拍数が上がったまま。
手汗止まらないし、>>続きを読む
ホラージャンル、わりと平気で
楽しめるほうなんですが
別の意味であんなに泣くとは思わなかった。
だって、我らが「グーニーズ」や
「スタンド・バイ・ミー」を彷彿とさせる
大好きな“あの頃の宝物”要素が>>続きを読む
いやあよく笑ったなーーというのが
開口いちばんの感想。
あとは「シヴィル・ウォー」で
ソーさんたちはどうなって‥と
頭をかすめた人々へのサービス全開でした。
ソーのシリーズのなかでも意外なほど
コ>>続きを読む
まず、ありとあらゆるシーンの空間デザインと
映像表現が圧倒的で惚れ惚れした。
すっとみていたかった。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が
(たぶん)大衆受けに意識を向けず
撮ってくれてよかった。
前作をお>>続きを読む
黒人迫害がテーマの
どんな切り口のホラーなのか
スリラーなのか、楽しみにしていた作品。
ネタバレ回避のため大げさに例えるなら‥
「ムカデ人間」や「私が、生きる肌」くらい
振り切った脚本でもあるので、>>続きを読む
予告を観た限り、 生きにくい人たちの
凄まじい生きにくさを 思いっきり
ぶつけられるんだろうなと。
そう思っていたけど、
ストーリーが進むにつれて暗雲立ち込め
サスペンス化していき、ああ、そうだった>>続きを読む