このレビューはネタバレを含みます
渋い…。そして、染みる。不器用だけど情に熱い。そんなおじいさんに私はなりたい。
最後の最後で初めてグラン・トリノが走るあのシーンがとても印象的だった。
内閣府情報調査室。この組織自体は実在するのか。やってることが事実かは分からないけど、映画のようなことが起きていたなら恐ろしい。真実は巨大な力の前では、無力でいとも簡単にかき消されてしまう。組織の一員に>>続きを読む
部分は良いところあるけど、全体として伝わるものがない…。
漫画を読もう。
天パとしては、必見の一作。
非常に複雑な立場に置かれたイチコさん。日本の法律は加害者を守るが被害者は守らないとよく言われるけど、被害者のみならず、加害者家族も被害者になりえて、マスコミに執拗に追いかけられプライバシーなど無くなっ>>続きを読む
終始落ち着かない、ザワザワする映画。次の瞬間に何をしでかすか分からない存在って危険だ。
もう主人公の人間性が理解できず、全く感情移入が出来なかった。カルリートスは羨ましいくらいにシンプルに生きていた。>>続きを読む
邦題通り、憎めない愛しきアウトローなおじいさんにほっこり。
こんな種類の人間もいるんだと、人間の多様性って無限大。
罪を犯してるのだけど、そこには確固とした哲学がある。まさにそれが天職なんだろう。
">>続きを読む
ミルク、筋トレ、植物の世話。凄腕の殺し屋の生活は思った以上に規則的でどこまでも質素。
そんな生活に彩りを与えるマチルダ。守りたいものができるということは、人生を変えてしまう。
舞台のニューヨークの色も>>続きを読む
「法律学校の初日に習わなかったか。正義なんてないんだって。」
法律は正義を保証するものではない。人間は弱いからこそ、ものごとを一般化して、自己中な正義を振りかざしてしまう。振りかざす「正義」が本当に「>>続きを読む
めっちゃいい。
終盤少し冗長な感もあったけど、終わり方よかった。
ブラック企業は、外から見たらおかしいことは明らかだけど、中にいたらそんなことも気づけないんだろう。
これは、映画館で見るべき映画だ。
味方も敵も強くなりすぎていて、とんでもないことになってるけど、ストームトルーパーは相変わらず弱すぎる。
あらゆるレガシーを使い尽くした演出で、ファンサービスが多めだが>>続きを読む
どんな状況でも諦めたらいけない。きっと良くなるんだから。
静かに、淡々と描かれる日常に、心情が見え隠れする。それは、僕たちの日々と同じだ。
『サマーフィーリング』と同じ香りを感じた映画。
ありのままの姿が受け入れられない、ありのままの姿で生きることができないことは本当に辛いことだろう。
ハンデを背負っていても懸命に努力する生き様に魅せられた。
社会的な弱者がいることを理解して、相手の立>>続きを読む
難しい。
こういう愛って、現実でありうるのかな。
2018年の映画だったとは。
勝手に昔の映画かと思って見て、現代的だなと感じていた。
音楽は時代を問わない。
ジョーの気持ちを考えると、胸が締め付けられる展開が続き見ていて苦しい。でも、最後の最後、親子3人で迎えるあのシーンに心が洗われた。家族ってなんだろう。
綺麗で迫力ある映像に圧巻された。王道ストーリーだけど、ところどころのアイデアがユニーク。
「わー、きれい、強い」→「えっ、えっ、そんなことある⁉︎」→「どういうこと笑笑」という感じで約3時間飽きずに楽>>続きを読む
死者を風葬し、白骨化した後に、その骨を洗い清める。
死者の弔い方は、その文化の死に対する考えが最も表出する行為だろう。お通夜をして、葬式(火葬)をするということが当たり前の文化で生きているけど、世界共>>続きを読む
ゴッホの生涯を知ることができる良作。28歳からの8年間しか画家として生きてないことは知らなかった。病に苦しみながらも懸命に生きたゴッホの信念は見習うものがある。
なによりも映画全体をゴッホの絵のタッチ>>続きを読む
クスッと笑ってしまうシーンが多く、ゆるい雰囲気が主だけど、認知症のお父さんとその家族の生活のリアルがしっかりと描かれている。泣かそうとする演技はあまりないのだけど、お父さんの振る舞いに涙腺が緩んだ。た>>続きを読む
こんな時代があったのか。第2時世界大戦終戦から10年。親の世代が戦争をしていた時代。情報統制による国家権力の大きな時代。
そのような時代で、時代に異を唱え、自分の信じることを貫き通す若者。本当に勇敢だ>>続きを読む
ディズニー映画、さすがのクオリティ。映像が綺麗で歌も良い。イスラムの国に行きたくなる。
エンディングも良し。
青春は、今振り返ればもっと上手く立ち回ることができたと思うけど、当時は目の前のことだけで、懸命に生きることだけで精一杯だった時代のこと。儚くてもどかしいその未完成な状態にはもう戻れない。二度と訪れない>>続きを読む
確かに、上に立つもののスピーチはとても重要で、それが王であれば言うまでもない。
吃音を治す鍵は、心の中にあったとは。
ウィンストン・チャーチルに繋がる終わり方に、見返したくなった。
劇中一度しか出てこ>>続きを読む
家族という何の疑いもない確固とした集合が、徐々にゆっくりと崩れていく。家族という集合の脆さと、それに気付きながらも集合をつなぎとめる、最後まで繋がり続ける大事な何かをこの映画は描いている。
一見、なんでこんなものを見せられているのか。と思うような題材。ドイツの辺境の巨大なスーパーマーケットで働き始めた青年の物語。でも不思議ととても引き込まれる。
舞台のほとんどは、窓のない倉庫のようなスー>>続きを読む
テンポの良い映画だけど、強弱が弱い⁉︎最後に流れた実際の映像にびっくりした。アメリカという国は日本からしたら本当に異様な歴史をたどってきている。アメリカの歴史を勉強せねば。
爽快アクション!
ニューラライザーの光届いてない人結構いそう…、と思ってしまった。
嘘をつくのが下手くそな自分からすると、ここまで嘘を重ねた先の展開というのは全く予想できず、楽しめた。
最後はどうなったんだろうという描ききらない終わり方も良い。
終始笑いがあった映画館での雰囲気も良か>>続きを読む
とうとうポケモンが実写化。思ったより無理がないストーリーで、最後まで謎が解けない感じは良かった。ミュウツーの位置付けと喋るピカチュウを出してきたところがよい。舞台のライムシティはロンドンとニューヨーク>>続きを読む
結局、自分のことしか変えられない。だから、自分が変わることで世界を変えることができる。
アドラーな映画。
エルトンジョンの人生を描いた映画。色々とフレディマーキュリーと似ていると感じた。決定的な違いは愛を知らずに育ったこと。
名曲は人間が生み出すんだなぁと素朴に思った。
病院でしか生きられないと言われた障害者が在宅で生きた実話。正直に生きることで、ステキな関係を築くことができる。生きてるだけで楽しいのだな。泣けた。
みんな演技が上手い。
池井戸ワールド全開の俳優陣。深く頷ける面白さ。日本社会を過剰に描いているようだけど、サラリーマン一人一人の人生の選択を見せられて、サラリーマンとはなんぞやということを考えさせられる。
誰も憎めない。
こりゃあ見応えのある作品だ。
強固で巧妙なストーリーとリアルで不気味で魅惑的な表現が作り出す確かな世界観。
軽快なテンポに着いていくのがやっとで、見終わってもう一回見たいと思った。
なんだか新しい映画>>続きを読む
何かを成し遂げるのはチームなんだなあ。音楽っていいなあ。
最初の40分で引き込まれる作品。