evenさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

リトル・ビッグ・フィールド(1994年製作の映画)

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12歳の野球好き少年が突然、大リーグチームのオーナー兼監督になる話。ビリーが監督になって初めて勝利を収める試合(本編46分くらいからのシーン)がめちゃくちゃ好きで、何回か巻き戻して観た。特に、ビリーに>>続きを読む

スクール・デイズ(2011年製作の映画)

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すごくいい映画だった。勉強だけじゃなく、人としての振る舞い方も教える教師って本当にすごいなとつくづく思う。自分にも、サイモン先生のように「世界一の先生」と思える先生がいたことを思い出した。勉強や学習は>>続きを読む

ジェクシー! スマホを変えただけなのに(2019年製作の映画)

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90分以内で観られる映画を探して観たから、期待してなかった分面白かった。スマホが友達で社交性のない主人公が、新しく買ったスマホの暴走で、気になる相手にアプローチしたり、職場の同僚と退社後スポーツをした>>続きを読む

理想の恋人.com(2005年製作の映画)

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『晩秋(原題: Dad)』と同じ脚本家だから期待して観たけど、特に印象が残るシーンがなく、観た後もあまり感じるものがなかった。でも、インターネットは発達したけど、スマホはまだ普及していないからPCでや>>続きを読む

P.S. アイラヴユー(2007年製作の映画)

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脳腫瘍で若くして亡くなった夫が残した10通の手紙を通して、自分の人生を見つめ直す話。亡くなる前に準備していた手紙の内容とその渡され方が愛に溢れていてすごくよかった。まるで少し遠くの場所で生きているみた>>続きを読む

ネイバーズ(2014年製作の映画)

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全員頭のネジ抜けたんかというくらいおバカな攻防戦。つい最近見たばかりのMeet The Parentsネタが出てきたから笑っちゃった。こういう映画は集中して見ないで、何かしながら流し見するくらいがちょ>>続きを読む

ダーティ・グランパ(2016年製作の映画)

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グランパ・ウォーズがよかったから、これも気になってリストに入れてたけど、誰かと見るなら、見る人を選んだ方がいい映画。脳みそ空っぽにして、何も考えずに、情報すら何も入れずに見れるから、疲れてる日にはちょ>>続きを読む

40歳の童貞男(2005年製作の映画)

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主人公アンディのおもちゃとゲームに囲まれたネバーランドな家がすごくよかった。週末何してたか聞かれたアンディが、「金曜の夜エッグサンドが食べたくなって、土曜に卵を1ダース買って全部茹でた。そのあと3時間>>続きを読む

マイケル(1996年製作の映画)

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話の展開や終わり方はあれだけど、図体デカい天使がたまに見せる天使のような微笑みや言動が面白かった。「いつも信じてたわ どこかで天使が見守っててくれる」と歌った時に、天使がタバコを持った手を挙げるのがな>>続きを読む

元大統領危機一発/プレジデント・クライシス(1996年製作の映画)

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めちゃくちゃおもしろかった。犬猿の仲の元大統領2人が追われるっていうだけでも笑えるのに、行く先々で出会う人たちとの交流や不仲な2人の珍道中が笑いをかき立てる。ちょっとした演出にツボるシーンが多くて、レ>>続きを読む

ミート・ザ・ペアレンツ3(2010年製作の映画)

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浮気疑惑をかけられた主人公と義父の戦いに笑っちゃうけど、3に関しては二人とも悪くないのに誤解が生まれるから少し可哀想。双子がすごく可愛い。フォッカー・サンドしたい。大切な友達の写真を持ち歩くケビンがす>>続きを読む

ミート・ザ・ペアレンツ2(2004年製作の映画)

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主人公グレッグと義父ジャックの関係が構築されつつある2の方が純粋に笑えるシーンが多かったな。ずっとほっぺを赤くしてる甥のL.J.が可愛すぎる。どうやって手話や汚い言葉などの演技を覚えさせたんだろう(笑>>続きを読む

ミート・ザ・ペアレンツ(2000年製作の映画)

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コメディにもいろいろあるけど、これは好きなタイプのコメディ映画。純粋に笑えるシーンもあるけど、なにやってもうまくいかない主人公がたまに不憫に思える。主人公がきょうだいの恋人と比較されるのもつらいし、自>>続きを読む

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

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リアルに3年に1回はこの映画観てる。音楽と映像の雰囲気が好き。これまではずっと、すれ違っても最終的に結ばれる二人を見ていいなと思っていたけど、今回は、ロージーの台詞にもあるように、“No matter>>続きを読む

スティング(1973年製作の映画)

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詐欺師たちが仲間(師匠)を殺したギャングに復讐する話。集中して見ないと話の面白さが半減する内容で、ぼーっと見てると前後の脈絡がなくなって、誰が誰でどんな役を演じるのか分からなくなり、巻き戻して観るみた>>続きを読む

君が描く光/ケチュンばあちゃん(2016年製作の映画)

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ラスト10分は映画の内容と現実世界でのあれこれを交差しながら、ずっと泣いてた。「必ず幸せになるんだよ」の言葉が愛情に溢れていてよかった。闇と光の話、空の海の話、一見綺麗事に聞こえるような会話も、ストー>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

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主人公レディ・バードのように、「ここじゃないどこか遠くの場所」に思いを馳せるけど、自分のことで手一杯で周りが見えなくなるみたいな映画。それこそ友人役を演じたビーニー・フェルドスタインが主演の『ビルド・>>続きを読む

雨に唄えば(1952年製作の映画)

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せっかく観るならと、雨の日に鑑賞。大学時代、外国人講師の授業で、雨が降ると毎回雨に関する曲や映像を見せてくれた(見せられてた)んだけど、そういえばその中にこの映画の名シーンもあったことを思い出した。雨>>続きを読む

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

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幼少期、なぜかこわくて最後まで観れなかったプチトラウマ映画のひとつ(他には『ハリーポッター』、『ホームアローン』)。当時は、子供たちが散々な目に遭うのに放ったらかしなウィリーがこわかったんだけど、大人>>続きを読む

めぐりあう時間たち(2002年製作の映画)

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1923年、1951年、2001年のそれぞれの時代を生きる3人の女性を交差させながら描いた作品で、死への身近さというか、終始死の匂いが漂うものだった。女性としての脆さや重なり続ける不安の苦悩が、愛があ>>続きを読む

晩秋(1989年製作の映画)

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離れて暮らす母親が倒れたという知らせを受けて実家に戻ると、会わない間に老け込んでいた父に衝撃を受け、両親とともに暮らすことを決めた息子ジョンの話。なんでも母に準備してもらっていた父が、母の入院を機に、>>続きを読む

アワ・ボディ(2018年製作の映画)

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概念的な映画で意図が汲み取れない部分もあったけど、静寂の中に確かに存在する核が強く描かれた映画だった。人間らしく生きることは、血を巡らせるために身体を動かすこと。完璧そうに見えてどこか寂しそうなヒョン>>続きを読む

さよなら。いつかわかること(2007年製作の映画)

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観たあとに優しさや恋しさ、寂しさがじんわり残る映画だった。イラクに出征した妻が亡くなったことを娘たちにどう伝えるべきか悩む父親の話。娘たちの前では明るく振る舞う父親が陰で咽び泣いているシーンはすごく辛>>続きを読む

マイ・ブルー・ヘブン(1990年製作の映画)

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気づいたら終わってたみたいなところあるけど、音楽と映像の鮮やかさがよかった。内容より小道具が光る映画だった。冒頭の曲とマリオの海のステージで流れてそうなメレンゲの曲が好き。球場で観戦してるときのスコア>>続きを読む

ラ・ブーム(1980年製作の映画)

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ほぼ『Reality』を聴くために観たけど、序盤の雰囲気が好きだった。造形の美しい人がたくさん出てくるし、ヴィックの部屋やブームの衣装選び、私服がすごく可愛い。内容はあっさりしてるから、みんな恋愛に夢>>続きを読む

コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)

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理想の両親がいる世界がどこかずっと不気味だった。ボタンの話題が出てからの魔女の行動が怖くて、明るい昼間のうちに観てよかったなと思っちゃった。やっぱり自分はホラー映画が向いてないけど、秋のspookyな>>続きを読む

オータム・イン・ニューヨーク(2000年製作の映画)

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自分の父親世代/娘世代に恋をするっていうのが全く理解できないし、好きと伝えておきながら浮気して「プレイボーイだから」と言い訳してるのが普通に気持ち悪いけど、映画の内容より映像としての綺麗さが勝って最後>>続きを読む

きみがくれた未来(2010年製作の映画)

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序盤のチャーリーとサムの日常が良すぎる… 野球を教えるシーンで、「お前ヘソクリはないだろ?何ならある?」「ルックス?」「俺だろ」の台詞から伝わる弟愛よ… この二人のやりとりをずっと見ていたかった。事故>>続きを読む

ピーウィーの大冒険(1985年製作の映画)

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世界観とカラフルな小道具が本当にいい。自動で朝食を作ってくれるピタゴラスイッチ的な装置とか、住民がいろんな自転車に乗ってる日常とかよく練られていておもしろい。動きやコミカルな感じがミスタービーンっぽい>>続きを読む

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

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終始心地良い映画だった。母親を亡くして頼れる人がいなくなったアディは大人の動きをよく見ていて小賢しいけど、ふとした瞬間の目が寂しそうで本当に憎めない。目利きがいいというか、先の先まで読んでいるアディが>>続きを読む

リトルプリンス 星の王子さまと私(2014年製作の映画)

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大人こそ忘れてたものをハッと思い出すようなシーンがあると思う。1日どころか人生の設計を立てられて、それ通りに過ごしていた主人公が、隣に住むおじいさんに聞いた不思議な話がきっかけで、星の王子さまに会いに>>続きを読む

愛なのに(2021年製作の映画)

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恋愛や結婚がよく分からない(興味がない)から、見てて笑っちゃうようなこじれた関係で途中からコメディかと思った。それでも結婚するんだ……

グリーンマイル(1999年製作の映画)

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かなり気持ちが沈むシーンが多くて、正しくて優しい人が救われる世界になってほしいと思いながらエンドロールを観た。双子の少女を殺害した罪で投獄された死刑囚ジョン・コーフィーは、看守の病気を治したり、死んだ>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

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パターソンに住む男の朝起きてから夜眠りにつくまでの日常を映した映画。彼の日常はルーティン化していて、一見変わり映えのない毎日のように感じられるけど、出会う人たちとの何気ない会話や出来事が、彼自身の創作>>続きを読む

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

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序盤の主人公の言動に抵抗を感じて、ひやっとするシーンがあった。呼吸法の件も、医師の許可なしで行っちゃうのってどうなのと思ったけど、命の責任は自分で持つという台詞はきっとこういうことだし、いろんな感情が>>続きを読む