evenさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

チャーリング・クロス街84番地(1986年製作の映画)

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文通という言葉に惹かれてなんとなく観たら、かなり好きな雰囲気の映画だった。ニューヨークに住む本好きの主人公とロンドンの古書店の店主をつなげた文通がとても心温まるものだった。機会を逃して互いに訪ねること>>続きを読む

ROOKIES -卒業-(2009年製作の映画)

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懐かしかった… 放送当時ぶりに観たけど、ボールが指に当たっても我慢する若菜と背中に当てて笑いながら走る桧山のことは覚えてた。安仁屋の鋭い目つきと眉毛が印象的。平塚役の桐谷健太、いいキャラだよな〜。漂う>>続きを読む

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

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愛の伝え方はひとつじゃないんだなとこの映画を観て改めて思った。言動で直接「愛してる」と伝えるのも愛だけど、「息子に証言台立たせるなら上訴しない」と言い切るのもまたひとつの愛の表し方だなぁ。子供に「どっ>>続きを読む

シドニー・ホワイトと7人のオタク(2007年製作の映画)

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こういうアメリカ映画好きだな〜〜。設定がめちゃくちゃおもしろい。馬鹿げてるけど本人たちは至って本気な入寮テストとか、ナード/アウトサイダー通しの噛み合ってなさそうなのに噛み合ってる会話とか、見てて笑っ>>続きを読む

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

5.0

最近観た邦画の中で一番良かった。良すぎて何から感想書いたらいいか分かんない。久ちゃんと竹ちゃん、子役2人の演技すごすぎないか。貯金箱を抱えて駅まで走るシーンからずっと泣いてた。何度「またね」と言っても>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

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毒にも薬にもならないけど、やっぱりこういう海外のラブコメは見ていて楽しい。「なんで30代の未婚の女が多いの?」に対して、「裸になると全身がウロコに覆われているからよ」と返したブリジットがわたしは好き。>>続きを読む

崖の上のポニョ(2008年製作の映画)

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上映当時、フジモトとか海の魚とかリサの荒い運転とか怖かった記憶があるんだけど、大人になって観たらただほっこりする映画だった。ポニョの半魚人のビジュアルはやっぱりちょっと怖いんだけど、大好きな宗介に会い>>続きを読む

君と100回目の恋(2017年製作の映画)

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主題歌聴いたことあったから気になって観たけど、単調で先の読めてしまう映画で、何も残らなかった。

マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

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3人の父親候補を自分の結婚式に招待したものの、勘違いが勘違いを生んでカオスに。それなのにラストはうまくまとまってるのがすごい。自分で進んで聞いたことはないのに、知ってる曲ばかりで楽しめたし、はちゃめち>>続きを読む

耳をすませば(1995年製作の映画)

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全体的に良すぎる…… 23年間一度も観てこなかったのを悔やむ。猫くんを追いかけたときの街並みがとても綺麗だった。聖司のお祖父さんの原石の話が印象的で、「はじめから完璧なんか期待してはいけない。」「自分>>続きを読む

となりのトトロ(1988年製作の映画)

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幼少期に何度か観たけど、当時のキャパでは理解できず勘違いしてた部分が浮き彫りになって、その気づきも含めてよかった。ジブリ映画ってなんか怖いイメージがずっとあって、まっくろくろすけがトラウマだったこと、>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

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死体を見に行きたいという好奇心だけで突っ走ってしまうあの感じがとても懐かしい。幼少期に観ていたらトラウマになりかねないようなシーンが多々見受けられて、精神的にくらう部分も多かった。家庭背景が原因で抱え>>続きを読む

時をかける少女(2006年製作の映画)

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最後に観たのは高校生の頃だから、久しぶりに観たら8割くらい覚えてなくて、ほぼ初見で楽しめた。真琴の明快な性格がすごく好き。夏を感じる映画のひとつだけど、茹だるような暑さではなく、日陰でサイダー飲んだと>>続きを読む

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

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この時期になるとテレビで何度も再放送されてるはずだけど、はじめて観た。小・中学生時代に一度でも観ていれば、夏の風物詩になっていたかもしれない。そう考えると少しさみしい。神木くんの声、爽やかだな〜。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

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歳を重ねることが前提の世界で、自分だけが若返る孤独感は計り知れない。ベンジャミンの一生を描いた映画だから、なかなかの長尺だけど、ベンジャミンが書いた日記を読み聞かせてもらうデイジーが答え合わせをするか>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

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誕生日を基点に別れから出会いまでを描いた話。タイトル通り、「ちょっと思い出しただけ」の話。なんか綺麗事っていうか、これがリアルって称賛されてるの悲しいな。こういう類の邦画はやっぱり何も感じることがなく>>続きを読む

PLAY 25年分のラストシーン(2018年製作の映画)

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観る前は面白いかもと期待してたけど、終盤になるにつれ台本感というか、創り物感がすごくて飽きちゃった。主人公の良さがぜんぜん分からないがために、ラストも感動とかなんもなかった。ホームビデオはホームビデオ>>続きを読む

プロヴァンスの休日(2014年製作の映画)

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南仏プロヴァンスのゆったりと過ぎる時の描写がとても良い。理想の夏休みすぎる。末っ子のテオがとにかく可愛い。おばあさんが「末っ子のテオ」と紹介したときに見せた笑顔と、ありがとうの手話が少し違ったおじいち>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

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過去のトラウマが原因で、対人同士の深い交流を避けてきた主人公ウィルが、精神分析医との会話を通して自己を見つめ直す話。「一番のスリルは、車を降りてお前んちの玄関に行く10秒間。ノックしてもお前は出て来な>>続きを読む

ニモーナ(2023年製作の映画)

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純粋に映像として面白かった。登場人物それぞれの背景や台詞が意味するものを考えると、改めて人に元気を与える映画だなと思う。ハッピーエンドだけど、ヒーローになったニモーナが国民から認められるっていうラスト>>続きを読む

博士の愛した数式(2005年製作の映画)

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中高生くらいの頃に見てれば素直に楽しめたと思う。久しぶりに数学用語を聞いたら、同じ問題をひたすら解き続ける数学の授業と数学の宿題を思い出して、ちょっと余計なノイズになっちゃった。少年ルートが素直すぎて>>続きを読む

トータル・リコール(2012年製作の映画)

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終始世界観に入り込めなくて、観てる時も観た後も何も残らないタイプの映画だった。

ペイチェック 消された記憶(2003年製作の映画)

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原作者フィリップ・K・ディックの『アジャストメント』が好きなんだけど、これも面白かった。19個の私物は一見ガラクタなんだけど、すべて必要なときに必要な場所で効果を発する最強のアイテムで、爽快感がすごか>>続きを読む

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

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普段なら絶対に混じり合わないような、体育会系、ガリ勉、お嬢様、不思議ちゃん、不良少年の5人が補講を課せられ、図書館で作文を書かせられる話。アメリカのスクールカーストってすごく露骨で、一度そこに属したら>>続きを読む

桜桃の味(1997年製作の映画)

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「あの世から見に来たいほど美しい世界なのに、あんたはあの世に行きたいのか」の言葉が忘れられない。すべてどうにでもなれと思う夜に窓から見える綺麗な満月、夕陽が落ちてオレンジ色に染まる水面、行き詰まって散>>続きを読む

劇場版 どうぶつの森(2006年製作の映画)

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当時劇場で観たときに、いつもDSから聞こえていた音が映画館で大音量で流れて感動したのを思い出した。主人公のあいが可愛くて、攻略本を見ながらあの顔、あの髪型で顔を登録したっけ。ブーケもサリーも可愛いね〜>>続きを読む

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

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静かで単調でありながらも、自分探しの旅をしながら出会う人たちとの会話や出来事が面白い。ブルーベリーパイを残しておいてくれるジェレミー、いいなあ。チーズケーキやアップルパイよりも、ブルーベリーパイが食べ>>続きを読む

わんぱくデニス(1993年製作の映画)

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疲れてたんかな、コメディなのに割と真顔で観てた。デニスのいたずら(あれはいたずらなんか?)がかなりハードで、お隣に住むおじいさんが不憫。なのに、当のデニスは意図的というより、無意識でやってるっぽく、お>>続きを読む

DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

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死後の世界が自分の想像力で出来ているっていう設定がよかった。黄泉の国に行ってからのラスト30分くらいが一番面白かった。何も考えず、鎌倉行きたいな〜〜

マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

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The Cureのタイトル通り、親友のためにエイズの治療薬を探す話。誰も悪くないからこそつらい。途中の見るからに甘そうなお菓子を食べまくるシーンを観て微笑んでたのが随分前のことように感じるほど、最後の>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

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ポップカルチャーに疎いわたしでも、気づいたらその世界観にのめり込んで観てた。近未来感はBTTFを初めて観たときに近い感覚で、ラストの戦闘シーンで兵が集まるシーンはLOTRを思い出した。「俺はガンダムで>>続きを読む

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

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青春の象徴のような佐々木だけど、ふとした一言が切ない。気が散ってあんまり集中して見れないタイプの映画だった。

くれなずめ(2021年製作の映画)

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観てよかったな〜。ずっとしょうもない感じなのに、赤フンで余興をやるシーンと最期の別れを書き換えるシーンはうるっときた。引きずっていいし、書き換えてもいい。ストーリー全体の要素を理解できたわけじゃないけ>>続きを読む

フィリップ、きみを愛してる!(2009年製作の映画)

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実話なのすごいよな… 詐欺はもちろんだめなんだけど、動悸が愛する人のためなのがすごい。愛する人を一目見たいという思いで、脱獄と詐欺を繰り返すのが、近くで見てたら呆れるんだけど、こうやって映画として見る>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

5.0

いい映画だった〜〜。好きに勝るものなしだけど、なによりミー坊のお魚好きとひたむきさが美しい。お魚が好きなのにどの仕事をしても「思ってたのとなんかちがう」になるの本当にわかる…… 形はなにであれ、ずっと>>続きを読む

ポテチ(2012年製作の映画)

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短編映画だけど、とても満足感のある映画だった。主人公を愛さずにはいられない。ユーモアな台詞や設定が、のちの伏線となっているのが見ていて面白かった。エンドロールをちゃんと観る人へのご褒美というか、偶然と>>続きを読む