マチェッティのバディパックさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

マチェッティのバディパック

マチェッティのバディパック

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.6

『宮崎駿作品集Blu-rayBOX』購入につき、リバイバル上映ぶり2年ぶり、もう何度目かの鑑賞。
テレビ放送で観てたときは難しい内容でそこまで好きではなかったが、リバイバルで初めて編集なしのフル尺で観
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版(2014年製作の映画)

3.5

シリーズ6作目。凄いことになってきた。
次の最終章で一旦完結するのか?

画的な衝撃は強かった。

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.8

草だけ食べて、若く肥えたのは美味しい。去勢されてれば尚の事…。実際の牛豚の育成方法と、ヴィーガンの生態を重ね合わせた面白い着眼点。

離婚の危機に瀕した中年夫婦というのもまた味わい深く、次第に関係が修
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.6

冒頭の期待感はあったし、グルメ通ぶった彼氏のキャラや結末も良かった。
後半は、料理長の動機も弱く、期待をもう一つ上回らなかった。

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.4

原作小説の前日譚であって、ティム・バートン版『チャーリーとチョコレート工場』とは繋がっていないということを事前に知れたのは幸いだった。

美形のティモシーを眺めてるだけで満たされるのに、きれいな歌声で
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.8

ティモシーウォンカのために久しぶりに視聴。
子供たちが被害を被るシーンばかりが頭に残っていたが、それ以外にもダークな演出があったり、それだけでなくウォンカの過去や、チャーリー家の温かさも描かれていて、
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.3

原作漫画が話題になっていたので、BLについてなんの興味もないが視聴。

鬱屈した日々から、共有できない話題をやっと話せるようになることで人生が開かれる。けれども劇的に変化するわけでもないのが現実的では
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.4

フランス革命でマリー・アントワネットの首が落ち、ナポレオンの躍進から衰退まで。
過度な脚色はせず、本当に歴史を順番になぞった印象。

砲弾の迫力と、いくつかの音楽は良かった。断頭のシーンも良い。

子宮に沈める(2013年製作の映画)

4.3

母親が帰らず衰弱していく娘たち。
辛すぎて早く映画終われと思いながら観ていた。観終わったあとは項垂れ、ずーんと沈む。

ほとんどのシーンが定点カメラの撮り方で、それでいて長めの尺。他人の家を覗き見てい
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理想郷(2022年製作の映画)

4.2

実際の事件がモデルとあって、とてもリアル。直接的な加害を描かなくとも言葉だけでも不快にさせられた。

この手の村こわ作品は、最初はいい人たちが徐々に…が多い気がするが、これは初っ端から苦しい展開。その
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.7

我らがネコ娘が出なさそうなので観る気はなかったが、あまりにも評判が良いので鑑賞。(ネコ娘ちょっと出てて嬉しい)

子供にはトラウマレベルのゴアシーンに捻りがあって監督の拘りが感じられた。

終盤はわり
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マガディーラ 勇者転生 <完全版>(2009年製作の映画)

4.5

「熱風!!南インド映画の世界」にて劇場鑑賞。

めちゃ良かった!
『RRR』のラージャマウリ監督なだけあって、(ダンスシーンも含めて)思わず笑っちゃう展開と演出、編集が最高w
2009年公開の映画で、
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ポッド・ジェネレーション(2023年製作の映画)

4.1

22世紀目前の近未来。AIが今よりもう少し生活に介入していて、人々の意識も「テクノロジー>自然」になりつつある。そして胎児を受精から出産までを管理する卵型の人工子宮「ポッド」が普及し始めている。
そん
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エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

3.2

予告がめちゃ怖そうだったので期待してたが、それほどでもなかった。鑑賞にあたって怖さしか求めてなかったので、物足りなかった。
キャサリン側の家族の描き込みが曖昧で、最後の結末もあまりしっくり来なかった。
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.1

特別なにか良いものはなかった。
格好良く自分語りするくせに、しばしばミスするのは笑えばいいの?

バレたくない人のとる行動ではないなと思った。

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.0

ぽっと出のキャラたちに思い入れもないので感情移入できない。薄っぺらいと感じてしまった。
1の方がまだ好き。

あの眼球の中の描写は良かったし、ジェームズ・ガンだなあと感じた。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.6

日本のハンニバル・レクター。

トリックの種明かしや場面の見せ方などで分かりにくさがあった。

(2023年製作の映画)

3.9

首、首、首。首がいーっぱい。

歴史自体に疎くどこまで史実か分からないし、時代劇も北野映画もほぼ通っていないが、色んなお決まりやルールを破りに破っている感じがする。
北野武にしか撮れない映画だと思った
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バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.6

MARVEL、DC問わずのアメコミパロディ満載で結構笑えた。
ストーリーは強引だが笑えたのでOK。

正欲(2023年製作の映画)

4.0

原作未読。
現代人の悩みや生きづらさを投影した物語で、流石(原作)朝井リョウだなあと感じる。世間に馴染めない当事者でなく、彼らを理解できない稲垣吾郎を主人公に置いたのが見事だと思う。
悩める人々をオム
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恐解釈 花咲か爺さん(2023年製作の映画)

4.7

凄く良かった!
アメリカの『悪魔のプーさん』?スイスの『マッド・ハイジ』?
日本にはこれがある。
また1つ日本産のB級スプラッタの傑作が生まれた気がする。

ほぼ全編容赦無い映像でしっかり怖い。本家花
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Shohei Ohtani - Beyond the Dream(2023年製作の映画)

3.6

※ドキュメンタリー映画としての評価であり、大谷選手の偉大さと素晴らしい成績とは関係ない。
満票MVP決定の日に公開とはこれ如何に。

幼少期から今年のWBC優勝まで、数多くの選択をしてきた彼の当時の考
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ニモーナ(2023年製作の映画)

3.1

ニモーナがふてぶてしい態度で可愛くない。
主人公を可愛く描かないアメリカさんもうええて。

不覚にもニモーナの境遇を明かす2箇所でウルっときて悔しい。
アニメーション良さが評価されているとのことだった
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.1

カマラ・カーンについて一切の説明無しで不親切。独占ドラマ『Ms.マーベル』を観たのがもう何ヶ月か前なので結構忘れていたし、Disney+非加入民は完全に置いてけぼりをくらったのではないだろうか。映画館>>続きを読む

シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.8

可哀想な私を見てと、その場しのぎの嘘をつきまくる虚言癖も相まって新しい胸糞感覚。
彼氏もなかなかの曲者で、互いに注目を奪おうとする風刺的なブラックユーモアが笑えた。

自作自演と本当の被害者とで大きな
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.4

面白い!初代、初代2、平成、ミレニアム、怪獣惑星、シンと観てきた中でシンについで2番。(3番は僅差で『vsデストロイア』)

『シン・ゴジラ』とはまた違った恐怖とドラマで、国としてではなく個人としてど
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スパイキッズ:アルマゲドン(2023年製作の映画)

2.8

子供向け。
もう『キングスマン』でやってる。
正直が1番というメッセージも刺さらなかった。

初代『スパイ・キッズ』は結構好きだが、それと比べても不気味さや怖さが無く、対象年齢が低めかも。スパイガジェ
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唄う六人の女(2023年製作の映画)

3.2

そういう話か。
予想とは違って良い裏切りではあったが、好みのジャンルではなかった。リアリティとオカルトの境界線が曖昧でどっちつかずの印象。

竹野内豊の演技が棒読みに聞こえてしまう。
六人のモチーフが
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章 真説・四谷怪談 お岩の呪い(2013年製作の映画)

3.4

オカルトを超えてファンタジーが強くなってきた。
今作は久保山智夏さんの熱演がすごい。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.6

想像していたより緩めのコメディ。そしてしっかりアクションのキャップ。

気だるく喋る会話が2人のキャラクターを表しているが、聞き取りづらかった。

早回しを使ったり、誤魔化しのカメラワークを用いないア
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.8

大金に執着した一族の企みと逃れられない呪縛。
アメリカにこんな歴史もあったんだ。

ロバート・デ・ニーロの演技が凄すぎた。

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.1

ラース・フォン・トリアー監督の思想全開の後半20分、ずっと意味がわからなかった。

それまではサイコキラーのイカれた行動とゴア描写に惹きつけられて面白かったのに。

ハッピーボイス・キラー(2014年製作の映画)

3.4

クスリで幻聴を聞くのではなく、薬を飲むのをやめて自ら幻聴を聞きに行く、という発想は面白い。
ゴア描写が極力抑えられていて見やすいが、刺激だったり飛び抜けたキャッチーさなど、印象的な画に欠けたので個人的
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ゴジラ FINAL WARS(2004年製作の映画)

2.5

ゴジラ生誕50周年記念作品。

こ、これはヒドイ。
深さやテーマも何もないとにかく過去怪獣を寄せ集めただけの、よくあるどっかの外国人ファンが自主制作した(にしては凄いけど)みたいな出来。
過去の怪獣大
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.7

フィンランドの『RRR』とも言われているど派手アクション。無双するムキムキおじいちゃん。無双というより、結構やられるのに立ち上がり続ける無敵感。

傷口のグロさ充分。生存方法のアイデアも斬新な切り口。
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(2023年製作の映画)

3.6

144分と長いので、前半は4人の紹介と障害者施設の実情を描き、どう結末に向かうのか見えない進行だが、後半にバチッバチッとハマっていく時に緊張感が高まる。
声が出ず心が見えない患者は生きてる価値があるの
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