tomさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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グレムリン2/新種誕生(1990年製作の映画)

2.5

ダメです.
バカバカしいです.
ドタバタすぎです.

批判するのは簡単すぎるので,逆に褒めてみましょう.

色々な作品のパロディが登場するので,かなり笑えます.一例としては「ランボー」です.
小ネタも
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グレムリン(1984年製作の映画)

3.5

モグワイ人形が欲しくてたまらなくなる一作ですね.

モグワイとグレムリンが人間の何かの暗喩なのかとモヤモヤしながら鑑賞しました.
答え合わせをしたところ,別に深い意味はないようです.

答え合わせには
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ダイ・ハード2(1990年製作の映画)

3.5

面白いのですが説明的でくどいと思いました.
1作目の方がいいですね.

対テロというアメリカの姿勢を色濃く描いているのは前作同様です.
また,報道被害が2つめのテーマにあたるのでしょうか.

対テロに
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

4.0

「戦争の次はテロだ!」「日系企業の台頭がすごい」
という一作ですが,少しヌケがありそうです.
しかし,そこまで含めてハリウッド的演出なのかなと思いました.

ヌケとはそもそもの設定にあります.
アメリ
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.5

実話ベースのハートフル映画.
デ・ニーロの名演.4.0の出来じゃないので4.5.

「命を与えて、また奪うのが親切なことかい」
このセリフが突き刺さる一作ですね.

「Awakening」という原題も
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.5

思わず再鑑賞したくなる素晴らしい一作です.
ハートフルでありながらゆっくり過ぎず,時折コメディを混ぜることで観客を飽きさせない作りが見事です.

身分やキャラが互いに異なる二人の主人公が,互いに影響さ
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.5

シリーズ最高作だと思いました.
短く書きます.

1. エピソード4の前日譚です.
2. デススターの開発者の娘が主人公です.
3. レイア姫に設計図が渡るところまでです.

後半にスピード感があり,
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プラトーン(1986年製作の映画)

3.5

生の戦争映画だと思いました.
監督に兵役経験があるため,軍隊内部の黒い部分の描写がとてもリアルです.
村と村の女性の蹂躙,大麻による軍隊汚染は予想通りとして,軍隊の内部分裂と殺人まで描いているのはこの
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.5

ディカプリオが見事な一作です.

これまでに何度かの映像化されていますが,そこまで高くない評価を受けている作品のようです.
言ってしまうと,映画の結末が幸せではなかったり,ハリウッド感が少ないことが理
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天国の口、終りの楽園。(2001年製作の映画)

3.5

ロードムービーです.
終盤まで性に奔放なだけな作品かと思いきや,最後がほろ苦い.
そんな印象を受けます.

どんな気持ちで旅に出たのかなと気持ちを想像し始めると,本作のタイトルどおりになるのかもしれま
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ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(2016年製作の映画)

4.0

恋愛映画はシリーズになりづらい中でも,本作はしっかりとハッピーエンドまで描いていて良いと思いました.

どこか垢抜けない主人公,どうしてもカタいコリン・ファース,そして少し柔らかめの三人目.
そのそれ
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ナインハーフ(1985年製作の映画)

3.5

映像について言えば,光の使い方が上手な一作です.
特に官能的なシーンが映えているという印象を受けますね.
端的に言うと,情熱に対して青い光を使うギャップが素晴らしいです.
この色の使い方からは「トップ
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ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

3.0

悪趣味.
レベルとしては「サウスパーク」か「メリーは首ったけ」程度の,つまり本当の中二レベルの下ネタ劇ですね.
まぁそういう作品だと期待して観賞しているので,期待通りともいえます.

劇中,ポットや注
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炎のランナー(1981年製作の映画)

3.5

人種と信仰をテーマにした良作だと思います.
変な書き方ですが,本作にもっと高い評価をつけられない自分をとても恥ずかしく思います.
信仰なのか権力なのかという争いの中から生まれる結論や,そこで芽生える譲
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フットルース(1984年製作の映画)

3.5

ジュブナイル映画として鑑賞するとよい一作だと思いました.

挿入歌とダンスが有名な作品ですよね.
しかし,まさに'80年代っぽさを象徴しているだけだという印象を強く受けました.
また,'70年代までの
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

3.5

ミュージカル映画なのですが,メッセージが評価されるべきだと思いました.
黒人差別に反対するという強烈なメッセージです.

体制に反対するという観点でいえばアメリカン・ニューシネマの作品群にも似た印象を
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.0

おしゃれなゆっくり系の恋愛映画ですね.

空気のよく読めるAIとの恋愛の話ですが,OSじゃなくてデーモンかアプリケーションで十分な気がしてしまいました.
犬のようにじゃれてくる時期がありつつ,猫のよう
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ガールズ&パンツァー 劇場版(2015年製作の映画)

3.0

事前知識なく観賞しました.

映画館で重低音を爆音で鳴らして上映してくれれば,大迫力間違いなしの戦車戦を演出できるだろうと思いました.
ただ事前知識がなかったため,ストーリーやキャラクターがまったく頭
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グラディエーター(2000年製作の映画)

4.5

スケールと完成度がすごい.
作風に近いキーワードを,誤解を恐れずにざっくり書くと次のとおり

・「ベン・ハー(1959)」の戦車戦
・「300」の兜と装備
・「マッドマックス」の動機
・「キル・ビル
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ツラい。苦しい。
開始直後にそう感じた。

小学生時代には「ごめんなさい」「ありがとう」しか言わず相手を責めないことが相手の逆上を誘っているのに、それに気づかず傷つき続けるさまは観ていてただツラい。
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この胸いっぱいの愛を(2005年製作の映画)

3.5

タイトルで検索すると,かの有名な「超映画批評」のページがヒットしますが,まさにそこの評価どおりです.

「映画にうるさくない女性たちに勧めたい」
「お涙頂戴のファンタジードラマ」
だがそれがちょっとい
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HiGH&LOW THE MOVIE(2016年製作の映画)

4.0

物量をよくまとめたなという一作です.
物量に頼ると往々にして品のない作品が出来上がるのですが,本作はそれよりも少し洗練された印象を受けました.

たとえば,100人超規模のケンカ,100台超の大型バイ
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.0

うーん.なんか違うと思います.
ボクの観たいアメコミ映画じゃなかった感じでしょうか.

チームを組むならMarvellの「アベンジャーズ」があるし,クレイジーな恋愛なら「シド&ナンシー」があるし.
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おばあちゃんの思い出(2000年製作の映画)

5.0

すべての人に観てほしい.
現時点で日本のアニメ史上,ボクの中では最高傑作です.
ベタなんですけどね.

君の名は。(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

同監督の中では異色の一作です.
具体的には,観客の笑いをとりにくる作品は本作が初めてです.

例えるならば,これまでの作品が「なよっとした主人公+パステルカラーの作風」だったのに対し,本作は「分かりや
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波の数だけ抱きしめて(1991年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

まだまともな方だと思いますが,公共の電波の私的な利用をしているシーンがあって駄目だと思います.

彼女が水着にきがえたら(1989年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

作りが雑です.脚本も主題歌の選曲も.

私をスキーに連れてって(1987年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

現代の価値観では受け入れることができない描写が多数登場します.

たとえば,近しい友人の恋愛の行く末に金銭を賭けますか?

ないですよね.