濃いお茶さんの映画レビュー・感想・評価

濃いお茶

濃いお茶

ミッドナイトクロス(1981年製作の映画)

3.5

中盤が眠くなってしまって居眠りしながらの鑑賞。今なら即座にインターネットで拡散去れてしまうような大統領候補暗殺ネタだが、40年以上前のこの当時はフィルムとアナログの世界。映像は週刊誌の特ダネ記事の写真>>続きを読む

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

4.0

舞台は1970年冬のボストン郊外にある全寮制の名門バートン校。それぞれの事情を抱える生徒アンガス・先生ハナム・料理長メアリーの3人を中心にして(アンガスとハナムの絡みが多いが)中盤以降は本格的に物語は>>続きを読む

ヒューマニスト・ヴァンパイア・シーキング・コンセンティング・スーサイダル・パーソン(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

日本の漫画でありそうな映画作品。思考を放棄したのか邦タイトルが長ったらしい英語そのままという珍しいパターン。その原タイトルも何の捻りもなくやっていることそのままという。
たまたまシネマート新宿のレイト
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ルックバック(2024年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

作画は良い。アニメーションとして活きている。点数のほとんどは作画の評価である。
元々読み切り短編というのもあるが、ストーリーの性急さは否めずかなり軽薄さを覚えてしまう。
小学生なのであのクオリティでも
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(ハル)(1996年製作の映画)

2.9

基本的に恋愛映画は好みでないこともあって映画館じゃないと最後まで観られなかったと思う(途中少し寝てしまったが)。
とはいえ、途中まで見るとラストシーンまでだいたいの話は読めてしまう。
1995年頃イン
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呪葬(2022年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

題材は良いと思うのだが、いかんせん登場人物の設定と脚本が弱く、ホラー要素もドーン・バーン系のジャンプスケア多用で単調に感じる。
結論から言うとヒトコワ系なので、ホラー部分を削って、もっと登場人物の関係
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キャロル・キング ホーム・アゲイン ライブ・イン・セントラルパーク(2023年製作の映画)

4.1

キャロル・キングのこと何も知らないで観たけどよかった。歌詞和訳付き。帰りは配信されている同じライブ音源を聞きながら帰った。

美しき仕事 4Kレストア版(1999年製作の映画)

3.0

序盤は少しウトウトしてしまってうつらうつらしながら。

訓練中の飛行機事故シーンくらいからはほぼ起きていたと思いますが、話自体はあまりわからず。日本では見られないアフリカの海岸の景色が見られるのが良い
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先生の白い嘘(2024年製作の映画)

-

繊細なテーマの性を大きな題材に扱っているにも関わらず、インティマシー・コーディネーターの役割・仕事・重要性を軽視した監督の作品で抗議せざるを得ない。制作スタッフ側には必ずプロデューサーがいるはずだが、>>続きを読む

かくしごと(2024年製作の映画)

2.9

原作は未読。
中盤以降はところどころ寝てしまった。
酷評するほどでは無いが映画としては平凡な領域に留まる。起きる出来事も想定の範囲内で特別驚くようなこともない。そりゃそうなるみたいな。
あと、最初から
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軽蔑 60周年4Kレストア版(1963年製作の映画)

-

途中、眠くなって寝てしまった。どのあたりが評価されているのだろうか。

ブンミおじさんの森(2010年製作の映画)

-

睡魔に勝てずうつろうつろで2割くらいしか観られなかった

アニマル ぼくたちと動物のこと(2021年製作の映画)

3.2

比較的細かいスパンで飛び飛びに二人があちこち取材した様子が映し出されるドキュメンタリー映画。基本的に片方の側からしか描かないので全体的にアンフェアではある。

私は恐らくこの二人の若人からは忌み嫌われ
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

3.5

原作未読だが、鑑賞後に漫画を読みたくなった。
映画アニメ化ではよくあることだが終わり方が異なるらしい。昨今はテレビドラマでの原作改変が話題になっているが、本作は大丈夫なのか無用な心配をしてしまう。
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関心領域(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジャミロクワイの「Virtual Insnity」のMVを撮影したジョナサン・グレイザー監督の話題作。

音響にこだわっている音の映画でもあるので、劇場で観るべき作品だろう。

ストーリー自体はさほど
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アリゲーター(1980年製作の映画)

3.4

『ジョーズ』以降のアニマルパニック映画としてオーソドックスによくまとまっている。
裏を返せば定番の話とも言えるのだが、アリゲーターがなぜ巨大化したのかということに対して話の筋を通しているので最後まで見
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地獄のデビル・トラック(1986年製作の映画)

2.9

スティーヴン・キングが監督した最初で最後の映画。本人は失敗と認めているくらいで凡庸な域に収まっているのは否めない。邦題はストレートでなかなか良いと思う。ネットでコメントしながら観るのにちょうど良さそう>>続きを読む

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

2.7

「Born To Be Wild」が有名な映画。
結末はあまりにも理不尽。
「ザ・シネマ」の松崎まこと氏のコラムがよくまとまっているので参考にすると良いかもしれない。
https://www.thec
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スティング(1973年製作の映画)

2.8

テーマ曲の「The Entertainer」が有名な作品。
詐欺師仲間のおじさんたちが沢山いて少し見分けがつきにくい。
約130分と長めなので内容からすると全体的に冗長に感じる。
手に汗握る展開とかで
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ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)

2.3

結論としてこの伝記映画観るなら色々と書かれている本読んだりドキュメント映像見たり、音楽はCD聴いたり本人のライブ映像を見たりした方がいいということになってしまうのだろうか。
実の家族が制作に関わってい
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ありふれた教室(2023年製作の映画)

3.3

色々と惜しい作品。ストーリー的にはじゃあどうすればよかったのか、どうすればよいのかというのが全く見えてこない。

ニンゲン合格(1999年製作の映画)

2.3

出演者とスタッフのギャラでかなりの予算が占められていそうな映画。役所広司の無駄遣い感が凄い。もはや別に役所広司でなくていい。流石に30分くらいで飽きてくる。観客から笑い声も出ていたが、自分は全く面白く>>続きを読む

大いなる幻影 Barren Illusion(1999年製作の映画)

2.2

退屈で半分くらい寝てしまった。
ほぼアート映画。
あと30分くらいは短くてよかった。
近未来の設定とか全く分からなかった。

ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

3.0

デヴィッド・リンチ監督は素直で特別捻っているわけでもない展開の映画も高い演出力・構成力を伴って魅せることができるというのが分かる一作。
変な人が沢山出てくる映画でもある。
性描写や暴力描写・ゴア表現も
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システム・クラッシャー/システム・クラッシャー 家に帰りたい(2019年製作の映画)

4.2

『WONDA』以降注目しており全て劇場で観ているクレプスキュールフィルムの配給作品。
ベニーは今後良くなって大人になった時にこの社会で生きていくことはできるのだろうか。
個人的には結末は衝動的な死だと
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アンダーグラウンド 4K デジタルリマスター版(1995年製作の映画)

3.4

映画の構成的として基本的に第3章の前フリなので体感時間としては結構長い。
エミール・クストリッツァ監督作品は『黒猫・白猫』しか観たことないのだが、この作品も同様に特色が出ている。
監督はパルム・ドール
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.8

ル・シネマ渋谷宮下にて鑑賞。全体的な撮り方と音楽の使い方と会話劇の巧妙さが光る。ストーリーはシンプルに抑え、キャラクターはデフォルメして分かりやすく特徴づけ、あえて物語には空白を作ることで観客の興味を>>続きを読む

ピクニック at ハンギング・ロック 4Kレストア版(1975年製作の映画)

-

結末だけ理解したが経緯や理由などはよく分からないまま。途中結構寝てしまった。音楽の使い方とかあまりうまくない印象を受けた。

これは余談だが、ずーっと前の客(60代くらいの男性客)がお菓子の包み紙か何
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