渡辺智子さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

とおいらいめい(2022年製作の映画)

3.9

見逃してた映画、隕石の衝突で世界が滅ぶ世界観、ドントルックアアップとか妖星ゴラス(古い)が有名か。大きな話を三姉妹とその周辺の話に落とし込んでる。非常に静かな作品でこういう映画にありがちな混乱する人々>>続きを読む

ルームメイト(2013年製作の映画)

3.2

似た名前のアメリカ映画があるのでリメイクかと思わせて・・・・。初めて見たかと思ったらあるシーンとラストシーンをみて前観たわと思い出しました。勘の良い人なら真相は途中で気付くかな😅。萩尾みのりさんが出て>>続きを読む

キネマの神様(2021年製作の映画)

3.2

当初は志村けんと菅田将暉のW主演で企画され撮影までされてたが・・・・・。沢田研二氏に交代、映画でも再三出てくるコロナに振り回された作品。今はギャンブル狂で酒に溺れる老人、嘗ては大船撮影所で働いていた。>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.6

見逃してた映画、両親をなくした姪を引き取ったエンジニアが制作中のAI人形のミーガンをテストをかねて与えるが・・・・。王道のSFスリラーで意外性はないけど結構楽しめました。姪っこはまだ小さいのに完全な依>>続きを読む

ナイル殺人事件(1978年製作の映画)

3.7

ケネス・プラナー版は観てるのでストーリーは把握済。デビット・ニーブンの役割の人が新作にはいなかったね。CGとか勿論この時代にはないので現地ロケでエジプト観光を大スクリーンで観たら満喫できるかも。昔はこ>>続きを読む

アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

3.8

まだやる宮﨑あおい優(笑)
行方不明になったアズミハルコの写真がアイコンみたいになり落書きムーブメントになって拡散される、よくある時制が前後する映画だけどミソジニ-社会への抗議みたいなものか。でもフェ
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

4.0

ワンカット、リアルタイム進行のサスペンス。こういう差別主義者の白人女性をアメリカだとカレンと呼ぶらしい。本当のカレンさんは大迷惑だよね。地域の小さなグループを結成してソフト&クワイエットに自分たちの思>>続きを読む

ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.8

原作者はギャグ系の人かと思ってましたよ。イジメを主題にした作品。前半のこれでもかと言うイジメの描写はきついかもしれない。後半の報復もなんの救いもないので後味は悪い。が何か引かれるのは出演者の熱演と演出>>続きを読む

1980(イチキューハチマル)(2003年製作の映画)

3.5

宮崎あおい優マラソン大会
こちらこそリィリィシュシュと花とアリスの間の作品、舞台は1980年の12月。ジョン・レノン殺害の翌日から始まります。YMO、テクノカット、ルービックキューブ、ウォークマン、イ
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.6

ラブドール職人の北村はモデルのバイトにやって来た園子に一目惚れ、やがて二人は結婚するがラブドール職人であることは隠していた。新作の制作に没頭していくうちに夫婦の間に溝が・・・・。キモいけど切ない話。あ>>続きを読む

ニライカナイからの手紙(2005年製作の映画)

3.9

宮﨑あおい優マラソン大会
蒼井優さん単独主演映画、沖縄竹富島を舞台にした少女の成長物語、え、某アニメや宮崎あおいさんの映画と同じモチーフやん、まぁ細かい事は抜きにして優さんの初々しい演技が良い。東京で
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おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

4.0

宮﨑あおい優マラソン大会
オラダバオメダ
地球の誕生から始まる壮大な物語😨
夫に先立たれて家に一人寂しく暮らすモモコさん病院や図書館に通う毎日、何か地球46億年の歴史を調べてるらしい、そこに可笑しな三
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ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

3.8

宮﨑あおい優マラソン
認知症に続いてうつ病の映画、コールセンタに勤める生真面目な夫ツレと漫画家の妻。リストラとかの厳しい環境のなかツレがうつ病を発症する。二人三脚で病と付き合って行こうとする夫婦の話。
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.9

宮崎あおい優マラソン
離婚して故郷の函館に帰ってきた男白岩、失業保険を多く貰うため職業訓練学校に通う毎日、決して大工になろうとは思ってない。同僚に誘われたキャバクラで以前会った鳥の物真似をするギャバ嬢
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長いお別れ(2019年製作の映画)

4.3

宮﨑あおい優マラソン。祖母も認知症の上なくなったので単なる娯楽映画としては観れないのではと危惧したけどそこはかとないユーモアもあり楽しくと言ったら語弊があるけど観れた。二人の娘の事情や悩みも描かれ単な>>続きを読む

バースデーカード(2016年製作の映画)

3.4

宮﨑あおい優マラソン
夭逝した母親(宮﨑あおい)子供が20才になるまで毎年誕生日に手紙💌を書くことにする、えっそれってヴァイオレットエバーガーデンじゃんて思ったけどこちらの方が早いのですが😅。本当は亡
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クワイエットルームにようこそ(2007年製作の映画)

3.8

宮﨑あおい優チャレンジ
睡眠薬とアルコールの過剰摂取で精神病院に強制入院させられた内田有紀、とりあえずクワイエットルームという部屋に拘束される。精神病院なだけにイロイロな患者さんがおり徐々に親しんでい
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.0

宮﨑あおい優シリーズ四本目多分w
行方不明の元カレに拘ってる女蒼井優、彼女が大好きなあべサダオ。悪口言いながらも阿部サダオに依存する蒼井優。そんな奇妙な同棲生活をおくる二人だが。蒼井優のクレーマー芝居
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舟を編む(2013年製作の映画)

3.7

宮﨑あおい優マラソン4作目辞書はことばの海を進む舟みたいなものだ、新規の辞書の編集に情熱を傾ける人達の映画
ことばは生き物なので新しい造語や違った意味になってるのも入れていこうという監修者の意見を入れ
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

4.0

宮﨑あおい優マラソン第二弾
短大卒業したものの就職出来ず実家からバイトする毎日だがバイト仲間からのシェアハウスの誘いに乗るが思わぬ事態により刑事告訴されてしまう。罰金刑で済んだものの家にもいずらく流浪
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博奕打ち いのち札(1971年製作の映画)

3.9

東映任侠映画の傑作の一つとされるけど何故かソフト化されていない。恋愛要素が全面に出てて、それこそ義理と人情(この場合恋愛)に苦しむ人達を描いた作品。珍しく渡瀬恒彦が出てるけど何故か出てくると実録風にな>>続きを読む

ソラニン(2010年製作の映画)

4.0

宮﨑あおい優マラソン第一弾
大学の軽音時代から恋人同士の井上芽衣子と種田は東京の片隅で一緒に暮らしている。音楽の道を諦めきれない種田は大学時代の仲間と練習をやっているのだが・・・・。いつまでも青春時代
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.0

海外の映画作家にも影響を与えたサスペンスアニメ、アイドルを卒業して女優に転向を目指すミマの周辺で謎の事件が起こる。アイドル時代の熱狂的なオタが犯人なのか。ミマ自身もやがて病んでいくが。時代を先取りした>>続きを読む

狂覗(2017年製作の映画)

3.6

ある事件をきっかけに解剖と称する手荷物検査を内緒で行う教師たち、プライバシーの侵害もいいとこだが教室の隠された闇が明らかになるが・・・・。戯曲が原作らしいので大部分は教室の中の会話劇になる。主人公の過>>続きを読む

雨に叫べば(2021年製作の映画)

3.6

映画の撮影現場を舞台にしたコメディ、1988年の東映東京撮影所で多分まだまだ少なかった女性新人監督の奮闘をえがく。まだまだパワハラ、セクハラが横行する撮影現場、女の癖にとか女はいらないとか聞いていて苦>>続きを読む

どですかでん(1970年製作の映画)

4.0

黒澤明監督の初めてのカラー作品、今までの作品とは毛色の違う映画でお客の入りは悪かったそうですが海外ではかなり評価されアカデミー外国映画部門にノミネートされた。話は貧民街に住む人々の日常を描いた作品だけ>>続きを読む

ミンナのウタ(2023年製作の映画)

3.4

不勉強ゆえにジェネレーション全く知りませんでしたが冒頭にちゃんと説明してくれましたので問題ありませんでした。呪いのビデオならぬ最近再評価されてるカセットテープをめぐるホラー映画。時々はっとする怖い描写>>続きを読む

マウス・オブ・マッドネス(1994年製作の映画)

3.6

行方不明になった人気ホラー作家(スティーブン・キングより売れている)を調査する保険調査員が悪夢のような世界に囚われていく。精神病院に収用された患者の幻影なのか小説の中の話なのか分からなくなる。クトゥル>>続きを読む

軍旗はためく下に(1972年製作の映画)

4.0

戦死した夫の遺族恩給の申請を拒否された妻が夫の真実を探る為に関係者の証言を集め始まるそこで分かったことは😱
追い詰められた日本軍の悲惨な末路だった、上官殺し、捕虜虐待、人肉食、無駄な特攻等々、そして本
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運が良けりゃ(1966年製作の映画)

3.6

山田洋次監督は男はつらいよの前にハナ肇主演のコメディを撮っているがその中の一本。江戸時代の貧乏長屋の一年を描く。主人公の熊には妹のせい(倍賞千恵子)がいてほぼ寅さんとさくらの原型のようだ。お話は落語を>>続きを読む

父と暮せば(2004年製作の映画)

4.1

素晴らしかった、こちらも井上ひさしの舞台劇の映画化でほぼ二人芝居。原爆で父や友人を亡くした負い目を持って生きている娘の宮沢りえは図書館に勤めてるが原爆の資料を集めている青年木下に引かれるのだが過去を引>>続きを読む

焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

4.0

1970年大阪万博が開かれた年、大阪伊丹空港の近くでで焼き肉屋を営む在日韓国人の一家の話。ドラゴンとか言うから空手の話かと思った🤣多分在日朝鮮人の住む地域でわらいあり涙ありの物語、四人姉弟の悲喜こもご>>続きを読む

仁義なき戦い 完結篇(1974年製作の映画)

3.9

シリーズ完結編、脚本家が変わってるのでちょっとテイストが変わる。笠原脚本にあった怨念みたいな物がなくなり抗争事件を後追いしていくだけみたいなものになってるけど、それでも力業で見せてくる。政治結社天政会>>続きを読む

ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.7

人生最大のイベントの一つ結婚式、それを成功させる為のウェディングプランナーの奮闘を描く。最大の敵時間押しを如何に凌ぐかがポイントでさてどうする?みたいな映画です、もっと大きなトラブルを期待したんですけ>>続きを読む

キングダム(2019年製作の映画)

3.5

まあまあ無難な歴史劇、俺達の戦いはこれからだエンドでした(打ち切りじゃないよ)。迫力の集団戦は劇場で観ないと意味がないなと痛感しました。大沢たかおがみんな持っていったが続編、続々編もそうなんでしょうね>>続きを読む

成れの果て(2021年製作の映画)

3.5

姉の結婚相手が許せない男だった。帰ってきた妹は・・・・。過去の事件は具体的には描かれないけど犯罪なのに男はのうのうと生きている上に姉と結婚しようとしている許せないと復讐の為帰ってきた、訳でもない😲。出>>続きを読む