いろいろな要素がギチギチに詰め込まれてる&時系列がちょいちょい巻きもどるのの繰り返しで話がとっ散らかったまま終わった印象、いくつもの話が少しずつ飛び飛びで進むから集中できないし、結局どの部分をいちばん>>続きを読む
お母さんがなっちゃんに秘密にした事のあたたかさにぐっと来た、なっちゃんの死をきっかけに3人それぞれの人生観をおもしろおかしく見つめるロードムービー。
人間の業の深さ、現代でもなにも変わっていないことを思い知らされる…。
このレビューはネタバレを含みます
推しが犯罪者になったとき、推してた自分も加担したんじゃないか、というセリフにハッとした。本当はやってないんじゃないか、あんなに優しくしてくれたじゃないか、と目を逸らしたい気持ちなんて人間誰しも覚えがあ>>続きを読む
たくさんの愛情のバトンが渡っていく真相がすべて見えたときボロボロ号泣してしまった。
こちらまでソレにたらし込まれていくような惹きつけられる感覚はすごかったものの、お嬢さんでとんでもない衝撃を受けたので、今回はマイルド路線か、そうか…と拍子抜け。ラブロマンスよりサスペンスを期待しすぎる>>続きを読む
モキュメンタリー形式で進む事により、文化を紹介する番組のようでそうではなかった、とわかる部分が曖昧でシームレスにどんどん狂っていくので、一気にドカンと怖いのではなく、とある一家の生活を眺めていたらいつ>>続きを読む
あらすじの通りほんとに壮絶。全部寄り集まってるからここまでの悲劇あるか?と物語的に考えてしまうけれど、ひとつひとつは存在するのに解決されない社会問題で、そのどれも本人のせいではないところがまたつらい。>>続きを読む
ラストのたたみかけが凄まじくて不思議な爽快感を残して去っていったものの、時間が経っていやいや結局なんだったんだよ!?って盛大にツッコミたくなる。
推し活ブームの昨今、より一層人間が偶像崇拝されやすく>>続きを読む
予告の映像でもっとコミカルかと思っていたけどヒューマンドラマで風刺映画寄り、当事者不在のまま白人の思いたいように設定されたストーリーが好ましいことが強調される、が、しかし実際今作に出てくるのは小説家、>>続きを読む
人の生死は選択によって左右されるべきではないと突きつけられる作品。
死への選択肢が公に存在するということはイコールで命の軽視や尊厳を損なうものであるとわかりやすい形で描かれており、どの年齢層でも共感>>続きを読む
見てる自分の息がどんどん上がっていって、詰まる。狂気のその先を見せつけられた。
難解さと不条理の怒涛の波に乗り切れたならきっと楽しい映画、わたしの脳みそは開始早々に思考を放棄してこういうもんかあ〜!わっっからん!!!わかる気がしてきた!!やっぱわからん!!を繰り返し、マラソンを走>>続きを読む
なんの前情報もなくこの作品を鑑賞できたことが喜ばしく、とても良質な時間を過ごせた、ネタバレなく是非。いやでも最後の最後で〜〜〜!!!!とだけは言ってもネタバレじゃないですよね!?とても良作でした!
原作を読了したときにしばらく余韻が残っていたので、あれを映像化とは…と一抹の不安がありましたが、今作はコミカルタッチに全振りしたことでおかしなチープさにならず、おもしろみが勝ち、原作の疾走感が失われず>>続きを読む
ティーンにすら満たないジュリアンがなるべく父親の機嫌を伺いながら、必死になって家族を守るすべを探して考えて会話しているときの悲しげで苦しげな表情に胸が苦しくなって、ずっと泣きそうになりながら祈るように>>続きを読む
オッドタクシー本編の主人公目線から、今作では周囲の人々の別視点で語られ、情報が補完されていき、より深く楽しめるようになるファン映画のようなかんじで、オッドタクシーを見てなかったらいきなりなんぞや?だし>>続きを読む
滑稽で愚かな社会風刺物、だけど人間ってずっとこんな感じなんだろうなあ、自分も含めて。
それがそれなことあるんだ…!?えーっ!!の衝撃、ツッコミどころ満載でチープだなあ…と冷静になってしまう瞬間があるのに、なぜだか飽きるでもつまらないでもない不思議な魅力があって最後まで観てしまった、言い>>続きを読む
映画を観ているはずなのにずっと暇だなあ…という気持ちになる貴重な体験をしましたね、こう、見知らぬ家族の変わらぬ日常ホームビデオを見てるみたいな退屈さ。
トンチキに振り切ってるでもなくてそっち方面でツ>>続きを読む
ひどい人生を送っている自分に対して、自分が悪いからこうなるんだ、しょうがないんだって壊れてしまう過程と、どんなに仲が良くても支えても手放された側のやり場のないやるせなさとで心がぐちゃぐちゃになる。>>続きを読む
かなりの原作リスペクトで制作されていて愛は感じたけど、カメ止めをそのままやってるので新鮮さはないかも…。
なぜ彼女がエスターになったのか、精神病院からの脱走、アートに隠された秘密や、前の家族が事故で…の真相など、パーソナルな部分に深く踏み込んだことで異常な彼女の人間らしさの部分を垣間見て、思わず一瞬応援し>>続きを読む
阿吽の呼吸で怒涛の嫌味合戦を繰り広げながらも、離婚した夫婦が再会し協力して、娘のスピード婚を止めるべく奮闘するコメディ。
ビリーが演じる親友の距離感が心地よかった、ブックスマートでケイトリンとのやり>>続きを読む
50年前ほど前の作品内で提起されたさまざまな問題点がいまやそれどころじゃないくらいもっと自助の世の中になってるのの皮肉さよ…。
お年寄りに優しくしましょう、そして若者のあなたの未来がこんな風でなくて>>続きを読む
シリーズ2作目の今作はデジタルネイティブのティーンの女の子だけあって、前作よりもよりハイスピードに情報の波が交錯していって、かなりのスリル!お掃除のおじさん、いい味だしてたな〜!
このレビューはネタバレを含みます
うっわ!!洗脳してるの…!?早く真相に辿り着いて!!と途中まではハラハラドキドキでほんとによかったのに、最終的には殺しとかなんなの、ここまで来たんだから最後まで実力行使はしないでいてよ…と萎えちゃうし>>続きを読む
ゲットアウト、アスの方向性を期待して観ると????、なんとも不可思議なSF作品、何かの象徴なのはわかるけれどちょっと自分には難解でしたねー!
ネタバレしない方がいいとの意見を見かけてたのでそれは確か>>続きを読む
歴代の登場人物が集合したお祭りのような映画でコビメッポの顔が見れてうれしかった!ちいちゃくなるベポとサニーが愛らしい。
ウタちゃん、ねえねえすごいでしょ!褒めて褒めて!ってねだる純粋な子どものままな>>続きを読む
心を通わせるものは大好きの共有!好きなものを好き、素敵なものを素敵と言い合える関係が美しい。
こういった年齢差の作品で危惧してしまうのは病気で倒れちゃうとか老人ホームに行ってしまうだとか、悲しみの別>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
怪しい宗教にハマった夫婦のこどもの立場の複雑さが繊細に描かれていた。未熟児で体調を崩しやすい次女が入口であったが故に、当人であるちひろは両親がおかしいことに気が付いても、滑稽なカッパのような両親を横目>>続きを読む
自殺が加速しすぎて公共の場での自殺が見つかると罰金を課される社会、それでも自殺を完遂したい人たちの御用達、スーサイドショップ。家族経営で不幸が祝われる店に新たに生まれたのはハッピーの化身のような末っ子>>続きを読む
宇宙人との武器取り引き、そりゃそうなるよね〜のオチ、自分たちだけに都合の良いビジネスなんて無いよね!
マリカーしてて投げられるとイラっとするアイツや、脱線しがちのレインボーロードなど遊んだことのあるタイトルの小ネタが出てくるたびにあるある〜!っと笑ってしまうような仕込みがたくさんで、しかもそのどれもが>>続きを読む
飲むな啜るな顔を浸すな!!!あーーー!!!!なーにを見せられたんだよこれは!!!結末を見てもいや、これ、どう…えっ??なんだった??どう消化すれば!?って大混乱していますね、なんだったんだよほんとうに>>続きを読む