『ブルーに生まれついて』。ジャズトランペッター・チェット・ベイカーの伝記映画。ジャズを追い求める元ヤク中の男と、彼を支える女優志望の女。白人と黒人。夢と現実。悲しく切ない結末。静謐な描き方のなかでイー>>続きを読む
実話に基づいた戦争映画なのだが、「沈没」「サメ」「裁判」とてんこ盛り。
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師弟関係、マーリン等のちょっと泣けちゃうポイントも多数。
前作に満ちていた、あの「反・スパイ映画」としての姿勢は感じられなかったのが残念か。
これも十分面白いのだが、原作はもっとこのリップシュタット教授チームの友情と知性に満ちた闘いを見ることができて楽しい。
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切なく、寂しく、静謐なフィルム・ノワールの文法で描かれる世界は心に沁みた……。間違いなく今年いちばんの傑作。
老いたデッガードとKが並びたつラストシーンで、子供の頃に観た、銀幕のなかのハン・ソロ、>>続きを読む
1〜4のオマージュもあり、前作「プロメテウス」より断然楽しめた。ラストシーンの壮麗なヴァーグナーのためにあるような映画。が、シリーズのお約束フラグを立てて律儀に死んでいく登場人物たち、そしてオチには「>>続きを読む