YMさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.5

これは良い! アメリカに今もなお続く開拓時代の禍根を考えさせつつも、やはりメインとなるのは「それでも由緒正しきアメリカ人の正義」の体現者たる主人公が牽引する正統派ハードボイルドな物語。公開したらまた観>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

いいじゃないですか、正統派冒険活劇で!エミリア・クラークがステキなファム・ファタール

ジャッキー ファーストレディ 最後の使命(2016年製作の映画)

4.0

この映画はすごい。ドキュメンタリーみたいなのを想像してたけど、独特な撮り方と時系列の構成でとても不思議な作品に。ヴィルヌーヴが好きな人に是非。

ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

5.0

9.11直後、愛国心に燃える陸軍特殊部隊の12人はアフガンの山岳地帯に潜入し、「私の部下に兵士はいない。いるのは戦士だけだ」という地元軍閥の将軍とともに、馬を駆ってタリバン掃討戦に挑む。この物語の熱さ>>続きを読む

女は二度決断する(2017年製作の映画)

5.0

これまでもドイツとトルコのあいだで揺れるアイデンティティを描いてきたアキンの最新作。ここで描かれているのは、戦後ドイツ(=欧米)的「正義」のぶつかり合い、つまりは「反ナチ」vs「推定無罪」、これである>>続きを読む

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

5.0

夢を諦めることになった元・バレリーナの美人が、ひょんなことから叔父=ロシア保安部の仕事に関わってしまい、ロシアのハニトラ専門スパイ養成学校で美女スパイに転身させられる話。
彼女は紛れもなく「ハニー・ト
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.1

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判事のコメントが印象的。ラストシーンもいい。ウォーターゲート事件は新聞記者がもっと活躍するんだと思うと……。

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.0

ノーラン監督の『ダンケルク』を政治家側から、という感じ。『ヒトラー最期の12日間』とも似た雰囲気があり、オマージュか? と思うシーンもチラホラ。同時代の対照的なのに共通項も多いふたりの政治家の伝記映画>>続きを読む

マンハント(2018年製作の映画)

4.7

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最初どうなることかと思ったが、すぐジョン・ウー監督作品となり、そのまま突っ走っていった。OPのヤクザシーンから、「ちょっと昔のカッコいい映画アクション」という趣。
恒例の鳩、『男たちの挽歌II」にも似
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グランド・マスター(2013年製作の映画)

4.8

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チャン・ツィイーの美しさといったら!

冒頭からトニー・レオンの雨のなかでの立ち回りや、雪降るなかでのツィイーの拳法など、「葉問」三部作とはまた違った、アクションシーンでの非常にアーティスティックで
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イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

4.6

三部作続けて鑑賞。ローグ・ワン』の印象が強かったドニー・イェンだが、なるほどかっこいい。
張天志との、詠春拳同士の戦い、何かで観たなとずっと思っていたけど、アレだ。『スター・ウォーズ Episode
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