Julesさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Jules

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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.0

映画としてどうかっていうより、映画を作ることへの愛が全面的に伝わってきて、そういう意味では楽しめたしほっこりした。

ただ、観る前に衝撃の展開って聞いてたから色々予想しちゃって、予想以上のことは起こら
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若者のすべて(1960年製作の映画)

3.4

兄弟愛に感動はしたけど、ロッコがシモーネに甘すぎるのではないかとも思った。時には突き放さないと成長しないし、なんでも許されると思ってどんどん悪い方向に行ってる感じがした。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.6

原作を読んだことがないから、純粋にストーリー展開が面白くて引き込まれた。何度も映画化されているだけある。

過去と現在で色合いを変えて交差させるのは最初は分かりにくいし賛否両論あると思うけど、私は交互
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.7

男の子たちと同い年くらいの時に観た以来の再鑑賞。

あの頃の記憶だとパイ食いのシーンとかロリポップを歌うシーンが印象的だったけど、今回はその時とは全く違う見方になってた。

忘れかけていた12歳の頃に
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何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

3.9

ベティ・デイヴィスの演技力に度肝を抜かれた。

絶妙な気味の悪さ、そしてただの酷い女で終わらず同情もさせるオチが秀悦。

とても良かったのに、音楽がメロドラマっぽかったのが残念。

トム・ジョーンズの華麗な冒険(1963年製作の映画)

2.7

これがアカデミー賞取ったのはびっくり。悪くはなかったけど。

性的描写とかがその時代にしては斬新だったから人気が出たのかな。

8 1/2(1963年製作の映画)

3.9

こういう監督の頭の中を覗いてるような映画好き。

ただ登場人物が多くて情報量も多いから中盤まではよくわからなかったのが正直な感想。終盤のクラウディアとの会話はフェリーニの苦悩を包み隠さず表している感じ
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赤ちゃん泥棒(1987年製作の映画)

3.4

ザ・ドタバタコメディって感じで、テンポ良くて見やすかった。コーエン兄弟の映画に出てくるおバカさんは皆なんか憎めないな。

私個人的にニコラス・ケイジはもう存在が笑える。

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

3.9

自分の子供ができる事から感じる色んな不安が、強烈な音とビジュアルと共に私にまで伝わってきた。

ずーっとグロテスクだし意味分からない悪夢みたいなシーンが続くけど、この時代に低予算でこれを体現化してここ
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ブギーナイツ(1997年製作の映画)

3.8

PTAお得意の群像劇。マグノリアっぽくて好みの世界観だったんだけどなかなか人に勧められるような内容の映画ではない笑
もうちょい短くできたんじゃないかとは思ったけど、飽きさせない話の進み方だった。
フィ
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ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!(1999年製作の映画)

4.0

いや胸糞悪すぎだろ!!(褒めてる)
こういうブラックコメディほんと好き。
テンポもめっちゃ良い。
このダサい邦題からは想像できないような人間臭くて情けなくて超笑える映画だった。
リース・ウィザースプー
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ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

3.9

あんなに初々しくて夢を語り合っていた一作目の2人の面影がないほど今作では不満をぶつけ合っていてなんだか現実的だったけど、根本的な性格は2人とも変わってないなと感じられる部分がいくつかあって、その3作に>>続きを読む

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.9

あまりに都合の良すぎる展開でも許せるほど夢があって心温まるストーリーだった。
後悔のない人生を送ろうって思わせてくれる作品。

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

3.0

音楽は想像通り素晴らしかった。アレサ・フランクリン、ジェームズ・ブラウン、レイ・チャールズっていう豪華な顔ぶれだし、歌のシーンは言うまでもなく良かったんだけど、、ストーリーが、、ナチスのデモ隊とか銃撃>>続きを読む

バリー・リンドン(1975年製作の映画)

3.9

とにかく画が異常に綺麗。一つ一つのシーンが絵画みたい。あまりに美しいから見入っちゃって時々ナレーション聞き逃すくらい。18世紀の世界観に近づけるために音楽、映像、衣装全てに相当凝ったと思う。

ただ時
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アマデウス ディレクターズ・カット(2002年製作の映画)

4.1

誰よりもモーツァルトの才能を分かっていて尊敬しているからこそ、誰よりも憎いと思ってしまうサリエリ。あれほど信仰心が強ければ、なぜ神はあんな下品で幼稚なモーツァルトに天性の才能を与えたんだって気狂うのは>>続きを読む

蜜の味(1961年製作の映画)

3.6

19歳の子が書いた脚本だからかもしれないけど、ゲイの友達とか白人と黒人の恋愛とか十代の妊娠とかが出てくるけどそこに偏見だったり説教臭さとかはなくて、ありのままに、子供目線で話が進んでいく感じがその時代>>続きを読む

ブラッド・シンプル(1984年製作の映画)

3.3

みんなそれぞれすごい勘違いしちゃってて、そのせいでどんどん取り返しがつかなくなっていくのがファーゴっぽい。サスペンスとしては少し地味かなとも思った。
でもこれがデビュー作なのはコーエン兄弟やっぱ凄いわ
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猿の惑星(1968年製作の映画)

3.4

まず設定が斬新で面白いし、人種とか宗教のテーマにも触れてていろんな楽しみ方ができる映画だと思う。
あの絶望的なラストはほんと見事だわ!

召使(1963年製作の映画)

4.1

じわじわと緊張感が高まっていく展開がたまらなく好き。鏡越しのカメラワーク、水滴の音、他にも比喩的な描写とかいろんな工夫がしてあって見入っちゃう。男2人の関係性だったり、どこまでが計画だったのかとか曖昧>>続きを読む

永遠のこどもたち(2007年製作の映画)

3.3

ホラーというよりダークファンタジー。
ホラーとして観ると少し物足りないと感じる所もあるけど、最後の伏線回収と、切ないけどどこか暖かみのある終わり方だけのためにも観る価値はあると思う。
最後なんとなく予
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マトリックス(1999年製作の映画)

3.7

仮想現実なんじゃないかとか考えるの好きだからそういう面でめっちゃ楽しめた。だから後半のアクションシーンよりも前半のが楽しめたかな。でもアクションも今見ても斬新な感じするから当時は衝撃だったんだろうな〜

つぐない(2007年製作の映画)

4.1

子供の頃についた嘘が取り返しのつかない事になって、償いたくても償いようがないという哀しいお話。
ブライオニーのやったことは残酷だけど、彼女は意識的に嘘をつこうと思ってついたというより、立て続けに起こっ
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

2.7

途中までは強盗たち自業自得じゃんってお爺さんサイドについてたのに…もうあのシーンが気持ち悪すぎたので最終的にイッヌ応援してた。
暗闇で逃げるシーンとかサスペンスフルで良かったんだけど、死んだと思ったら
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カインド・ハート(1949年製作の映画)

3.6

こんな礼儀正しくて紳士っぽいのにあっさり人殺しまくってるのがうけた。ジョークも集中してないと聞き逃すくらいさらっと言う感じがイギリスっぽい。オチもそう来たか!って感じで好きだった。

ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

3.8

こんなふざけた映画なかなかない笑笑
最高にぶっ飛んでてカオスで面白かった。

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.1

フランス人の女性との別れが意外とあっさり笑
ダリのライノセラス連発が一番笑った。

お早よう(1959年製作の映画)

3.9

ほのぼのとしてて特に大きなドラマがある訳でもないんだけど、兄弟がいちいち可愛いし、会話面白いし、この日常の感じが観てて安心感がある。 
便利すぎる世の中になる事への不安って当時も今みたいにあったんだな
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バートン・フィンク(1991年製作の映画)

3.9

予想以上にかなり好きな映画だった!!
前半の、何かやばいことが起こりそうな不穏な雰囲気を裏切らないラスト!
最後らへん何を意味してるかは考察読まなきゃよく分からないけど、それでも面白いと感じさせるのは
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イカとクジラ(2005年製作の映画)

3.7

夫婦の離婚が子供にどう影響するかを描いた重い内容なんだけど、結構コメディ要素が多くて見やすかった。特にブルーベルベットのあの気まずいシーンをお父さんと観るところとかはまさに最近自分にも起こった事だった>>続きを読む

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.7

“You know why this is my favorite tree? Because it tipped over, and it’s still growing.”

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

3.6

台詞が自分には詩的すぎて刺さらなかったけど、まず設定が可愛すぎるし、カメラワークが滑らかで本当に天使目線って感じ。ベルリンに行きたくなった。

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

2.4

いや流石に意味不明すぎでしょ笑
くだらないの好きだけどこれはあんま合わなかった。

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

なんとなく察していても、何が現実で何が妄想なのかが曖昧だから、オチまでは?が多い。2回目のがもっと楽しめそう。
ラスト切ないな〜自分が殺したという事実を受け止めた上で生きていくか、「死」を選ぶか。自分
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