Julesさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Jules

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こわれゆく女(1974年製作の映画)

4.8

たしかにメイベルの言動は予測不可能だけど、精神病院に入れたら彼女らしさみたいなものがかき消されてしまう。彼女には彼女なりの理屈があって、夫もそれを理解しようとしてたんだけど、最後は疲れ果ててしまったん>>続きを読む

秘密と嘘(1996年製作の映画)

4.3

みんなそれぞれが秘密や嘘を持っていて、それのせいでお互いを傷つけ合っている。でも全てを打ち明けた時、それだけ絆も深まって、お互いに対して優しくなれる。
全体的に切なさとユーモアが相まって、とても人間味
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めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

3.3

こういう王道ラブコメは安心して観てられて良いわ〜
携帯もSNSもない時代だったからこその設定だけど、今みたいに簡単に人と繋がれないとそれだけ会えた時の感動は大きいものだね。

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

3.5

時代背景の知識がなかったから内容は難しかったけど、田舎だからゆっくりゆっくりと時間が過ぎていく感じと、アナの子供ならではのものの見方が繊細に描かれててそれだけでも見応えあった。

はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.0

2人でイヤホンで音楽聴きながらクラブで踊っちゃうシーン素敵〜
最後ほっこりだけど無理矢理ハッピーエンドにした感ないのが良かった

ミッドナイトクロス(1981年製作の映画)

2.5

序盤が良くて期待した分、ラストでがっかり。伏線は回収されなかったし、2人の関係もそんな築かれてなかったから感動も特になかった。

ネットワーク(1976年製作の映画)

3.8

あまりに狂気じみてて笑える所もありながら、風刺なだけあって考えさせられるところもあった。今はインターネットでも情報を手に入れられるけど、当時はテレビが主流だったから影響力もそれだけ大きかったんだろうな>>続きを読む

スティング(1973年製作の映画)

3.2

最初とオチは良かったけどそれ以外はうーん。長く感じた。削れるシーンはいくつかあった気がする。
ポールニューマン色気ありすぎだろおい。

その土曜日、7時58分(2007年製作の映画)

2.6

フィリップ・シーモア・ホフマンとイーサン・ホークって俺得でしかないのに話がぶっ飛びすぎてたのが残念。もはやコメディ。

(1974年製作の映画)

4.1

こういう物語になってない詩的な映画をこんなにも楽しめたのは初めてかも。
監督の頭の中を覗いているみたい。本当に繊細な人なんだろうな。あの燃える家は一生心に残るだろうっていうレベルで美しかった。

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.8

映像も音楽も衣装も全てが息をのむほど美しくてそれだけでも引き込まれた。
アルマの魔女感と、呪いってワードが何回か出てきたのもあって、ある意味おとぎ話みたい。でもPTAがこれをロマンチックな映画だって言
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ジャッカルの日(1973年製作の映画)

3.4

淡々と話が進むけど、暗殺までの過程、捕まえるまでの過程が事細かく描写されてて面白い。
最後はすっきり〜

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

デヴィッドリンチの頭の中どうなってるんだ…!
マルホランドドライブと比べるとストーリー自体は理解しやすいんだけど、現実味があるからこそ主人公が悪の世界に引きずり込まれそうになった時の異様感かすごい。サ
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

3.2

良いシーンはいくつかあったけど、やっぱり西部劇は自分にはあまり合わなかった、、

アンダー・ザ・スキン 種の捕食(2013年製作の映画)

3.1

この謎の空気感、慣れるのに時間かかったけど慣れてからは割とクセになった。
でもなんだろう、終わった後のこのなんとも言えない気持ち。だいぶシュールで独特だった。
A24なのが納得だわ。笑

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

最初から最後まで胸糞悪すぎだったけど、ジェイクギレンホールのスクープを撮るには手段を選ばないサイコ役がハマりすぎて見入ってしまった。笑
ただ最初からサイコだったから予想を上回る展開は無かったし、エンデ
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ジュディット・ホテル(2018年製作の映画)

-

あ〜この画の感じ好きだな〜フィルムかな〜って思って気になって調べたらやっぱフィルムだった、色彩も音楽もかなり好み!フランス語って何言ってもお洒落に聞こえてしまうよね。

ファイブ・イージー・ピーセス(1970年製作の映画)

3.8

誰にも感情移入は出来ないし特に話が面白いってわけでもないんだけど、なんか好きだった。
普通映画で見せるような重要な場面をあえて見せずに、間のシーンを見せてる印象。だから主人公の人格の描写が際立つってい
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美味しい美女/グルメな歯医者(2017年製作の映画)

-

ウェス・アンダーソンとティム・バートンの世界観を融合させた感じでひたすらにキュート!ポップなグロにときめいた。
ウンパルンパ!!

間一髪(2018年製作の映画)

-

パパかわいいなぁ〜
Vライン免れてよかったね
邦題の「間一髪」がぴったり!

真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)

4.6

何も知らずに観始めて軽快な音楽にわくわくしてたらまさかこんな切ない映画だったとは、、最後胸が苦しくて観終わった後もじわじわ引きずっちゃう。ジョーの人柄の良さは目に表れてるし、ダスティンホフマンは怖いく>>続きを読む

フレンチ・コネクション(1971年製作の映画)

3.6

こういう尾行劇?ってあまり観ないけど、これはドキュメンタリー調で捜査の仕方が地道でリアルに感じたから、カーチェイスのシーンとかがより緊迫感があって面白かった。電車追っかけるシーンはほんと見事。ニューヨ>>続きを読む

15年後のラブソング(2018年製作の映画)

3.3

元ロックスターのくたびれたちょいダメおじさんイーサンホークとチューしたい人生でした。
普通に軽いラブコメとして楽しめたし、元彼の役が原作が同じ作者のハイフィデリティに出てきそうなオタクっぷりで面白かっ
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禁じられた遊び(1952年製作の映画)

3.7

ミシェルとポーレットの子供らしい無邪気さと純粋さがよく表れていただけにあんな目に遭わなければいけなかったのがほんと心苦しかった。
最後の「ミシェル!ミシェル!」からの「ママ!」が全てを物語っている、切
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ザ・マスター(2012年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

マグノリアを観てからポール・トーマス・アンダーソンの他の作品も気になって観賞。

マスターが本当にフレディのことを思って助けてるのか、ただカルトの一員にしたいだけなのかは最後まで曖昧だけど、「私のもと
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ライトハウス(2019年製作の映画)

4.0

訛り強いし古典的な言い回しが多くて半分くらいしか理解できなかったけど、世界観が素敵すぎた、、正方形のスクリーンから灯台の閉塞感が伝わるし、白黒だけど光と陰の使い方が強烈で全てのシーンが絵画のように美し>>続きを読む

アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

3.1

このご時世だから余計ゾッとした。
別エンディング版しかなかったからそっち観たら納得いかなくてユーチューブで普通の観たら絶対こっちのがいいじゃんって思ったけど、解説読んだら別の方もありだなと思った。
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ザ・プレイヤー(1992年製作の映画)

3.6

ハリウッドが舞台のメタコメディ。
最初サスペンスかと思いきや知らないうちにその要素が薄れてあれってなったけどそれを狙ったんだねきっと。ハッピーエンド映画のパロディだった。
有名な俳優が本人役でいっぱい
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マザー!(2017年製作の映画)

3.2

う、うーん、、なんか惜しい感じ。
途中までめっちゃ不穏な雰囲気出てたけど、最後の方とかクレイジーすぎて引いてた笑 ミッドサマーとかも言ってみりゃそうなんだけど、あれは現実でも同じようなことが起こりえる
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

4.1

こういうくだらないやつ好き笑
デュードのだらしなくてボケてるキャラ、観てて落ち着くわ〜
話ちょい混乱するけどそこじゃないんだよね、会話のしょうもなさと意味わかんないシュールさで成り立ってる。

市民ケーン(1941年製作の映画)

4.0

映画史上一番の傑作とも言われている作品。
今観ても話の構成だったりカメラアングルがユニークな感じがするから、当時の人にとってはかなり斬新だったと思う。
前半はストーリーよりも技術面に感心してたけど、後
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.5

核戦争のブラックコメディ。風刺なんだけど、似たようなことが現実で起こりえないとは言えないのがね。
ピーターセラーズ、一人三役演じてるって言われなければ全然わからなかった。
まぁ面白いっちゃ面白いけど今
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.0

改めて映画の良さを実感できる映画だな〜
古典的でノスタルジックで、音楽がすごく映画の雰囲気に合ってる。
最後はもう涙腺崩壊。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.0

道徳的に考えさせられる映画だった。
この非人道的な言動をする主人公を、非人道的な洗脳によって正すことが許されるのか。このレベルの人間でも自由意志を持つ権利があるのか。
映画が与えるメッセージに関しては
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