サイトーさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.2

一時話題になったが、新型コロナと重なる部分があり、興味深かった。
フラットな気持ちで見ると、リアルなのかもしれないが、面白味には欠けている。
地味に俳優陣が豪華。
2021|45

おとなの事情(2016年製作の映画)

3.5

親しい間柄でも全てを知る必要はなく、適度な距離感があるからこその関係性なのだと感じる。
でもラストを見ると、ゲームをやってよかったのか悪かったのか分からなくなる。
2021|44

ディア・ドクター(2009年製作の映画)

3.4

伊野の嘘で確かに町民は救われていたかもしれないが、命を扱う医師という立場を考えると怖い。
2つの時間軸で描く進行が作品に合ってて良かった。
鶴瓶がいい味出してる。
2021|43

ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

3.7

ダイヤの密輸を資金源とし、長引く内紛を描いた社会派映画。
ディアが洗脳され、少年兵になっていく姿には心が痛んだ。
ディカプリオもだが、家族を想うジャイモン・フンスーの好演が目立った。
2021|42

釣りバカ日誌5(1992年製作の映画)

3.2

釣りバか日誌というより、今回は親バカ日誌というくらい釣りより鯉太郎が中心だった。たまにはこのような回もあり。
2021|41

ファーザー(2020年製作の映画)

3.6

認知症を描いた作品は多く見てきたが、当事者目線で描いた作品は初めてで新鮮だった。
現実と幻想が入り交じった構成で、これが現実に起きてたら頭がおかしくなりそう。
アンソニー・ホプキンスはアカデミー賞受賞
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グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.3

生意気で好奇心旺盛だが、うぶで可愛げのある年代を上手く捉えていた。
下ネタ多めでアメリカンコメディらしい感じ。描き方が子供目線だから、小中学生が見たら尚面白いかも。
2021|39

ジャッジ 裁かれる判事(2014年製作の映画)

3.8

法廷映画というより家族模様を描いた人間ドラマでした。
意地を張ってた二人が心を通わせていく様が丁寧に描かれていて良かった。
弁護士のRDJがカッコよすぎる。
2021|38

釣りバカ日誌4(1991年製作の映画)

3.2

親戚の会社に入社するのも大変そう。
相変わらずの面白いやり取りに楽しめた。
鯉太郎を含めた浜ちゃん達を描いた次作が楽しみ。
2021|37

釣りバカ日誌3(1990年製作の映画)

3.2

夫婦のデリケートな部分にも言及する物語。
コメディで描くのは難しいところだが、いい塩梅にはなっていたかな。
TARAKOの声がまんまちびまる子ちゃん。
2021|36

ザ・ハッスル(2019年製作の映画)

3.4

詐欺師映画ならではの騙される気持ちよさはなかったが、コメディとして面白かった。
主演二人が良く、シンプルで見易い良作映画でした。
2021|35

ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

3.4

単純なアメリカンドリームではなく、家族愛や夢への葛藤をしっかりと描いた作品。
ザ・ロックが意外にも端役で表紙詐欺ではある。
プロレスに詳しくなくても面白かったが、実話ベースとのことなのでプロレスファン
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.2

ブッ飛んだシュールな世界観ながらも風刺がきいた作品でした。
不気味なタッチのアニメーションの芸術性が高く、ハマる人はハマると思う。
2021|33

笑の大学(2004年製作の映画)

3.2

戦時中、取調室での演劇作家と検閲官の攻防を描いた物語。
役所広司の演技が素晴らしく、彼で成り立っているような作品。舞台を映画化したことが分かるくらいの舞台色が残る映画でした。
2021|32

釣りバカ日誌2(1989年製作の映画)

3.2

前作の流れがなくなってたのは悲しかったが、相変わらずの名コンビで良かった。
浜ちゃんへの最大の懲罰が昇進ってのは笑える。
2021|31

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

3.7

性差別や貧困等の逆境を越えて、否定されながらもやりたいことを貫くビリーの姿勢を尊敬する。
厳しかった父が、ビリーを想い行動する姿にグッときた。
2021|30

彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

3.5

イギリスの主観的な映画ではあるが、当時の戦場映像に目をひかれた。
若者を戦争へ導き、勝利したにも関わらず、帰還兵へ冷遇する政府や市民の態度にやるせない気持ちになった。
2021|29

赤ちゃんのおでかけ(1994年製作の映画)

3.3

ジョン・ヒューズ脚本なだけあって、ほぼホーム・アローン。違いは故意か否かだけ。
ストーリーは子供向けな分かりやすいコメディで赤ちゃんの可愛さを差し引いても少し飽きる。
2021|28

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.5

実家に帰ったときの家族の距離感がリアルで他人の家を見ているよう。
樹木希林の自然体な演技に改めて凄さを感じた。
2021|27

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

3.5

他作品でも良くオマージュされるほど有名なジョン・ヒューズ監督の青春映画。
タイプの違う学生たちのスクールカーストを描いており、皆で円になって本音を語り合う所は名シーン。
80年代らしい最後だが、急展開
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レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

3.6

北朝鮮工作員が韓国の資本主義社会に影響されて変わっていく物語。
面白い設定だが、北朝鮮が怒りそうな構成の作品で韓国攻めてるなと感じた。
改めて酷い国だな、北朝鮮。
2021|25

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.7

「連続殺人鬼も誰かの隣人で家の中では何をやっているか分からない。」劇中の最初と最後の台詞だが同じ言葉でも重みが違う。
前半はStand by Me的な感じかと思ったが、後半から完全にホラー。
ラストが
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フランクおじさん(2020年製作の映画)

3.5

宗教的な考えがあったとはいえ、父親の仕打ちは酷すぎる。現代でもあまり変わらないんだろう。
良い映画ではあるが、このジャンルでは平均的なレベル。
2021|23

星の王子ニューヨークへ行く2(2021年製作の映画)

3.3

続編というよりも前作の同窓会映画という感じ。30年経っていながらも、前作と同じキャスト、同じキャラが見れたのは嬉しかった。
一瞬しか出なかったけど、ムトンボのカメオ出演はビビった。
2021|22

星の王子ニューヨークへ行く(1988年製作の映画)

3.4

人の良さが滲み出るエディの笑顔で幸せな気持ちになる。
エディとアーセニオが複数の役を演じてるから探すのも楽しい。
シンプルな物語ではあるが、心温まるコメディ。
2021|21

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.5

当たり前だが、皆それぞれの人生があり、色んな生き方の選択肢があることを知った。
実際の放浪者を本人役で登場させた、半ばドキュメンタリーのようだった。
景色がとにかく綺麗で感傷に浸れる映画。
2021|
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地獄の黙示録(1979年製作の映画)

3.5

暴力的で残虐なシーンでありながらも、音楽や撮影技法で美しく見えるのはスゴい。
前半引き込まれたが、後半の失速感は否めない。
サーフィンのために敵拠点を襲撃するなど、米軍が戦争を嘗めている印象で政府批判
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最高の人生のつくり方/最高の人生の描き方(2014年製作の映画)

3.4

老後は偏屈にならず、素直に周りとふれ合う生き方をしたいと強く感じた。
よくある展開ではあるが、良い話だった。
宣伝戦略なのかもしれないが、安易な邦題の付け方が残念。
2021|18

ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走(2016年製作の映画)

3.0

ブレーキが利かず、暴走する新車に振り回される物語。
可もなく不可もない物語だが、暴走するというだけである程度の作品に仕上がってるのは評価。ただ爺さんにとにかくイラつく。
2021|17

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.4

自分好みのどんでん返し系ではあったが、深みがなく、奇を衒うことしか考えてない気がした。
結末を見てもスッキリというより、「ふーん」という感じで物足りない。
多言語話せるの羨ましい。
2021|16

ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.1

ファンタジー色が強く、エディーマーフィ版と毛色が異なるのは構わないが、特色のない子供向けの王道ストーリーで大人には通用しない完成度だと感じた。
個人的にはエディーマーフィ版の方が圧倒的に好きだな。
2
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卒業(1967年製作の映画)

3.5

ラストシーンはあまりにも有名だが、その道中の物語が予想外に穢い。
大学卒業後の気分は分かるが、羽伸ばしすぎだし、その場の感情に任せすぎ。
ラストの二人の何とも言えない表情が秀逸。
2021|14

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.6

障害を持ちながら、父との繋がりを保とうと旅に出る勇気と行動力がスゴい。
理屈では分からない死と向き合う大変さを強く感じた。
家族の絆を感じる物語でした。
2021|13

ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

2.5

謎のミュージカルパートが邪魔でしかない。
賀来賢人が面白かったくらい。
時間潰しに見たけど、それにしても残念。
2021|12

銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

3.2

福田監督作品らしく、俳優陣が無駄に豪華。
役者ならではの洒落もあったりして、普通に楽しめた。
2021|11

愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.5

社会を動かしているのは道徳ではなく、法である。という教授の言葉が印象的。
道徳的に考えると、戦犯として裁かれる基準というのは実に難しい。ナチス党に投票したドイツ国民もある意味で戦犯であると言えるし…。
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