サイトーさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

サイトー

サイトー

映画(1650)
ドラマ(1)
アニメ(0)

ペコロスの母に会いに行く(2013年製作の映画)

3.4

認知症の暗い部分ではなく、明るくポジティブな部分を前面に出してユーモラスに描いており、温かい作品でした。
特に駐車場で息子の帰りを待つおばあちゃんは可愛らしかった。
2022|45

7番房の奇跡(2013年製作の映画)

3.8

父親は知的障害者施設ながら、皆を仲間にする人柄や娘への愛情を見てると、冤罪への遣る瀬無さが増す。
ちょっと無理な設定はあるが、親子愛にグッと来たし、イェスンの可愛さにやられるオジサン達が微笑ましかった
>>続きを読む

ルームロンダリング(2018年製作の映画)

3.3

ホラーになりそうな題材ながらコミカルに描いていて、ゆったり見ることができた。
手首切れてるパンクロッカーがいい感じ。
2022|43

コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.5

キリスト教の色が強くて、カトリックの人の方が強くハマると思う。
ただ、キアヌ・リーヴスもカッコイイし、世界観もカッコいいので楽しめた。
2022|42

劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕(ばくたん)(1999年製作の映画)

3.1

懐かしくて見てしまった。
子供向けだけあってシンプルな構成で分かりやすい。
ロケット団の立ち位置が良かった。
2022|41

カツベン!(2019年製作の映画)

3.3

日本独特の文化である活弁士にフォーカスしたのは興味深かった。
活弁の必要性について永瀬正敏と話しているシーンが印象的で、個人的に無声映画はチャップリンのものしか見たことないし、現代を生きていることもあ
>>続きを読む

バッド・マイロ!(2013年製作の映画)

3.1

発想は面白かったが、下品なネタも笑いに昇華できておらず、B級感が拭えていなかった。
85分の映画なので暇潰しには丁度いいかも。
2022|39

カクテル(1988年製作の映画)

3.4

バーテンダーを演じるトム・クルーズのカッコ良さを全面に出しており、軽いノリで見ることが出来る作品。
ラジー賞取ってる割には良かった。
2022|38

嘘喰い(2022年製作の映画)

3.2

漫画原作を思わせる大袈裟な演技がハマらなかった。カイジとかはそれでも良かったんだけど…。
面白くないわけではないが、配役とか魅せ方とか色々改善点も見受けられる作品。
出演者のファンが見に行く映画かな。
>>続きを読む

坂道のアポロン(2017年製作の映画)

3.4

青春と音楽の相性は抜群だが、ストーリーとしては平均的な出来栄え。
知念の演技力の低さが浮いてしまっているのが残念。
2022|36

恋人たちの予感(1989年製作の映画)

3.6

友達以上恋人未満な関係が長く続く二人の会話劇中心の物語。
本音で話せる間柄の男女って時点で最初から相性抜群だった気がする。
全盛期のメグ・ライアンは綺麗すぎ。
2022|35

東京原発(2002年製作の映画)

2.9

東日本大震災後だと見方が大分変わってくる物語だと思う。
題材としては興味を引くものではあると思うが、お粗末なストーリーからも、ただのプロパガンダ映画に感じる。
2022|34

ダーティハリー(1971年製作の映画)

3.5

アウトローな刑事と愉快犯の分かりやすい対比構造で、70,80年代らしい王道映画。
クリント・イーストウッドの刑事はハマり役で佇まいからカッコいい。
2022|33

ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

3.7

単純な復讐劇ではなく、悲劇に対して理由を求め、怒りをぶつける対象を探してしまう人間の脆さが描かれている優れた脚本でした。
偶然とは様々な因果関係のもとに起こり、それが運命というものなのかと考えさせられ
>>続きを読む

凪待ち(2019年製作の映画)

3.3

香取くんの演技はお世辞にも上手いとは言えないが、同情の余地もない見事なクズっぷりではあった。
ギャンブル依存症はやはり精神疾患なんだなと改めて感じる。
結末は途中で読めてしまったが、そこまで物語の根幹
>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

3.2

終始シュールな雰囲気。
緩い雰囲気と演奏シーンの本気の絵柄での緩急がスゴかった。
ハマる人にはハマるのかなって作品。
2022|30

釣りバカ日誌20 ファイナル(2009年製作の映画)

3.2

遂に釣りバカ日誌シリーズ制覇。
ストーリーとしては恒例のパターンで特筆することはないが、ラストのカーテンコールは長寿シリーズとして良い終わり方でした。
2022|29

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.6

33年振りの続編としては満足できる内容でした。
オリジナルキャストの使い方も前作へのオマージュも素晴らしかった。前作よりはコメディ色弱めだが、制作年代を考えるとバランス良かった。
ラストの粋な計らいは
>>続きを読む

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

3.8

米ソ冷戦時代のスパイ交換を描いた実話ベースの物語。
トム・ハンクスの演技力とスピルバーグ監督の演出が素晴らしく、当時の緊張感が伝わってきた。
巧みな交渉術やソ連側スパイとも友人のような関係性を作れるド
>>続きを読む

ゴーストバスターズ2(1989年製作の映画)

3.4

ストーリーラインは前作とほぼ同じ。
キャストはそのままに前作の続き感があって良かった。
娯楽映画って良いなと改めて思わせてくれるシリーズでした。最新作にも期待。
2022|26

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.4

CG技術が未発達な時代だからこそ、特撮の良さが出ていたと思う。
大きな捻りはないが、万人受けする王道ストーリーでヒットするのも納得。
BGMが流れてくるだけでワクワクする。
2022|25

つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.6

セリフなしのショートムービー。
歳を重ねて見たときに、過ぎていった人生を改めて見つめ直すキッカケになりそう。切ないけれど素敵な作品でした。
2022|24

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.4

建物や小物のデザインや画角等、映像にこだわりを感じる。
贅沢なほど豪華な俳優陣を起用しているが、あまり物語はハマらなかった。
芸術作品という感じの映画でした。
2022|23

岸辺の旅(2015年製作の映画)

3.2

ファンタジーのようでリアリティもあるように見える物語。
特に深津絵里の演技や雰囲気が良かった。
2022|22

タグ(2018年製作の映画)

3.5

30年近く毎年5月に鬼ごっこを行う人達のお話。
鬼ごっこが続いているからこそ大人になっても交流が続いており、羨ましくもある関係性だと感じた。
「人は老いたから遊びをやめるのではない。遊びをやめるから老
>>続きを読む

エクソシスト(1973年製作の映画)

3.4

少女が悪魔に憑依される、ホラー映画の金字塔。
科学と信仰の両極端からアプローチするのも興味深かった。
前半は間延び感があるが、終わり方含めて後半は面白かった。
古い映画のアナログ感が逆に良かった。
2
>>続きを読む

釣りバカ日誌19 ようこそ!鈴木建設御一行様(2008年製作の映画)

3.1

短時間ではあるが、佐藤浩市の登場で三國連太郎との親子共演が見所。
胃カメラやるときの気持ちはメチャクチャ共感した。
2022|19

恐竜が教えてくれたこと(2019年製作の映画)

3.6

子供目線ながら哲学的な部分もあり、人生観について考える機会になる作品。
自分もいつか振り返ることができるように思い出を作ろうと思える物語でした。
2022|18

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.2

福田監督による新解釈すぎる三國志。
コントみたいで映画にする価値を見出すことはできなかった。
福田組常連が多いが、これだけ豪華な俳優陣を使えば、もっといい作品が出来るだろうと感じた。
2022|17

激突!(1971年製作の映画)

3.7

因縁をつけられたタンクローリーに追い回されるという単純明快なストーリーなのだが、決してタンクローリーの運転手を見せないことで、無機質な不気味さや恐怖を演出しており、最後までハラハラして面白かった。
>>続きを読む

ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。(2016年製作の映画)

3.2

SNSを通じた国際結婚とはいえ、王道な純愛物語でした。
顔も仕草も含めて終始リンちゃんが可愛いので、それだけで見ていられる作品。
2022|15

エール!(2014年製作の映画)

3.6

基本的に仲が良くていい家族なのだが、娘が唯一の健聴者という立場から重要な役割を負っており、母親の娘への依存度が大きすぎて時折苛立ちを覚える。
ラストの入試のシーンは物語の締めとしてよかった。
リメイク
>>続きを読む

嘘八百 京町ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.1

前作同様に贋物をテーマに演技派俳優達が繰り広げる騙し劇。
捻りがあまりないので見やすい映画でした。
まさか続編が作られるとは思わなかった。
2022|13

キッド(1921年製作の映画)

3.8

大枠の感動物語の中に笑いが散りばめられていて、バランスいい秀作。
チャップリンはもちろん、子役の演技も素晴らしくて引き込まれる。
音声無しでここまで伝えられるのは改めて感激。
2022|12

釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束(2007年製作の映画)

3.1

スーさんが遂に会長に就任。
街を守るとか美化されているが、建設業界に属している側から見ると座り込みとか迷惑でしかない。完工日は変わらなくて苦労するのは現場なのに…とか思ってしまった。
2022|11

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.5

昔ながらのロードムービーという感じ。
話がトントン拍子で進みすぎてたり、少年の気持ちが精神不安定なのかってほど激しく変わるので、物語が淡白に感じた。
クリント・イーストウッドは90代なので歩き姿たけで
>>続きを読む