Nomさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

4.0

「悪魔の存在を否定する時、悪魔は喜ぶ」

ココ最近のホラーではかなりFavoriteかつ傑作。

ラッセル・クロウがエクソシストハマり役。
地獄の帝王に立ち向かう姿が頼もしい。
悪魔が怖いのですが、ち
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.6

倦怠期の夫婦がヴィーガンを殺して肉にした、大繁盛𓌉𓇋 ‎🥩

面白い設定で、ブラックジョークの連発が良かった。最後のオチもっと派手な方がいいと思いました。

アクアマン(2018年製作の映画)

3.9

海の世界と地上の世界の半血統の男が海の世界の混乱に立ち向かうストーリー。

ジェームズ・ワンらしいグワングワンの秀逸なカメラワークとクリーチャー。ニコール・キッドマンがお綺麗だこと…
ハラハラドキドキ
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ユンヒへ(2019年製作の映画)

3.9

韓国映画では珍しい切り口
岩井俊二作品『Love Letter』を彷彿させるような蒼白映像、文通表現、当事者以外の人々の交錯。

ラストカット良かったなぁ…
ジワジワと進んでいく作品ですが、その緩やか
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スイート・マイホーム(2023年製作の映画)

3.6

「魔法の家」と謳われた一軒家を購入した幸せそうな家族が負のスパイラルに巻き込まれていく。


突き抜けるスリラーではないが、上手く怖く作られていた。窪田正孝の鬼気迫る演技も素晴らしかったし、犯人役の人
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.1

トランスジェンダーが精神病と判別される時代に生き抜いたリリーの苦悩と向き合っていく妻の究極の愛。

ラストカットの美しさやいなや、自由の象徴のラストカットは必見🥲
自己を受け入れる事の難しさ、自己を承
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茶飲友達(2022年製作の映画)

3.9

新聞の三行広告に掲載されている「茶飲友達募集中」。これは年配の方々をターゲットとした売春。売春の怖い世界とは裏腹にここで働いている人々は生き生きとしていて老後の孤独を満たし、かつ他人の孤独を埋める役割>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.9

アダム・ドライバーとスカーレット・ヨハンソンの長回しカットを中心とした名演技を堪能🥲
離婚プロセスの苦悩を描いた作品。
ローラダーンも出演していてなかなかの大作。

こういった苦境に陥った時の男性と女
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.7

2も安定の面白さ。

ただもっとタイム⏱に拘って殺すキラーマシンになって欲しいなと思ってしまった。
イコライザー1には"最短で殺す"という独創性が強かったから好きだった。1は超えない印象は否めない

グラディエーター(2000年製作の映画)

4.0

最高の史劇。
皇帝を任されたのは血が繋がっている息子ではなく、平民将軍だった。そこから巻き起こる陰謀に翻弄されるマキシマス(ラッセル・クロウ)を描いた長編作品

将軍から奴隷から剣闘士。怒涛の展開とハ
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バービー(2023年製作の映画)

3.9

フェミニズム作品で説教臭い感じかと思ったら、いいバランスで最後は集結した。
男性と女性の存在意義ではなく、人間の存在意義に収束させた見事のラスト。

Billie Eilish/Matchbox tw
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.8

必要最低限最短時間で殺人🦾

ミニマムなアクションをデンゼルさんが…!!!
めちゃくちゃかっこいいし、ホームセンターのスプリンクラーの中での誕生ワシントンヤバし。
王道のかっこよさ。こういうのが1番痺
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.5

共依存の恐ろしさ、日本の底辺で生きている人を取り巻く社会構造を伝えたいのはわかるが、ムカつくばかりでカタルシスもない。

所々救済があるのにそれを無視し絶望の道へ進んでいく。盲目なぐらいの判断能力に絶
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天国からの奇跡(2016年製作の映画)

3.8

難病を患った少女が闘病していく過程を丁寧に映画いた作品。出会っていく人々に沢山の刺激と奇跡を享受していく姿に🥲

『天国は本当にある』に似たような作品で、キリスト教を信仰していなくても泣けるし大丈夫👌
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凶悪(2013年製作の映画)

3.9

神がかった凶悪演技。凶悪劇。
高齢者への社会的課題にメスを入れつつ、どこか救われない展開とパンチの効いたピエール瀧とリリーフランキーの演技がとにかく神がかってる。

本当に人を殺めている所を俯瞰で見て
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愚行録(2017年製作の映画)

3.7

非常に僕が好きなテーマ、プロットですが、、
歯車があいすぎる感じが逆にリアリティにかけ離れているのでたまに興ざめしてしまう部分があります。

ただミスリードもうまく、ミステリーエンタメ映画としては展開
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成れの果て(2021年製作の映画)

3.4

田舎という閉鎖的な空間で姉の婚約者が自分のレイプ犯という異端な状況とその周りの人間の内面の負の部分が浮き彫りになる最悪な作品

演技が素晴らしいです。体当たりでエモーショナルな演技をしていて没頭しまし
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ノベンバー(2017年製作の映画)

3.8

タル・ベーラ作品や最近だとロバート・エガース『ライトハウス』的な映し方、ラースフォントリアーやミヒャエルハネケ的な描き方が好きな人はドンピシャでしょう。

退廃的かつ不潔、ただモノクロで緩和しカットは
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プラトーン(1986年製作の映画)

3.8

倫理観から結束力まで破綻した戦闘チーム

あれだけ仲間割れが起きたチームで戦うなんて無理すぎる。
絶望的なシチュエーションの中で、人間の狂気が見えてくる過程が恐ろしい。

デフォーのあのシーンやっぱり
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食人族4Kリマスター無修正完全版(1980年製作の映画)

3.5

食人族モキュメンタリー形式、絶句の映像。 
昔視聴したが画像がかなり荒かった。
今回は綺麗で綺麗で仕方なかった()
4K無修正でなんちゅーものをリマスターしてくれてんの。ふざけるでない笑

今作まさか
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.0

問題は逆にチャンス💸
インドは10億人の国ではなく10億の頭脳を擁する国。

インドからアメリカへ成り上がるプロセスが丁寧に描かれていて、パリーとの恋愛関係も哀愁漂う。
スピーチの所必見です。幸せな涙
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私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

3.9

ラスト最高。

悲しいけど多幸感に包まれるクライマックス。
様々な感情でグチャグチャにされる。

乗り越えようと思っても乗り越えられないものに対しての向き合い方ほど難しいものは無い。

鉄板の純愛映画
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バーレスク(2010年製作の映画)

3.8

鑑賞と観劇🍿💃

良くも悪くも女性向けという感じはあるが、仕事をこよなく愛する熱量に感無量。

パワフルな音楽に華やかなアメリカンムービー。
サントラ完全に必聴系

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.8

12年間同じ役者が1つの家族、それを取り巻く人々を演じるという構成だけで素晴らしい。

子供の繊細さ、純粋さ。
子供は想像以上に色々な事を洞察していくし、良くも悪くも様々な経験が性格の形成の断片になる
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ビースト(2022年製作の映画)

3.8

イドリスエルバがライオンと戦う🦁🦒🦘🦣🐘🦛🦏🐅🐆🦓🐪🐃🐂🦬

なんかこの人だとしょぼく感じるかもしれませんが、ちゃんとライオンが強くて体がボロボロになってました。(当たり前)
スースクとかワイスピスパ
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17歳(2013年製作の映画)

3.6

売春を覚えた17歳の少女が老人を相手にした時に心臓発作で死亡。警察を介在し親にバレ…というフランスの官能映画。

17歳というセンセーショナルな時期の女性の心情をこれ程までに洗い出すのは面白い。
ただ
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

4.0

徹底的に人間の愚かさを痛感する作品

ナチス政権がユダヤ人を牛耳る中、収容所付近に引越しをしてきた、中佐の家族。
セックスエデュケーション主演のエイサ君が子役で務めている、ブルーノは収容所の中にいるあ
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.8

スコセッシの新作を見に行こうかと思ったので、とりあえず今作を鑑賞。3時間半あるギャングの伝記映画。

ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノのバカみたいな会話劇が最高。
ラスト1時間は2時間のふりが活か
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.8

鬱映画ではあるが、鬱映画という言葉だけで収束できない美しい作品。

市原隼人と蒼井優の少年少女時代を目撃出来ます。
繊細な時期の少年達の心情の変化、非行に走る成り行きも辛く苦しい。
「最近の若い子は怖
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.9

岩井俊二義務作品🧸💌
蒼白の銀世界×中山美穂=究極映像美⛄️

関係のない二人が1人の人物を基軸に物語が展開していく。
僕は若造ですが、小学生の頃はラブレターとか流行ってたなぁ…文通で交わすエモーショ
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.4

㊗️1000作品レビュー記念㊗️

過去作品もだけど、とにかくアクションの幅がえげつなかったです。
どうしたらこんなアクションを思いつくのか…
監督がスタントマン出身だからこそ、スタントマンの使い方が
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.3

働きすぎの日本人はこれを見て欲しいです。

ロボットがニコラス・ケイジを襲う。
台詞なしでフルボッコにしていく姿が笑う(笑)

B級感感じまくる作品。

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.0

気になってたけど、クイズー?って感じで重い腰があがらなかったやつ。
爽快感突き抜けるラストに唸った。

ダニーボイルってこんな作品も作れるのか、、、
というかクイズ映画だけでなく、ノワールやラブストー
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リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

3.6

自然に触れると心が洗われる。
「釣りに行こう」という2人の約束は、どんな事もどうでも良くなってしまうほどの共通の上質な趣味。

ノスタルジー感じる映像美、自然の広大さを感じる自然美、家族の純愛。

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エスケープ・ルーム(2019年製作の映画)

3.8

ワンシチュエーションかと思ったら、キューブみたいに空間が移動していくのが良かった。

ロケーションも色々とあって面白かったし、展開も王道感はマシマシだが、ハラハラしてすごくよかった。

ラストレター(2020年製作の映画)

3.8

過去と現在の描き方が上手い。

群像劇らしい展開なので、誰に1番感情移入してほしいのか少し分かりにくい。その良さもあるがフィナーレの盛り上がりに欠けた。
同じ俳優が過去と現在を演じるのもすごく良いし、
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