ユウユウさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ユウユウ

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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

エンドゲーム鑑賞後の衝撃から早数年、未見だったコチラを。MCUを全部見ているわけではないため、冒頭から?が浮かびつつも、初心者でも大枠のストーリーは終える安心設計で、それぞれのキャラクターの見せ場と共>>続きを読む

ザ・プロム(2020年製作の映画)

3.3

ミュージカルシーンと映像の綺麗さは良かったがストーリーに不自然な点が多く感じられ、イマイチハマらなかったのが残念。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.9

前作の記憶がだいぶ薄れた状態で挑んだので、冒頭からしばらくは若干ついていけていない部分があったものの、鑑賞中になんとか追いつく事ができた。映像美は圧倒的なのは間違いないが、間延び感は否めずあと30分短>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.7

原作ファン感涙の一作。そもそも名シーン、名セリフがあり過ぎて全ては盛り込めないのは承知の上、切り落とす部分は潔く削り井上氏が特に伝えたい場面を力強く描いていた点が個人的には良かった。回想シーンも交え、>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.9

前作から更にスケールがパワーアップし、とても熱量を感じる一作だった。オープニングやエンディング、回想シーン等々、チャドウィックボーズマンに捧げる作品というのがよく伝わった。アベンジャーズシリーズは未見>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.3

あらすじを読み聾唖者の話と知ってから勝手に重いストーリーを想像し中々手が伸びなかったが、実際は軽妙でいて温かい気持ちにさせてくれる最高の一本だった。押し付けがましくない感動を与えてくれるという意味では>>続きを読む

ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.8

前作が大味なアクションだとすると、細部のクオリティが少しずつ洗練された印象を受ける今作。トムクルーズはやっぱり短髪の方が良い。

RRR(2022年製作の映画)

4.3

何も考えずにただただ目に飛び込んでくる圧倒的な映像体験を楽しむ時間。登場人物のキャラクターが皆魅力的で、特に主演2人は際立っている。見せ場でわざとらしく少しフリーズするところも可笑しくて良い。鑑賞前は>>続きを読む

ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

4.0

名作とは知りつつ中々手が伸びなかったシリーズ。悲しい話ではあるが、予想以上にエンタメ、サスペンス要素も強い作品で、先が気になる展開に仕上げた脚本力が当時の大ヒットの大きな下支えとなった事がよく分かる。>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.9

これまでじっくり見たことがなかったけど池松壮亮ってこんな顔だったんだ。というのがこの作品の最初の印象。今は別々の道を歩む元カップルの出会いから別れまで、時系列を遡り見せていくストーリー。と書けば単純に>>続きを読む

リディームチーム:王座奪還への道(2022年製作の映画)

4.0

NBAファンとしては見逃せないアメリカ代表の舞台裏を描いたドキュメンタリー。一匹狼だが背中で引っ張るタイプのコービーや、明るく天性のリーダーっぷりを感じさせるレブロンなど、試合では分からない彼らの素顔>>続きを読む

激突!(1971年製作の映画)

3.6

スピルバーグの監督デビュー作。タンクローリーが追いかけてくる単純なストーリーをここまで引っ張り、飽きさせずに見せる手腕は当時25歳とは思えない凄さ。途中のダイニングでのシーン等やや冗長に感じられる点は>>続きを読む

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.7

題名から察するに、聴覚を失った主人公がもがきながらもドラマーとして歩んでいくといったストーリーを想像していたが、全くそんな感じではなかった。激しさは冒頭のライブシーンのみで、後は淡々と主人公・ルーベン>>続きを読む

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.6

1を未鑑賞の状態で観たため、ヴェノムと主人公が同居するルールや前回までの経緯が曖昧だったが、割とすぐに世界観に慣れることができた。勧善懲悪でありがちなストーリーではあるが、スピーディーな展開と凝った映>>続きを読む

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.3

前情報一切なしで見たら、ジャケットからは想像できない過酷なストーリーでギャップに驚いた。お気楽に観られる作品でない事は確か。タイトルは青春の切なさと危うさを描く、波のように揺れ動く人生的な意味なのか。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

冒頭のシチュエーションコメディの会話シーンから不気味さがじわじわ伝わり、ジョーダンピールの世界観に一気に引き込まれる。序盤はわりと凪だが、中盤以降徐々に嫌な展開に。過去2作よりだいぶスケールアップした>>続きを読む

トゥルー・クライム(1999年製作の映画)

3.7

90年代の映画なのにイーストウッドが既に割とおじいちゃんで、2020年代の今も活躍している事実に改めて驚かされる。本作は偏屈で破天荒な記者役がハマり役で、誰も有罪と信じて疑わない被告人の死刑直前で、彼>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

3.8

個人的にこれまで透明人間といえばインビジブルだったが、あちらが透明人間のわかりやすい空想を描いている一方、本作は復讐劇的な要素が強いホラーサスペンス的な一本だった。
ただでさえ存在を恐れている人物が透
>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.6

伊坂幸太郎原作で日本が舞台だが、かなり歪んだアクの強すぎる世界観は好みが分かれるところ。個人的には監督がかなり脚色を交えた東京を狙って描いているとは理解しつつも、サイバーパンク的な色味にどうしても違和>>続きを読む

ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.8

1と雰囲気がガラッと変わり、より大味な娯楽作になった印象。ひたすらドンパチやる展開に好みは分かれそうだが、個人的にはかなり楽しめた。最後のバイク追走からのタイマンバトルシーンは永遠に続くかと思われたが>>続きを読む

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.7

シリーズの後半を地上波で見た程度だった本作、原点の1作目を初観賞。派手なアクションはそこまでないが、冒頭の機内でミッションを告げられるシーンからテンポ良く話が進むので飽きずに見られる。様々なレビューに>>続きを読む

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.5

ピクサーの中では個人的にそこまでハマらず。世界観は斬新だが途中の冒険活劇的な展開になるあたりから、イマイチノれないままラストまで。

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.2

序盤から淡々と続く陰鬱とした雰囲気はなぜなのか。その背景にあるものを物語の中盤から明かされますが、主人公のあまりにも辛いバックボーンに驚き、観てるこっちも陰鬱な気持ちに。マンチェスターの澱んだ景色と主>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.8

以前より気になっていた今作が遂にアマプラに。淡々としながらも不気味な序盤のリゾートシーンから細やかな伏線が張られ、後半きれいに回収していく監督の手腕はさすが。ツッコミどころがないわけではないが、一応ス>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.4

個人的に前作はストーリー云々より、トムクルーズのカッコ良さ、曲、雰囲気、ロケーション等々、映画を構成するその他の要素が秀でている事で、好きな映画の1つだった。(何ならストーリーにおいては、若干テンポが>>続きを読む

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

3.8

若き日のラッセルクロウとガイピアースがカッコ良い。ラッセルクロウのスーツがダボダボで時代を感じる。一歩間違えれば危険な区域に足を踏み入れてしまうLAの治安の悪さがリアルで、警察官の汚職もLAならあるよ>>続きを読む

ウォーターワールド(1995年製作の映画)

3.4

USJのアトラクションのクオリティが高く、地味にずっと気になっていた作品。B級感満載で、雰囲気はマッドマックスの過去作そのもの。作り込まれたセットや派手な演出に、お金かかってるなーとしみじみ。

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.4

いつもはコスプレが多いジョニーデップが、余命を宣告された中年の大学教授を演じている今作。渋くて味のある役所がとても良かった。切なさMAXのストーリーではないところも、気軽に見られて良かった。本監督が手>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

4.2

複雑なストーリーについていけるかが不安でこれまで避けていたが、想像以上に面白かった。過去のトラウマに苛まれるディカプリオの役所も味わい深く、何度も見直したい余韻の残る作品となった。

孤狼の血(2018年製作の映画)

3.4

うだるような暑さの広島の夏が舞台で情感たっぷりな映像とアングラなヤクザ抗争が詰め込まれた一本。グロ要素もそこそこあり、暴力的なシーンをこれでもかと盛り込んでいる部分に若干のドヤ感を感じたため、個人的に>>続きを読む

ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

3.5

デニーロの粗雑でワイルドな魅力が味わえる。映像的な派手さはなく、話としてはシンプルなものの最後まで飽きずに見られます。肩の力を入れずに、かといって緩すぎないさじ加減が絶妙な一本。ロードムービー的な要素>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.7

序盤からシリアスな雰囲気で遊びはほぼなく一気にラストまで。グリンデルバルドはジョニデ代役のミケルセンに変わっているため、事前に把握していないと混乱します。シリーズを重ねる毎に話が入り組んでくるので、1>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.2

冒頭のJETSのダンスシーンからラストまで飽きることなく楽しむことができ、スピルバーグ監督の物語に引き込んでいく力の凄さを改めて感じた。マリア役の歌声も凛とした力強さがあって良かった。ストーリーは予想>>続きを読む

コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.7

最初の5分程はエクソシストの新作かと思わせるような流れだったが、実際はホラー・アクション・サスペンス的な要素がバランス良く散りばめられていて、正統派ゴシックホラーとは全く異なる内容だった。

全盛期の
>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.9

スパイダーマン新三部作のラストを飾る本編。ラストに相応しい映像体験と過去作も含めスパイダーマンファンは歓喜するであろう展開で楽しませてくれる。ストーリー自体はややツッコミどころが多い印象で、そうはなら>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.9

ネトフリならではのスマートな映像体験と、真面目なフリをして登場人物みんなアホなところが好き。ディカプリオが年々おっさん化していき、全然カッコ良くないところも良い。ラストの食卓を囲むシーンが哀愁が漂って>>続きを読む